キャッチボール
最近、音楽とは関係ないブログばかりになってしまっている気がするが。。。
未だにとても興味を持っていて、ブログも楽しみしている東田直樹さんだが、「あるがままに自閉症です」という本は本当に目からうろこの事だけでなく、妙に納得する事も多くあり、とても興味深かった。東田さんのブログを読むと自分にも思い当たる事が多々あるのだが、「あるがままに自閉症です」の中で妙に共感しながら、笑ってしまったのが「キャッチボール」について書いたものでした。「小学校低学年の頃は、ボールを取ったり投げたりする意味が分からなかった」と書いてあり、私もいつも思っていた事でした。「僕は、キャッチボールをしている間も、転がっているボールの上に腰掛けては休みました。芝生の上にあるボールはソフトボールなのにそれが大きな石に見えたからです」と云う発想は無かったが(笑)、キャッチボールっていつも不思議なものだな〜と思っていました。あれはスポーツというよりも何かコミュニケーションの手段のような気がする。うちに来ていた生徒さんとレッスンの後に時々一緒にキャッチボールをする事があったのだが、意味もなく楽しく、いつもほのぼのとした気持ちになっていたのを思い出します。
外国だとあまりのんびりとしたキャッチボール風景というのは見る事がなく、子供のピッチングをお父さん/お母さんが特訓というような本気モードが多いので、結構子供は楽しいというよりも必死。日本のキャッチボールはいい文化だな〜と思う。