Biography

海老原みほ(えびはらみほ)

[PHOTO] Portrait

鎌倉市出身。6歳よりピアノを始め、高橋英子、渡邉康雄各氏に師事する。

1987年渡英、英国王立音楽院に入学。
ピアノをフランク・ウイボウ,伴奏法をジェフリー・プラットリー、ハープシコードをヴァージニア・ブラック各氏のもとで学ぶ。在学中アルバネーシ賞を受賞する等、数々のコンペティションで上位入賞し、1991年優秀な成績で卒業。

1994年アメリカ、ニューヨーク(ジェフアーソン前大統領の生誕地)でのアメリカ・ランドマーク・フェスティバルに参加。1995年イタリアで行われた“イブラ国際ピアノコンクール”で3位入賞を果たす。

リサイタルを定期的におこなっており、1998年レイトン・ハウスを(イギリス、ロンドン)をはじめ、2001年5月に信州国際音楽村ホールこだま(長野)、2002年5月フレンズ・オブ・ヘレフォード・カテドラルの70周年記念コンサート(イギリス、ヘレフォード),2003年3月にはアメリカ・ランドマーク・フェスティバル30周年記念コンサート等、国際的に活動。日本では2004年に東京文化会館、2009年にJTアートホール・アフィニス、2011年トッパンホールでリサイタルをおこなっている。

ソロ活動の他、室内楽においても杉谷隆興氏(セント・ルイス交響楽団コンサートマスター)、ロバート・ギブス氏(ロイヤル・バレエ・シンフォニア、コンサートマスター)等とのデュオ・リサイタル、2006年11月にはギブス氏と藤村俊介氏(NHK交響楽団次席奏者)とJTアートホール室内楽シリーズの中でのピアノ・トリオ・コンサート、2011年7月にはフランス・モルゴンでブリッジ・カルテットと共演する等、積極的に活動している。

在英経験を生かし、イギリス作曲家をメインプログラムとしたコンサートも多く、1997年にはサイモン・マッケイブ氏の2台のために編曲されたピアノコンチェルトをロンドンで初演している。

演奏に限らず、チャリティー・コンサート等のプロデュースもしている他、後進の指導にも情熱を注いでいる。通訳としても活躍しており、NHK等の番組制作、マスタークラス、ヤマハのマスターコース、2004年には京都・国際音楽学生フェスティバルでの通訳/マスコミ対応など幅広く活動している。