Thoughts

December 2013

クリスマスの祈り

ChristmasHome_resize.jpg恐ろしいもので、忙しさに紛れてクリスチャンであってもクリスマスの精神を忘れそうになっていました。

ここ数日、忘年会等も含め、友人と会う事が多く、気持ち的にもとても忙しない感じになっていたような気がします。久しぶりに会う友人が多く、寒い帰り道は夜空を見ながら、「こんなにもいい友人達に出会えた事は本当に感謝!」と思いながら、幸せな気持ちにもなるのだが、街のクリスマスツリーや華やかなライト、プレゼントやカード、食事やお菓子の目先のきらびやかさに追い立てられていたようなざわざわした気持ちにもなっていました。

しかし、今日は朝から夕方までのレッスンの後、いつも行っていてる教会の夜半(午前0時)のミサにあずかりました。御ミサが始まると教会は真っ暗にされ、それから神父様が持っていてる一本のロウソクから信者さん全員のロウソクにその光を頂くのです。イエス様の光が私たち一人一人に灯されている事を象徴していますが、急に心がとても穏やかになりました。

家族、友人、そして世界中で色々な悲しみを抱えている人達への思いだけに一瞬にして心が浄化され、本当に素敵なクリスマスを過ごす事が出来ました。

世界中の人達に平和と愛と希望がもたされますように....。

言葉にするのも勿体ない

今日は鎌倉芸術館でのコンサートに行って来ました。チェロのミーシャ・マイスキー。世界的に有名なチェリストをこんなにご近所で聴けるのは何とも贅沢。数年前に茅ヶ崎でバッハの無伴奏を聴きに行って感動したので,今回のコンサート・チケットは私としては珍しく早々と取ってあったのだが、超満員でまずびっくり。正統派の音楽家でこんなにもお客さんが入るのはやはりとても嬉しい。

そして,コンサートだが...。
あまりに素晴らしくて,その感動を言葉にするのでさえもがもったいない...。

どうしたら、あんなに心も魂も深く入り込みながら、自己陶酔する事なく、音楽を見失わずに演奏出来るんだろうか...?