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February 2010

アメリカ旅行記:ヴァージニア(12/29)

Ellen%20Church%20Piano_resize.jpg親友のE家族との滞在中は観光というものは全然せずにずっと話し通しだったような気がします(笑)。
しかし、EとEのお母様Nがピアノを聴きたいというので、Nがいつも行っている教会を特別に開けて頂いてピアノを弾かせて頂く事になりました。(実はEは子供の時以来、私のピアノを聴いた事がなかった。)
Eは小さい頃バレエをやっていて、一緒にいつか何か舞台で出来たらいいね、なんて子供の時は云っていましたが...。

N%26E%26S_resize.jpg教会のピアノは聞いた事もない名前のものでしたが、驚いた事にとても良い音ですんなりと音に入り込む事が出来ました。(ひどいピアノだと慣れるのに30分くらいはかかってしまうのだが。)15分くらいスケールやバッハで指ならしをしてから、本当に20分程の小さなコンサート。クリスマスの雰囲気の教会の中で、親友が親子三代でちょこんと並んで三人で静かに聴いてくれていました。どんなに親しい人でも演奏となったら緊張する私ですが、この時は本当に珍しく心が穏やかでした。太陽の光もサンサンと教会内に降り注いでいて、とっても素敵な時間となりました。

アメリカ旅行記:ヴァージニア(12/28〜12/30)

Ellen%20Christmas%20Tree_resize.jpgワシントンから南にさらに下がってヴァージニアへ。

保育園時代からの親友Eがワシントンまで車で迎えに来てくれました。電話で話した時は「1時間半もかからないはずだから、迎えに行くよ〜」と云っていたので、その言葉に甘えてしまったが、結局交通渋滞で3時間掛かってしまったらしい。おまけにヴァージニアの家までまた戻るのにも3時間掛かってしまったので,彼女は計6時間も運転していた事になってしまった。申し訳なかった..。

Eは三歳からの親友なので、私にとっては一番古い友達。8歳からは離ればなれでそれぞれに全く違う人生を送って来ているのに、価値観が似ているせいか、話が異常に合う。年に数回しか話さないが、その時々に人生で経験している事を共有出来るだけでなく、お互いに共感出来る事に本当に驚きがあります。

ここ数年は急ぎ足でしか会えなかったのだが、今回はたっぷりと3日間一緒に過ごせたので、本当に色々な話が出来ました。一緒にいて思ったのがつくづく好みや思ったり感じたりする事が似ていて、ときどき気味が悪い位でした。着ている物や付けているアクセサリーも似てたりするのだが、セルフサービスのレストランで、別々に選んでいるのに、全く同じ物(前菜からデザートまで!)をおぼんに乗せているのを見てはおかしくなって、笑っていました。今では前世は双子だったに違いない、と思っている(笑)。

年齢が大きくなって、そして大人になるに従って、自分が友人として付き合っていく人は自分で選んでいるような気になってしまったりもするが、Eの事を思うと、縁や出会いというのは本当に与えられたお恵みとしか思えません。3歳の時に保育園で一緒だった友達が時間や距離を超えても繋がりを持ち続けられたというのは奇跡に近いように思う。おまけにただ一緒にいて楽しいだけの友達ではなく、本当に自分が生きている上での大切な存在と思える人とそんなに小さい時に出逢えたというのが本当に感謝です。

アメリカ旅行記:ワシントン色々

Washington%20Subway%20Station_resize.jpgWashington%20Subway%20train_resize.jpgワシントンの地下鉄。ニューヨークに比べて利用者も少ないせいか,随分ときれいで居心地がいい。
 
 驚いたのは床に絨毯が!公共の乗り物というのはその街や沿線の特徴がよく出ていて興味深いのだが、絨毯が敷いてある地下鉄は初めてかも...。
   駅のプラットホームもSF映画に出て来るような近未来的な感じでかっこいい。

アメリカ旅行記:ワシントン、ナショナル・カテドラル Ⅱ(12/28)

小さなクリスマス・ツリーに              小さな椅子。かわいい!
Children%27s%20chapel%201_resize.jpgChildren%27s%20chapel%203_resize.jpgChildren%27s%20Chapel%20Chairs_resize.jpg
ワシントンのナショナル・カテドラル。
色々と感動する事があったのだが、その一つが子供のためののチャペル。大きな教会に行くと、小さな小聖堂がメインの聖堂の周りにいくつもあるものだが、子供専用のためのものはここで初めて見ました。小さな部屋に全てがミニチュアサイズでなんともかわいい。子供にしたら、本当に居心地がいいのだと思います。

他にも教会内には小聖堂はあちこちにありましたが、階段脇に10人も座れないような小さなお祈りの場所もあったりして、本当に心温まります。

Small%20Praying%20spot_resize.jpgGargoil%20gas%20mask_resize.jpgまた、最上階の建築経過の展示には教会に取り付けてある色々なガーゴイルの彫刻の見本が飾ってありました。昔もそうだったと思うのだが、ユーモアのセンスが光る。近代的な要素を含んだ、カメラを持ったものやガスマスクしたもの、そしてダースベーダまであるようです。(残念ながらダースベーダの見本はありませんでした。)

本当に見るもの一つ一つに感動を覚えました。

アメリカ旅行記:ワシントン、ナショナル・カテドラル Ⅰ(12/28)

Cathedral%201_resize.jpgワシントンでは時間が限られていたのだが、一カ所だけ観光に。9.11の追悼ミサや国葬等にも使われるNational Cathedralに行きました。
 その大きさにとにかく圧倒されました。おまけに1907年から建て始め1990年に完成したという。今の時代でもこんなにも巨大なゴシック建築の物を建てられるという事に本当にびっくりしました。教会内にはエレベーターも完備。最上階には建築過程の展示がしてあって写真でその経過を見る事が出来るのだが、とても興味深く、ここだけで一時間近くは見ていてように思う。Cathedral%202_resize.jpgイタリアを初めとするヨーロッパの職人を大量に呼び寄せたらしいが、彫り物に至るまでの細部も本当に素晴らしい。面白いのはヨーロッパの教会と比べて、この教会は同じような建築物なのにとにかく新しい(笑)。歩き回っていても壁や柱、床の石の新しさ、きれいさに不思議な感じがしました。

宗教や宗派を越えた教会だそうだが、聖堂はキリスト教の教会のようで、とても居心地が良い。スケールが凄いのだが,ステンドグラスも素晴らしく,色とりどりの光が聖堂内の壁や床に降り注いでいて本当にきれいでした。Cathedral%203_resize.jpgステンドガラスはとても近代的なデザインでしたがどれも色のセンスが洗練されていて見とれてしまいます。珍しい物ではアポロが持って帰って来た月の石を真ん中にはめ込んだ「Moon Window」(左下の写真)というのもありました。オルガンもとてつもなく立派でしたが、定期的にコンサートもあるそう。

実は生徒さんのLちゃんはこの教会付属の高校に行っているという事で、毎日この聖堂で御ミサにあずかるそうです。こんな所に毎日来ていたら,本当に人生観も違うんだろうな〜と羨ましい限り。本当にスケール感が違います。

ワシントンでの観光はここだけでしたが、じっくりと落ち着いて見る事が出来て、目の保養にも、心の保養にもなる充実した時間でした。
Moon%20Window_resize.jpgStained%20Glass%201_resize.jpgStained%20glass%20floor_resize.jpg

アメリカ旅行記:ワシントン(12/27〜12/28)

12月27日〜28日。ここからまた旅。ニューヨークからワシントンへ。
10年近く前に日本で教えていたアメリカ人の生徒さんのご家族に会いに行きました。

当時小学生だったLちゃんも今年大学生。しかしながら、小学生の頃の自由奔放さと明るさは全く変わっていなくて,本当に長所がのびのびと育ったような知的で利発な素敵なティーンエージャーになっていました。今興味を持っている写真のポートフォリオも見せてくれたが、表現したいものがダイレクトに伝わって来て、上手だけではない何かがちゃんと形となっていました。一つ一つの写真を説明してくれる時のLちゃんの話もとても興味深く、思い入れの強さも感じられました。

Lちゃんの家族が日本を離れてからもう7〜8年経っていましたが、今回ご家族にお会い出来てLちゃんの成長振りを見れたのはとても嬉しかった。ピアノを教えていたのは確か1〜2年と短かったのだが、いつも気に掛けて下さっていて、Lちゃんの近況を知らせて下さっていました。2年程前には小包が急に届いて、開けてみたら素敵な室内履きの靴が入っていました!靴をプレゼントされたのは初めて(笑)!サイズもぴったり!
Lちゃんのご家族がまだ日本にいらした時に,ホームコンサートを企画して下さり、その際にスリッパがなかったのでお母様がご自分ののビーズの刺しゅうのしてある室内履きを貸して下さいました。その事を覚えていたようで、Lちゃんと街を歩いていた時に「これみほ先生にぴったりかも」と二人で思いついて送ってくれたそうです。何年も会ってないのに、急にワシントンの街角でそんな風に思い出してもらえるなんて本当に嬉しい。離れた所にいても、お互いに思い続けていられるご縁には本当に感謝です。

後日談だが、滞在させて頂いていた時に1時間程練習させて頂きました。階下でLちゃんが聴いていて「ピアノが聴けて楽しかった!」と云ってくれたのだが、その後のお母様から来た手紙によると、Lちゃんが前より練習するようになった、と書いてありました。嬉しい報告です(笑)。

アメリカ旅行記:心の変化

Broadway_resize.jpgマンハッタンに落ち着いて何日かいる事が出来たので、生活のリズムみたいなもの出来てきました。手頃で快適な練習スタジオも見付かったので、朝から午後に掛けては数時間練習。気分もすっきりして午後は観光なり人に会うなりして、日本では出来ない事を満喫していました。飛行機に乗ってしか会えない人がいるというのはなかなか辛い事ではあるが、だからこそ一緒に過ごす時間が本当に大切に思えて、一瞬一瞬の密度が濃い。

アメリカに到着してから一週間程でとても興味深い事が起こりました。完全にリラックスした状態で人と会ったり、周りの事を吸収したり、そして四六時中アメリカ英語だけで過ごしているうちに、急に小さい頃に英語しか話せなかった自分の感覚を思い出したのです。英語が本当にスラスラと出て来るようになり、従妹のKとも英語で話す事も多くなりました。自分の意思や気持ちを何の壁もなく伝える手段が,自分にとってはアメリカ英語だった事を再確認すると共に、日本語ではワンクッションを置いてしか気持ちを伝えていないのだと気付いたのです。

そして、当時持っていた過剰な自信も感覚として急に思い出しました。アメリカ時代は現地校では何でも得意だったというか、何でも簡単に出来るような気がしていたし、周りも褒める事が人を延ばすと信じているような教育なので、子供としてはそれを素直に信じていたのだと思います(笑)。8歳で日本に帰って来た時にはカルチャーショックと共に日本語が話せないがためのとてつもない自信喪失を経験し、二度とあの怖いものなしの自信を取り戻す事がありませんでした。しかし、それが今回の旅行中に急に思い出せたのです。自分でもびっくり。数日間、自分が云いたい事は云いたい瞬間にパッと言葉になって出て来るし、自信から来る迷いもないので何とも気持ちが良かったです(笑)。

しかし、数日もするとまた面白い変化が。我ながら、相手の気持ちや云った後の影響を考えずに物を云うのも本当に考えものだな〜ハッとしたのです。あの8歳の自信満々のまま大人になっていたら本当に自己中心の嫌な人間になっていただろうな〜と思う事が出来ました。Rockerfeller%20Center%20Tree_resize.jpgいつも何となく、「あの自信満々のまま自分が育ったら、もっと強いピアニストになっていたかな〜」と思ったりしていたので、今回の発見は自分にとってはとても大きな事でした。あの自信喪失の経験があったからこそ、人の気持ちを考えたり、感じたり出来るようになったのだと思うし、音楽家に最も重要な要素だと思っています。

自分がこの人生で経験している一つ一つの事が本当に意味があって、自分の糧になったり、自分を成長させるためにあるんだという確信を持てたというのは私にとっては今回の旅の一番の収穫でした。

小さい時にはアメリカにいた事、そしてその後日本やイギリスに住んでいた事は本当に意味があり、その時々に自分がいるべき場所にいたんだと思えました。昨年は親しい方が何人かリスクを背負いながらも外国に移り住んでいるのを見て、自分も外に目を向けなくてはいけないのかと一年くらい悩んでいたのですが、今回の旅で、きっと自分が今日本にいる事には意味があるんだと思えるようになり、今ここで自分の出来る事を一生懸命しようと思えるようになりました。

思いがけず、とてつもなく大きな心の変化が色々とあった旅となりました。

アメリカ旅行記:A Little Night Music(12/26)

ロンドンでもそうだが、ニューヨークでも必ず一回は劇場に足を運びたいと思っている。
吟味している余裕がなかったので、出演者のキャサリーン・ゼタ・ジョーンズに引かれて「A Little Night Music」というミュージカルを観に行く事にしました。

最近はシリアスなものに行く事が多かったので,ミュージカルは本当に久しぶり。キャサリーン・ゼタ・ジョーンズは昔から好きだったが、映画「シカゴ」での歌とダンスの素晴らしさに感激して以来ファンに。今回観れたのは本当にラッキーでした。

何回もリバイバルされて来たミュージカルだが、ロンドンでも今やっていて、評判がとても良いのは知っていた。内容的にはスエーデンを舞台にした愛の五角関係のような軽いものだが、一曲とても有名な曲があり、皆その曲を待ち構えているくらい。ちなみにこの歌は愛する男性に告白して振られ、相手を目前にして歌っている傷心の歌。
Send in the Clowns」という曲で私も大好きな歌。

ミュージカルはやはり内容的に軽いので感動はなかったが、キャサリーン・ゼタ・ジョーンズには違う意味で感動しました(笑)。とにかく美しい!彼女の所だけ本当に光が発しているような錯覚に陥りました。他の女優もきれいなのだが、存在感が全然違う。スタイルもマネキンのように完璧なのだが、とにかく目と顔から光を放っていました。スター(星)っていう意味が分かりました(笑)。

しかし、(これはあくまでも個人的な意見だが...)面白いと思ったのは意外と演技が下手だったような気がする(笑)。他の役者とのやり取りがある時にはステージ慣れしている男優や女優の方に引き込まれる事が多かったように思う。しかし、美し過ぎて見ているだけでも満足なので、十分楽しめました。「綺麗な人は得」とはこういう事なんだと実感してしまいました(笑)。

アメリカ旅行記:グランド・セントラル・ステーション

Grand%20Central%20Station%20_resize.jpgニューヨークにいくつか好きな建物があるが、その一つがグランド・セントラル・ステーション。NYに行くと電車に乗る事が多いので、この駅には毎回来ているように思うが毎回感動します。メインフロアーのダイナミックさは本当に素晴らしい。石が全て白っぽいので(大理石?)とても明るい感じが大好きです。大きな窓と高い天井は圧巻。見とれてしまいます。こんなにも楽しみで行く駅も珍しい(笑)。

地下には食事が出来る場所やホームがずらっと並んでいるが、あちこちの細部が本当に美しい。こんな駅は今もう作る事は不可能でしょう...。とにかくゴージャスな気分になります。アメリカのスケールの大きさと当時の経済力の凄さを目の当たりにします。
GCS%20Platforms_resize.jpgGC%20Station%20Platform%201_resize.jpgGCS%20Lazer%20SHow_resize.jpg
(左)プラットホームの入り口がズラーッと並んでいる地下。
(中)素敵な入り口の奥は何とも殺風景。このギャップが凄い(笑)。
(右)メインフロアの天井には時間毎にレーザー・ショー。
   音楽と共に楽しませてくれます!

アメリカ旅行記:クリスマス(12/25)

                      プレゼントのスカーフとセーターを着て
Adrien%20presents_resize.jpg12月25日、クリスマス。
前日,教会から帰って来たのが2時過ぎだったので、朝はゆっくり。
従妹のKと彼のAと3人でクリスマスのプレゼントを開けたりして、のんびりとした楽しい朝。旅行中、なかなか朝のんびりする事がなかったので、久しぶりに気持ちもゆったり。

午後はグランド・セントラル・ステーションから電車で一時間程の郊外のコネチカットまで。友人のJ宅にクリスマス・ディナーに呼ばれました。家族が総勢15人も集まって、それはそれは賑やか。クリスマス気分を満喫出来ました。

J%20Christmas%20tree_resize.jpg最初の予定では2時頃に集まり、4時くらいに食事をして7時過ぎに解散という風に聞いていたので、お昼を食べず、帰りの電車の時間も7時台,8時台を調べて行っていた。しかし、5時になっても食事をする気配が全く無く...。結局皆でテーブルに座ったのは7時過ぎ!大人数なので、なかなか食事も終わる気配もなく段々と帰りの事が心配になって来た。
今はまた変わって来ているのかもしれないが、ヨーロッパのクリスマス当日と云うのは街が本当に閑散としている。ロンドンは地下鉄までもが止まってしまうので本当に街が静まり返っている。(イギリスは普段でも無人駅や空いている電車の中での犯罪の話をよく聞くので、乗る時間帯や乗る駅にはいつも気を使っています。)Christmas%20dinner_resize.jpgそんなイメージがあったので、ニューヨークに帰る電車、そしてそこから乗る地下鉄も夜中になってから一人で乗るのは旅慣れているとはいえ、心配に...。
なので、デザートまで辿り着いていなかったのだが、9時頃の電車に乗る事に決めました。まず駅についてびっくり。10人以上の人が既に待っていました(笑)。ちょっとここで安心。そしてホームに入って来た電車にもびっくり。座る席がないくらいに混んでいました。クリスマスの日でもこんなに人が出歩いていたんですね。無駄な心配でした。怖い思いをせずに楽しい気分のままクリスマスの一日を過ごす事が出来て、本当に良かった(笑)。

アメリカ旅行記:アメリカ自然史博物館 (American Museum of Natural History)

MNH%20Dinasour%201_resize.jpgアメリカ自然史博物館は小さい頃にニューヨークにまだ住んでいた時に何回も来ていた事を覚えています。今回は大人になってから初めて訪れたのだが、展示の仕方が素晴らしく、大人でも相当楽しめる。Natural%20History%20Museum%201_resize.jpg動物の生態や恐竜の化石の展示がダイナミックで迫力満天。子供の頃はあまりにもそれがリアルで恐竜の化石が今にもみんな動き出して襲って来るのではないかと、急にとてつもない恐怖感に襲われた時があって、着いたばかりというのに「帰りたい,帰りたい!」とせがんだのを今でも覚えている。それが、後に「ナイトミュージアム」の映画で映像となって実現した時には「アイデアを盗まれた!」と思いました(笑)。

とにかく一日飽きる事なく楽しめます。こんな風に楽しみながら学べるのは本当にうらやましい。体験として知識を得られるのは本当に素晴らしい!

Trex_resize.jpgmanmoth_resize.jpgDinasour%202_resize.jpg

アメリカ旅行記:長い一日(12/24)

                           ダイナミックなBuddakan
Buddakan_resize.jpg12月24日、クリスマスイブ。ニューヨークを満喫出来た一日となりました。

朝はどうしてもきちんとした練習がしたくなったので、スタジオを2時間予約。思いっきりスケールを弾けるのも気持ちがいい(笑)。普段あまり気にしていない事だが、周りを気にせずに音を思いっきり出すと云うのは相当発散にもなっている事を実感。予定よりも少し時間を延長して3時間程した所で気が済みました。

気分もとっても晴れやかになって、少し観光。前日にC家のE君とHさんと少しだけ立ち寄ったアメリカ自然史博物館(American Museum of Natural History) があまりにも良かったので、もう一回行く事にしました。今回は博物館の中にあるプラネタリウムにも。最先端のプラネタリウムと云う事を前々から聞いていたので、もう何年も前から行きたいと思っていたのだが、やっと念願が叶いました。プラネタリウム自体、10年以上振りだったので,その進化に驚きました。あまりにもリアルに宇宙を旅しているようで、途中でちょっと酔いそうに...(笑)。宇宙の事を楽しく学べて、本当に充実した時間でした。(入場料が結構高いのが残念...。もう一回くらい観たかったが...。)

そして、夕方ダウンタウンに向かって、ディナーは従妹のKと彼のAと三人で食事。Buddakanというエスニック創作料理のレストラン。メインエリアはさすがにニューヨークのダイナミックな感じで、ドラマにも使われていたが,我々が案内されたのは奥のこじんまりとした場所。最初は少し正直がっかりしたが,逆に落ち着いて静かに話せて良かった(笑)。お料理の一つ一つが凝っていて,運ばれて来るお皿にいちいち感激。アンコウのお料理も初体験。とにかく全てが美味しかった!

Christmas%20Mass_resize.jpg大満足で帰って来て,少し一休憩。クリスマスイブなので、夜中のミサにその後行きました。近くに歩いて行ける教会を見付けたので、最初は一人でも行くつもりだったが、Aが一緒に行きたいと云ってくれたので、私としては嬉しい限り。11時30前に着くように出掛けました。教会はもうすでに人がいっぱい。かろうじて座る席を確保出来ましたが、あと10分遅かったらきっと立つ事になっていたように思います。それほどにたくさんの人達が来ていました。クリスマスの音楽が30分程演奏された後にクリスマスの御ミサ。お説教も素晴らしく、
そしてAと一緒にお祝いで出来た喜びというのがありました。ニューヨークで自分がいつも行っている教会ではない場所でもとっても素敵な心温まるクリスマスを迎えられたのは本当に幸せでした。

アメリカ旅行記:キース・ヘリング(12/23)

Keith%20Herring%201.jpg前回のブログに書いた教会。アッパー・ウエストサイドにあって実はいつも練習させて頂いていた友人宅の数軒隣だった事が判明。この教会に立ち寄ってお祈りした事もあってびっくりしました(笑)。

今回はCさんのお兄様が聖堂内だけでなく色々と案内して下さいました。まずはその広さにびっくり。建物の奥にはいくつも集会が出来るような広い部屋があり、バスケの練習をしていた子もいた(笑)。Keith%20Herring%202_resize.jpgそして、奥には寝泊まり出来る施設も完備。そこの壁画に大感激。今は亡きポップ・アーティストのキース・ヘリングの絵が!!!最初はデザインに沿った既成のものを誰かが模写したのかと思いきや、キース・ヘリングが直々に書いたものだそうで、日本からもわざわざ見に来る人がいるらしい(笑)。なぜキース・ヘリングがここの壁に絵を描く事になったの?と訊いたら、ここの教会の信者さんだったらしい。さすがニューヨーク...。

アメリカ旅行記:猛烈に(12/23)

Church%20piano_resize.jpgデトロイトからニューヨークに帰って来て、やっと一段落。一週目にフィラデルフィアにも行くはずだったので何となく落ち着かない一週間だったが,デトロイトも無事に行けたので、これから少しはニューヨークでのんびり出来る日程。

デトロイトから帰って来た翌朝。少し余裕が出て来たせいか、猛烈にピアノが弾きたくなってしまった(笑)。それまでは時々「弾かなくては...。」とふと思ったりもしていたが、それが「どうしても弾きたい!!!」の気持ちに変わってしまったので、本格的に「練習」出来る所を探し出した。いつもニューヨークで練習させて頂いていた友人宅は、友人がニューヨークにいなかったのでどこかを借りなくては、と考えていた。インターネットでも練習場をいくつか探し当てたが、ちょうど夜に一緒にディナーをする約束をしていたCさんにそのお話しをしたら、お兄様の教会にあるピアノ(スタインウエイ!)で弾けるように、アレンジして下さいました。こんなにすぐにピアノを弾けるようにして下さって大感激、大感謝!

夜、会うはずだった約束を繰り上げて,教会で待ち合わせ。クリスマスツリーが飾ってある横に大きなスタインウエイのピアノがありました。教会は暗く静かで、クリスマス前と云う事もあり、お祈りにいらしている方が一人、二人。ピアノの「練習」をするのは気が引けたので,出来るだけ静かで出来上がっている曲を弾き続けました(笑)。一時間半程で切り上げたが、やはり一人で久しぶりにピアノと向き合えたのは嬉しかった。ピアノを弾く事で自分がどこにいようと心が他では得られない落ち着きを取り戻します。逆にいうと、ピアノがないと落ち着けない人間でもあるという事だが...( 笑)。

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