Thoughts

June 2012

ダンス公演

ブログに度々登場していたC家。ニューヨークに引っ越してから3年近くになる。
日本を発つ時に生徒だった娘のHちゃんに高校の卒業式に行く約束をしていたが、昨年会った時に、卒業式よりもダンスの卒業公演に来た方が楽しいのでは、という話になりました。Hちゃんは鎌倉でピアノと共にずっとバレエをやっていて、発表会や公開レッスン、シカゴでのジョフリー・バレエ・カンパニーとのクリスマス公演等を観させて頂くチャンスがたくさんありました。久しぶりのHちゃんのダンスをとっても楽しみにしていました。

イギリスでのハードスケジュールの後のニューヨークだったので、2日間はほとんど動けない状態に。とにかく卒業公演は100%楽しめるように体力回復に努めました。

卒業ダンス公演。本当に本当に素晴らしかった!!!
さすが、アメリカ/ニューヨーク!舞台から溢れるエネルギーがとにかく凄い!演出もダンスも音楽も舞台照明も全てプロ顔負け、というよりブロ以上!若さから来るこわいもの知らずの大胆さと一途さに心を打たれました。Hちゃんも彼女ならではの気品と長年のバレエ経験から来ているしなやかな優雅さがとっても素敵でした。

イギリスとの掛け持ち旅に疲れ過ぎて、こんなにしてニューヨークに来るべきだったのかと思っちゃった時もあったが、公演を観て本当に来て良かったと思えました。一人一人の情熱に触発されて、自分もエネルギッシュに頑張らなくては、心をレセットするきっかけを頂きました。
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終わった後に出て来たHちゃんが発散し切った清々しい顔でとってもきれいでした!!!

結婚式と卒業式

5月末から6月頭に掛けて、イギリスとアメリカに旅に出掛けました。
今回はコンサートではなく、イギリスは大親友の結婚式、アメリカは昔の生徒さんの高校の卒業公演のためでした。chapel_resize.jpg日にちが近かったので両方を掛け持ったのだが、さすがに10日のうちに世界一週はきつかった。おまけにイギリスは移動が多く、毎日違うベッドで寝る事に。。。朝起きても自分がどこにいるのか、全く分からない状態でした(笑)。

Liz%20Wedding_resize.jpgイギリスでの結婚式はそれはそれは素敵でした。ロンドンから3時間のヘレフォード。ウェールズに近く田園風景が本当に美しい。結婚式当日は夏にも経験した事のないくらいに暖かく、そして素晴らしい青空が広がっていました。緑の中にポツンと建っている小さなチャペルで20人だけの小さな結婚式。式はみんな輪になって行なわれ、とてつもない一体感がありました。披露宴はデザイナーのローラ・アシュレイが昔住んでいた家で行なわれ、こちらも20人が一つのテーブルを囲んでの会食。素敵な場所なのに気取った感じも硬い感じもなく、スピーチもイギリスのユーモアたっぷりで、終始和やかなリラックスした雰囲気。背景ではハープの演奏者が柔らかな音楽を素敵に奏でていて、全てが本当に優しい、柔らかい感じでした。新郎新婦の心の温かさ、心の豊かさが溢れているような、本当に心に残る一日でした。

イギリス滞在は5日の短期間だったがたくさんの友人達に会う事が出来てとても有意義な時間でした。時間が限られていたので、駅で会ったり空港で会ったりと少しせわしなかったが、一時間だけでも顔を見て会えるというのは嬉しいものです。

あっという間のイギリス滞在。全く街を見る事もなくあっという間に今度はニューヨークへ!