Thoughts

August 2009

宇宙船

今日はアジア・ユース・オーケストラのコンサートを聴きに東京オペラシティまで。

韓国や中国、台湾、マレーシア、フィリピン、シンガポール、日本等のアジアの国々から選ばれた若者達で結成しているオケで、ユーディ・メニューインが立ち上げたもの。若い時から違う国の人達と交流を持つというのがいかに大切かをつくづく最近実感しているので、音楽を通してそれが出来るというのは本当に素晴らしい事だと思っています。

今日は私の好きな曲ばかりのプログラム。バーバーのアダージョにラヴェルのボレロとピアノ協奏曲、そして最後がストラヴィンスキーの「火の鳥」。

特にラヴェルのピアノ協奏曲の2楽章が大好きで「ピアノの音の美しさ」を表現している曲としては第一位と挙げたい所。メロディーも泣かせるが、途中から完全にオーケストラの付加的存在のピアノ部分が何とも美しい。色とりどりの宝石がキラキラしているようで、オーケストラで演奏しているソロパートのメロディよりも私はどうしてもピアノに耳が行ってしまいます。

今日は最後が「火の鳥」。この東京オペラシティの大ホールはとても美しいホールで天井がとても高い逆ピラミッド型になっている。コンサートによっては教会にいるような気分になったりもするが、今日は全然違いました。今日、気付いたのだが照明のスポットライトが密集して四角く照らしているので「火の鳥」の最終章になった時に急に宇宙船に乗っている気分に(笑)。もうすっかり映画「未知との遭遇」のように宇宙にこれから旅立つ気になっていました(笑)。自分の人生も今周りが大きく動いているので、自分自身にとっても大きな変化を求めている心理状態も手伝って、これから旅立つ宇宙への期待と希望に胸が膨らんでいました。

帰りに新宿駅の人ごみを歩きながら、すっかり現実に戻されてしまったが、自分自身が大きく変化出来るようにしたいと、つくづく思って家路につきました。

秋のリサイタル

DSC_8088_resize.jpg11月のリサイタル情報をインフォメーション・ページにアップしました。

秋はコンサートが目白押しですが、久しぶりのリサイタルですので来て頂けたら幸いです。
ブログでしか接触のない方も多いので、会場でお会い出来れば嬉しいです。

街の優しさ

%E5%87%BA%E7%99%BA_resize.jpgついにこの日が来てしまった...。

鎌倉での生活の中で一番密接に関わっていたC家。一足先にお父様のDと息子のE君がニューヨークに行っていたが、今日はついにお母様のHさんと娘のHちゃんが飛び立つ日でした。

もうここ数ヶ月覚悟していたので、心の準備は出来ている自信はあったのに...。

朝はやはり大船駅でお見送り。成田まで行こうと思っていたが、「あまりにも寂しすぎるから...」と云われ、成田エキスプレスに乗るホームまで。今回のお見送りは女性が多かったせいか、涙涙のお別れに。

朝の早い電車だったので、その後の一日はいつものように練習したり、ジムに行ったり。
練習の時はさすがに音楽に集中しているせいかあまり気になっていなかったが、ふと気付くと思いはHさん達に。ジムでラテンのステップを踏みながらふと、「今日、ハッピーデリ(Cさんがいつも行っていたお惣菜屋さん)に行ったら会えるかな〜」なんて思うと「もういないんだよ!」と自分に言い聞かせて...。なのに、また1時間後くらいに自転車に乗りながら「紀伊国屋(C家の家の近く)に行ったら、いるかな〜」なんてまた思って、「だから、いないんだって!」とまた言い聞かせて。またC家と同じ車を見ると「あっ、Cさんかも!」なんてぬか喜びしたり...。一日中自分の感情に振り回されっぱなし。

恋人でもないのに、こんなにも自分の心の大きな部分を占めていたんだと、つくづく実感。やはり、家族4人全員というのがきつかった。家族のそれぞれ一人一人にとっても愛着があったので、生活の中での喪失感はとてつもなく大きい。

よく歌詞で「街が色あせて見えた」なんて歌っているが、本当に自転車でいつも走っている町並みが全然変わって見えていた。私には「色あせた」というより「街の優しさ」が消えてしまったよう...。

結局、寂しさまぎれに「ハッピーデリ」に行ってお惣菜を買って、Hちゃん達が無事にニューヨークに着くようにお祈りしながら食べました(笑)。

手のひら

最近テレビをつけるとどうしても気になっている事があるのだが...。

芸能界にはあまり興味ないのだが、やたらと騒いでいるのでどうしても目や耳に入ってしまう、酒井法子さんのニュース。内容がどうこうというよりも、芸能ニュース番組の中でも芸能人が「酒井容疑者、酒井容疑者」と呼び捨てで関係もないのに悪者扱いしているのに違和感を感じているのは私だけだろうか?あれは放送上、そう呼ばなくてはいけない規定があるのだろうか。

ついこの間まで「のりピー」なんて親しげに呼んでいたのに、それが手のひらを返したように敵に回しているのがどうにも府に落ちない。もちろん麻薬は違法だし、失踪してしまったのも良くはなかったと思うが、同じ立場で仕事をしていただろう仲間達が村八分にしているいじめにしか見えないのですが...。

酒井さん本人よりも、よっぽど周りで騒いでいる人達の方が醜いように思う。いい加減に電波を使ったいじめはやめて欲しい。

ぶん殴られた方がまし

秋のリサイタルをサポートして下さっているKさんが大分前に送って下さったDVDを、時間が出来たのでやっと観る事が出来ました。

カルロス・クライバー指揮のベートーベン7番やK.テンシュタット指揮のロンドン・フィルのワーグナー、S.チェリビダッケ指揮の「展覧会の絵」など、とっても盛りだくさん。

Kさんはベートーベンの7番がとってもお薦めだったようだが、私が何と云っても感激したのはクライバー指揮の「魔弾の射手」のリハーサル風景。

若い時のクライバーがとにかくカッコいい!!!見た目ももちろんカッコいいのだが、指揮も言葉の一つ一つにも音楽に対するとてつもない情熱が感じられて感動しっぱなし。

色々と心に響いた言葉があったが、特に感激して笑ってしまったのが次のコメント。

「堅実な方向に傾きつつあるようだ。安全地帯で無難に過ごすならぶん殴られた方がまだましなくらいだ。各自が好き勝手に演奏している様に見える中に一つの共通な音楽の核が存在する、そんな風にしたい。」

「ぶん殴られた方がまだまし」という言葉で笑ってしまったのだが、内容的には本当に音楽家としては目指したい事をズバリと言い当てていて感動。日本では「堅実」というのは良い事と思われがちだが、実は音楽の本質からはずれていて、絶対に回避しなくてはいけない事だと思っている。

ソロのピアノでも、アンサンブルでもこの事はいつも意識している。音楽が自由であるためには「音楽の核」なるものを常に自分で探し求め、見失う事なくしっかりと掴んでいなくては、とつくづく思う。

人間の美しさ

%E8%8A%A6%E3%83%8E%E6%B9%96_resize.jpg今日は箱根の芦ノ湖まで。

あるご縁で何年か前のリサイタルに来て下さった方が偶然にも同じ教会という事が分かり、それ以来いつも応援して下さっているSさんご家族。箱根の強羅にあるお宅に招いて下さいました。

いつも思うのだが、演奏者と観客の関係というのは本当に不思議。コンサートで同じ空間を共有し、演奏者は自分の全てをそこで表現しようとする訳だから、私自身はその場で全てをさらけ出していても、私は実は聴いて下さっている方の事を何も知らない(笑)。おまけに来て下さった方と全く話す機会がない場合も多いし、話したとしてもコンサート後の2〜3分と云うケースが多い。

F%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%A8_resize.jpg今回誘って下さったSさんのご家族も2004年の東京文化会館でのリサイタルのコンサートを聴きに来て下さっていたらしいが、私はその時は面識がなかったのでお話しする機会がなかった。それが、数年後に地元の教会でチャリティーコンサートをする際に、御ミサが終わった後に信者さんにチラシを配っていたら、「あなた、文化会館でコンサートしたんじゃない?私たち、そのコンサートに行っていました」と声を掛けて下さいました。何年も前のコンサートを覚えていて下さっているというのは演奏家にとっては本当に嬉しいものです。

それ以来、いつもコンサートに来て下さっているSさんのご家族4人。コンサートの後や教会の御ミサのあとに挨拶をする程度でしたが、いつもとても温かく応援して下さっていたので、今日をとても楽しみにしていました。

lake%20lunch_resize.jpg初めて伺った強羅のお宅は薔薇の花がいっぱいで、とっても素敵な居心地のいいおうちでした。奥様のFさんがとても可愛らしい素敵な方なのだが、家もその雰囲気そのままといった感じでした。

お昼は箱根のプリンスホテルで御馳走に。芦ノ湖の美しさにうっとり。この夏ヨーロッパに行けないだけに、この自然の美しさが心に染み渡りました。体中の毒素が本当に浄化されるよう。湖畔を見ながらの食事は見た目にも美しく、そしてとっても美味しかった。

帰りには行きがけに私がどうしても降りて歩いてみたいと云った「すすき野」に引き返してまで車を停めて、リクエストに応えて下さいました。何とも不思議な場所で童話の世界に入って行くようでした。

本当に今日は一日、自然を思いっきり満喫。身体中の細胞がリフレッシュされました。

%E3%81%99%E3%81%99%E3%81%8D%E9%87%8E_resize.jpgしかし、今日の一番の感謝はSさんのご家族と心を共有出来た時間。とにかく話の尽きない一日でしたが、とっても大切な事を色々と共有出来たように感じました。私たち一人一人が持っている歴史というのは本当に興味深い。にこやかに元気に笑っていても、一人一人が自分だけの人生を持っていて、喜びも悲しみも苦しみも全てがその人の中に内在している。それでも「人」は生きている。何だか、それ自体に感動していました。

湖やすすき野を見ながら、「自然に勝る芸術は存在しない!人間の手で作ったものは自然には適わない!」なんてつくづく思ったのだが、あらゆる記憶や歴史を持っていても、なおも生きている人間自体、本当に美しいんだとも思える一日でした。

日本で過ごしている夏。とっても良い一日となりました。

平和への祈り

昨晩の夜遅くに叔母に差し入れを持って行ったら「明日は聖母マリア様の被昇天の御ミサがあるから教会に二度行く」と聞いてハッとしてしまった。昨年の8月15日はイタリアにいたのだが、その時も周りの人に云われて思い出した次第。いつも自分では忘れてしまっているのだが、必ず思い出すきっかけを与えられているのが偶然とは思えなくなって来ました(笑)。

土曜日はいつもは生徒のレッスンがぎっしり詰まっているのだが、夏休みのなので、今日は珍しく皆お休み。急遽朝の御ミサに行く事にしました。

そして、今日は終戦記念日でもありました。昨年イタリアにいた時には実感のなかった記念日でしたが、さすがに日本ではこの日がいかに重いものかを感じました。

今朝は、神父様がお説教で前教皇ヨハネ・パウロⅡ世が広島を訪れた際に捧げたお祈りの言葉を読み上げて下さいました。全世界の平和を切に願う全人類の声を聞いているようで本当に感動しました。

未だに戦争や紛争が絶えないこの世界。日本が平和である事は素晴らしい事ではあるが、全世界が同じように、平和である事を感謝できるような日が来ますように...。ヨハネ・パウロⅡ世の祈りが一日も早く聞き届けられますように...。

日本の夏 Ⅱ

                              T君、何を撮影?
T%E5%90%9B_resize.jpg昨日のブログ登場のT君はイギリスでいつもお世話になっているG家の男の子。両親の二人は大学時代からの友人だが、G家には数え切れない恩があって、私が今元気でいられるのも一つには彼らのお陰の所がある。自分が人生で一番辛かった時期に本当に心配してくれて助けてくれた家族です。

そんな大切な友人達の子供なので、鎌倉滞在を本当に特別なものにしてあげたかった。15歳のT君と14歳の従弟のK君。お寺巡りはそこまで興味ないかと思い、二日目は近くにある逗子マリーナというリゾート地で始ったばかりというイルカ体験をする事にしました。
いつかイルカと泳ぎたいと常々思っていたので、泳ぐ事はできないにしても身近に触ったりハグ出来ると云う事で、私自身とっても楽しみにしていた。

そして、当日。触れ合う時間はほんの30分程度でしたが、それはそれは感動しました。それぞれのグループが一匹のイルカとずっと一緒に過ごすのだが、とにかくかわいい。あっという間に愛着が湧く。帰りたくないというより、本当にどうにかして飼いたいとまで思わされました。私たちが一緒に過ごしたのはレイちゃんという名前だったが、T君も帰って来てからもレイちゃん、レイちゃんと云っていた。

前日に一緒にお好み焼き屋さんで一緒だったY君がハワイでイルカと泳いだと云っていたが、「楽しかった?」と聞いたら「怖かった...」という答えが返って来てびっくり。イルカを怖いと思ったことがないので意外な答えだったのだが、子供にしたら未知の生き物なのだから怖がる子もいて当たり前。実は従弟のK君は少しおっかなびっくりの感じだったので少し怖かったのかも。最後は大分慣れて来て笑みもこぼれるようになったのでほっとしたが...。

それにしても、T君。去年のイギリス旅行記にも書いたが本当に天使のような男の子。全く心に汚れがない。素直で明るくて、一緒にいるとこっちまで心が浄化される。
言葉数は多くなくても、「楽しかった!」や「面白かった!」、そして必ず「有難う」と云ってくれる。今回の滞在は自分の楽しみでもあるために色々と準備していたが、やはり一つ一つの事を言葉で感謝されると嬉しいものです。T君(そしてT君の姉も妹もだが)を見ていると人間の将来に希望が持てます。色々と問題のある今の世界だが、こんなにも心の美しい人間が今の時代でも育っているのなら、人間の未来は明るい。

日本の夏 Ⅰ

%E4%B8%80%E8%89%B2%E6%B5%B7%E5%B2%B8_resize.jpgこの二日間、思いっきり日本の夏を満喫した実感があります(笑)。

イギリスから友人の息子さん、T君とT君の従弟のK君がうちに泊まりに来る事になったので、楽しく過ごせるように色々と計画していました。海水浴に行きたいという事だったので、木曜日の朝早くに海岸や駐車場を少し下見。雨が降ったらどうしようかとも色々考えていたが、実際に金曜の朝に目覚めると朝から陽の光が煌々と照っていて蝉も凄い勢いで鳴いていた。逆に「思いっきり日焼けしちゃいそう...」と秋にあるリサイタルのドレスを着た時の日焼け跡が心配になって来た(笑)。

%E6%B5%B7lunch%20_resize.jpg海水浴は本当に20年振りくらいになってしまう。数年前に夕方にイギリスのピアノの先生が海で泳ぎたいというので夕方にさらっと行った事はあったが、朝から夕方まで海で過ごしたのは本当に久しぶり。T君のお友達家族とも一緒だったのだが、こんなに海って楽しいものなんだ!と改めて知りました。自然との一体感が何とも気持ちいい。最初は日焼けの事も気になっていたのだが、やはり海に入ってしまったら楽しくて、日焼けはどうでもよくなってしまった。昨日は台風が近づいていたので結構波があって、子供達もおおはしゃぎ。一緒になって相当楽しんでしまいました。

お昼は海の家でランチ。昔の海の家はラーメンくらいしかなかったのに、今はメニューも豊富。レッド・キドニー・ビーンズのカレーにマグロのパスタ。私とT君はスペイン風ミートボール。海の家なのにとっても美味しかった(笑)。

%E3%81%BC%E3%82%93%E3%81%BC%E3%82%8A%E7%A5%AD%E3%82%8A_resize.jpg今回は葉山の一色海岸に行ったのだが、とにかく砂浜も海もきれいでびっくりしました。海藻もあまりなくて砂浜も小石や岩が少なくて足に心地よい細かい砂でした。山も見えてきれい。T君のリクエストのお陰で、自分では絶対に行こうとも思っていない海水浴を存分に楽しめて、とっても良い時間を過ごせました。

%E6%B4%A5%E4%B9%85%E4%BA%95%EF%BC%91_resize.jpg夕方家に帰って一休みした後は、ぼんぼり祭りをやっている鶴が岡八幡宮の境内を通って、お好み焼き屋さんの「津久井」へ。日本家屋でお座敷になっているので美味しいだけでなく、庶民的な風情がある。生徒のHちゃんと友達のY君も来て、総勢5人で一緒に夕食。ラムネや鉄板焼きで作るのは初体験だったT君。お店を出るとすぐに「楽しかった!」といってくれて、とても嬉しかった。

T君が来てくれたお陰で、本当に楽しい日本の一日を過ごす事が出来ました。

追記:日焼け...。こんなにヒリヒリと痛くなる事をすっかり忘れていました(涙)。

好青年

                           六本木の焼き鳥屋さんへ
%E5%8D%97%E8%9B%AE%E4%BA%AD_resize.jpg先日、以前に教えていた生徒さんがイタリアから旅行で日本に来ていました。日本には4日間しか滞在しないタイトなスケジュールだったが、二ヶ月も前に連絡を下さり、一緒にディナーをする事になりました。

イタリア人のお父様にイギリス人のお母様。息子二人の男の子達を教えていたのは二人がまだ小学生の時。今回は6年振りの再会だったが、その成長振りには本当に目を見張りました。高校生の弟と今度大学生になるお兄さん。自分の意見をしっかり持っていて、それを積極的に伝える事が出来る。考え方もとてもグローバルで、何よりも人生や物事や全ての人に対して、とてもポジティブな感じが素晴らしい。家族も6年前に別れた時と同じように(というよりもさらに!)仲が良くて、きっと家族を何よりも大切にしているんだろうな〜というのを実感しました。

男の子は二人ともイタリアに帰ってからはピアノを辞めてしまったらしいが、数年前にお兄さんのA君が急にピアノを弾きたくなって再びレッスンを始めたらしい。この一年は受験勉強が相当大変だったらしいが、気分転換に随分弾いていた、と云っていました。音楽を職業にするとなると、それこそ楽しいだけでは済まされない事が多くなって来るので相当の覚悟が必要になって来るが、純粋に音楽やピアノを生きている上での楽しみに出来れば、本当に人生が豊かになるはず。

好青年に成長した二人、そして特にピアノが人生の一部になっているA君を見て、とっても嬉しくなりました。

誕生日

今日はお誕生日。
夏は海外に行っている事が多いので、誕生日を日本で過ごすのは久しぶり。
海外だと友人達とお祝いするお誕生日だが、今回は家族とのお祝い。私のリクエストで葉山牛の鉄板焼き屋さん(美味しかった!)。派手なお祝いではなかったが、和やかにとっても楽しい時間を過ごしました。家族が今みな元気で仲が良く、大きな問題を抱えていない事が今の自分にとっては何にも代え難いお誕生日プレゼント。そのお陰で今、自分のやりたい事、音楽に100%集中出来る。これからこの状況は変わるかもしれないし、その時はその時で必要な事に対して全力で尽くしたいと思っているが、今は心に曇りのない状態で音楽に向かえる事に本当に感謝です。

夕方にあずかった教会での御ミサでは、賛美歌の一つに「すべての恵みに心をとめよう」という詞のものがあったが、誕生日の今日は特にこの言葉が心に響きました。