Thoughts

September 2010

イギリスの夏5

Hereford%20Green_resize.jpgイギリスから電車で3時間程のヘレフォード。友人のLizが住んでいる美しい田舎町に今回も遊びに行きました。今までブログでヘレフォードは何回か登場しているので、今回はちょっとびっくりだった事を紹介。

友人のLizは大学で同窓だったのだが、彼女は当時私の「聴音」の授業をしていたL教授と今でも親交があり、今回のLizの所での滞在が重なりました。日本では聴音が苦手で異常なコンプレックスを持っていたのだが、アカデミーでのL教授のあまりの気さくでリラックスした授業で私の恐怖症は完全になくなりました。なので、L教授には本当に心から感謝していました。

5年程前に一度ロンドンでは会ったものの、大学の外で話したのは初めて。相変わらずとても気さくでLizと共にとっても楽しい時間を過ごしました。

L教授がある教会を見に行きたいというので、みんなで行く事に。建築が珍しいという事で見に行ったのだが、古い訳でもなく、斬新でもない中途半端な感じ。それが珍しいのかな...(笑)。チャールズ皇太子もわざわざ訪れたそうだが...。

教会自体はあまり感動はなかったのだが、周りの緑が美しく、見とれるばかり。
教会から少し離れた所にもともとあった教会の門があるというので、緑の中を歩いて行きました。そして、今まで見た事のないものが。

Fairy%20Dance%20_resize.jpg草の中にキノコが輪になって生えていました。
Lizが最初に見付けて、私が感動していたら、L教授が
「これって、妖精が踊った所って云うよね。」とすかさずコメント。キノコの輪にも感動だけど、真面目にこういうコメントが云えるL教授にも感動。

そういえば、数日前「不思議の国のアリス」のアリスが落ちる穴が実際にオックスフォードにあるという話も聞きました。今回の行きの飛行機の中で「不思議の国のアリス」の映画を見たが、つくづくイギリス人の想像力に感心してしまった。ハリー・ポッターの作者もイギリス人だし...。

大人になってもファンタジーをいつまでも心に持てるというのは本当に素晴らしい。