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今朝、ベランダのドアを開けたらふわ〜っとキンモクセイの香りが。うちの庭に木があるわけでもないのに得した気分。
車の窓を開けて走っていたら、やはりあちこちから同じようにキンモクセイの香り。

そして、お墓参りに行ったらトンボもたくさん飛んでいました。

まだまだ暑いけど、秋も本番。
頑張り時!

新しい筋肉!

Fingermuscle_resize.jpg今日、練習中に手を見たら、親指と人差し指の間に新しい筋肉を発見!
ラフマニノフは手が小さい人にはかなりハードなので、毎日の練習によく耐えてくれているな〜と、自分の手に感謝しているんだけど、こんな歳でも進化してくれているんですね。よく見てみたら、随分と手の形が変わって来ています。

前にリサイタルの時に一番前の席に座っていた友人が「小指の筋肉が凄くて、目が釘付けだった」と云うコメントを頂いた事もあります(笑)。

手応え

ずっとアメリカ旅行のブログを書いて来たが、実生活は10月のコンサートに向けて猛練習中。この1年半程の修行の成果がどれ位、出てくれるのか...。

%E5%BC%BE%E3%81%8D%E5%90%88%E3%81%84Rachmaninoff_resize.jpg先日、友人のMちゃんとお互いのコンサートで弾くプログラムの弾き合いをしました。今度のコンサートは自分も相当気合いが入っているので、夏休みに入る前から、売れっ子で超忙しいMちゃんに日にちを取ってもらっていました。

Mちゃんは「展覧会の絵」とラヴェルの「ラ・ヴァルス(ソロ版)」の超大プログラム。展覧会の絵も大変なのだが、「ラ・ヴァルス」は2台ピアノでやっても大変なのにソロなんて凄過ぎ!!!いつも、感心しちゃうのだが、とにかく完成度が高く、どこまで自分が自分を引き上げないといけないかを見せて来るので、本当に刺激になります。今回は完成度だけでなく、音楽も深みも増していて、一観客として本当に楽しませてもらいました。

一方の私だが。。。
実に修行していただけあって、もう幻なのではないかと思っていた、私にとっての音楽の本質が確かにそこにあるように実感出来ました。しかし、演奏としてはあまりにボロボロで落ち込む/呆れるより、笑ってしまう程だったので、あと一ヶ月はとにかく完成度をあげる事にも気を向けないとと思っています。

4月のイギリスでのコンサートの後に色々な人から「演奏が随分変わった」「今までで一番楽しめた」とかかなりいいコメントをたくさん頂いたのだが、一緒に演奏したチェリストさんがあまりに素晴らしかったので、彼のお陰で音楽レブルが相当引き上げられていたように感じていた私としては、あまり自分の音楽がそこまで良くなっていたとはまだ思えなかった。
しかし、それでも確かに自分の中でこの一年で色々と変わった事は多く、さらに一緒に演奏したチェリストさんのお陰で次のレベルにまで引き上げてもらったような気はしました。

Midori%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E5%BC%BE%E3%81%8D%E5%90%88%E3%81%84_resize.jpg帰って来てからも、そのチェリストさんの音楽的な深さを思ったり、考えたりしながら自分の音楽追求を続けて、そして、音楽家ではないけど、自分の世界を確立している人との出逢いややりとりを通して、本当にここ数週間色々な要素が集結して、自分の中で確信が持てるものが出て来た気がしていました。

でも、勘違いも多い私なので今回はあまり喜び過ぎないように、ひかえ〜めにしていたのだが、今回の弾き合いで久しぶりに聴いてくれたMちゃんの反応も良かったので、あとはとにかくコンサートまで気を引き締めて、ここで満足しないで最後まで諦めずに完成度を上げて練習しなくてはと思っています。

10月16日、12:30からセントレ・ホールでの30分のランチタイム・コンサートですが興味のある方はぜひいらして下さい!

スーパームーン

SuperMoon2014_resize.jpg美しい...。

アメリカの夏:ボストン色々:自然体

                              こんな写真に...。
Redsocks%E9%A3%9B%E8%A1%8C%E8%88%B9_resize.jpgボストンに行く前にフランス人の友人から、「ボストンは人が冷たい感じがする」と云われた時に、内心「フランス人っぽいって事?」って思っちゃったのだが、彼自身が「パリ人みたいだよ」って云ってくれたので思わず笑っちゃいました。
街自体も、ヨーロッパの真似事みたいな感じなのかと思い込んでいたので、行く前に何も期待せず、逆にある意味、身構えて行ったくらい。

それがそれが、街は緑も多くてきれいだし、建物も新旧がうま〜く共存していて、本当に素敵な街だと思えました。

そして、人もニューヨークのようなざっくばらんとしたオープンなフレンドリーさはないけれど、だからといってお高くとまっているわけでもないと感じました。確かにレストランやお店ではすご〜くにこやかにサービスはしてくれないので、ニューヨークに比べると何となく愛想が無い感じはするが、電車の中で困っていたりすると、嫌がらずに助けてくれるし、私が泊まった所の若い方もとても親切でした。レストランでサーブしている時に一回も笑わなかったウェートレスはさすがに「友人はこの事を云ってたんだろうな〜」と思ったけど、店を出たら、窓越しに手を振ってくれたので後味は超良かった(笑)。

また、夜遅く帰って来た時に電車から降りると、レッドソックスの宣伝用飛行船が飛んでいて、急いで写真を撮っていたら、お兄さんが「上手く撮れる?」って話しかけて来て、私も正直に「う〜ん...。なかなか難しい。」って答えたら、「僕もいつも撮ろうとするんだけど、なかなか上手く撮れないね。」とあたかも友達のような会話で一瞬にして心が和みました。

ボストンにいる間中、今回は本当に人に関しては嫌な経験はなかったのでとてもラッキーだったと思う。愛想はないけど、別に気難しいわけではないわけで、慣れてくれば、自然体でいいかも、とまで思えました(笑)。

ストレスフリー

                              雪の雪ノ下
%E9%9B%AA%E3%81%AE%E9%9B%AA%E3%83%8E%E4%B8%8B_resize.jpg一日でこんなにも雪って積もるのね、ってくらいに鎌倉凄い事になっていました。
でも、今日は一転。太陽が照って,気温もぐんぐんあがって雪も朝から溶けていました。いつも思うのだが、大人になって雨や雪で何が嫌かと云えば、靴が原因のような気がする。数年前に雨用のお気に入りのブーツが見付かってから雨でもさほど出掛けるのが憂鬱でなくなりました。%E3%83%A2%E3%82%B3%E3%83%A2%E3%82%B3%E3%83%96%E3%83%BC%E3%83%84_resize.jpgそして、今回の雪。真冬の被災地にボランティアに行くために一年程前に買った雪でも大丈夫なように完全防水のモコモコのブーツがあったので、全然外に出るのが億劫ではなかった。今日,初めて鎌倉で役に立ちました(笑)。

今朝の鎌倉。車も殆ど通っていなかったので、とても静かで風情がありました。
(上の写真でちょっと見にくいのだが、鎌倉には「雪ノ下」という素敵な地名があります。)

初体験

%E9%9D%92%E4%BA%BA_resize.jpg歳を重ねていくと、初めて体験する事が少なくなって来るのだが、今日初めて大学の学園祭というものに行ってきました(笑)。生徒さんが大学のピアノサークルで弾くというので行って来たのだが、凄い人でびっくり!若い人がいっぱい、元気がいっぱいで、なぜだか凄く意外な感じがしてしまいました。何となく今の大学生は元気のないイメージが強いのだが、やけに盛り上がっていて頼もしく感じました。

%E9%9D%92escalator_resize.jpg大学はイギリスに行ってしまったので全く日本の大学生活を知らないのだが、キャンパスの広さ、きれいさにもびっくり。大学によって随分違うとは思うが、本当に恵まれているな〜とつくづく思ってしまった。

校内での色々な発見。校内にエスカレーターまであって目が点(笑)。トイレ等もかなりきれいで女子トイレは洗面前の鏡の他に身だしなみ(化粧)チェック用の大きな鏡もあってびっくり。

そして、初めて座る階段式の教室の席。あまりの狭さにびっくり!アメリカ人だったら誰も座れないし、体格差別で絶対に問題になると思う(笑)。実はこの階段式の席。ずっと憧れていました(笑)。イギリスの音楽大学(アカデミーだけでなく)は少人数制のせいか階段式の教室を見た事がない。教室も狭く、実践が多いせいか、椅子も肘掛けに小さな書く台が付いたものでした。おまけに人数が多い時等は椅子がない人は床に座っていました!

色々と何もかもが新鮮に感じている中、生徒さんのピアノ・サークルのコンサートが始まりました。凄い急な階段式の席から見下ろす形でピアノが置いてあるのだが、円形式劇場のようで、音響がやたらと良い(笑)。音楽専門でない学生さん達が本当に一人一人思いを込めて弾いていて、専門にやっている人とは違う良さがありました。サークルなのでレベルの格差はあれど、皆本当にピアノが好きで弾いているんだな〜というのが伝わって来ました。

Haruka%26Me_resize.jpg生徒さんのHちゃんは今回はバッハのパルティータを弾きました。自分の生徒としてのひいき目を間引いてもかなり良かったように思う(笑)。とにかくバッハが生き生きとしていました。これは実は優しいようでいて、かなり難しい事をやってくれているのだが、硬いイメージのお勉強のバッハではなく、格式や構成がしっかり出来ていながらも、とても人間的な親近感を持てるバッハでした。バッハは楽譜には強弱記号やフレージング(どこまでが一つの旋律か)の表記がないので、丁寧に深く追求する意思がなければ本当に音の羅列になってしまい、ほとほとつまらない音楽になりがちなのだが、和声の進行や全曲を通しての構築を丁寧に作り上げて来たお陰で、バロックの形式/格式を壊さずにバッハ、そしてHちゃんの心のひだが見えるものになっていました。もちろん、欲をいえば、色々ともっと出来る事があるとは思うのでこれからまだまだ頑張って欲しいのだが、先生としてはとても誇らしい気分でした。

2周年

%E5%90%88%E5%90%8C%E7%A5%88%E9%A1%98%E7%A5%AD_resize.jpg3月11日。今年で2年。日本にとってはあの日を境に世界は一変したように思います。今年も鎌倉では合同祈願祭がありました。%E5%90%88%E5%90%8C%E7%A5%88%E9%A1%98%E7%A5%AD%EF%BC%92_resize.jpg

一回目は神道の鶴が岡八幡宮で、二回目は仏教の建長寺で、三回目の今回の祈願祭は私がいつも行っているカトリック雪ノ下教会で行なわれました。
教会内で神道、仏教、そしてキリスト教(カトリックもプロテスタントも)のお祈りが捧げられました。

亡くなれた方のご冥福、残された方達の心の癒しと平安、そして一日も早い復興を祈願して...。

2013年

明けましておめでとうございます!
2013年が皆様にとって素晴らしい年となりますように!
ブログが滞っていますが、どうぞ今年も宜しくお願い致します!

釜石1月:思い

%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%8C%E3%81%A8%E3%81%86%EF%BC%86%E7%A5%88%E3%82%8A%E5%BA%83%E5%A0%B4.jpg たくさんの「ありがとう」とたくさんのお祈り...。一日でも早く復興が進みますように...。

釜石1月:再会と出逢い

釜石は今回で3回目なので再会も新しい出逢いもたくさんありました。

A%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%A8%E8%9F%B9_resize.jpg初めて釜石に6月に行った時の初めてのミーティングで隣に座り、11月に行った時には出迎えて下さったAさん。いつも身近にいながら、一緒に活動する事がなかったのだが、今回は初日の活動が一緒に組まれていました。お互いに帰国子女という事で、今までも共感出来る事が多かったが、一日中一緒に過ごしみると、やはり思っている事や感じている事が似ていて、さらに親近感を覚えました。

ボランティア活動には全国から様々な人が来ているので、新しい出逢いもたくさんあります。色々な方と出逢って、触れ合って、本当にいい時間を過ごす事が出来ました。今回の出逢いで一番強烈に印象に残っているのは私が帰る前の晩に到着したH君。
何と福岡からヒッチハイクで釜石まで来たらしい!ちょうど到着したのが、夕食中の食堂で皆がくつろいでいる時間だったが、そのヒッチハイクの話で大盛り上がりに盛りあがった。一週間近く掛かったらしいが、最初はあてがなく、「ニュースで気仙沼、気仙沼って云うから、気仙沼を目指した」との事。来る途中で神父様が車に乗せてくれて、あてが無い事を話したら、怒られたが(笑)釜石教会のベースキャンプに電話してくれて、来る事になったという経緯。(余談だが、この神父様は今までに10人以上のヒッチハイカーを乗せているらしい。)
H%E5%90%9B_resize.jpg「どういう人が乗せてくれるの?」とか「一番待ったのはどれくらい?」とか質問攻めにされていたが、このH君が本当に福を呼びそうな良い顔をしていているので人が乗せようと思うのもよく分かる。久しぶりにベースキャンプの雰囲気も一気に明るくなって、人一人の効果って凄いな〜と思ってしまった出逢いでした。

私はもう翌日には帰る事になっていたので名残惜しかったのだが、寝る前に「H君がこれからどんな人生を歩むのかがとっても楽しみだよ!」と云ったら「俺も凄く楽しみです」と云っていた。
明日は何でも起こりえる。良い事も悪い事も。でも明日の事を不安に思ったり、心配するのではなく「楽しみ」と思えたらどんなにいいだろう、と本当に素晴らしいなと思いました。ポジティブに明日に希望を持ちながら、行動を持って恐れずにチャレンジしていける人はあまり多くないような気がするので、H君と出逢えた事は本当に感謝でした。自分もその行動力と勇気を見習いたい。

写真右上:かわいいAさんと仮設の方から頂いた蟹の差し入れ
写真左下:H君。ヒッチハイクのポーズまでしてくれました(笑)

釜石1月:止まった時間

%E5%A4%A7%E6%A7%8C%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E_resize.jpg2日目の写真洗浄の場所が大槌中学でしたが、この日、活動に向かった私たち3人の誰もがこの場所が初めてでした。車で中学までは問題なく辿り着いたものの、どこで作業しているのかが分かりませんでした。二階だという事は知っていたので、校舎の二階に上がり、一つ一つの教室を覗いて探しまわりました。結局は隣の体育館の二階だったのだが、校舎が当時のまま残っていて、黒板には授業の途中らしきものが書いてあったり、机も椅子もきちんと並べられたままだったり...。本当にあの時を境に時間が止まっているようでした。

そして、ある教室にはピアノが。ピアノ椅子もお行儀良くピアノの前に置かれたまま。中に入ろうとしたら、さすがにこの部屋だけは鍵が掛かっていて、中に入る事は出来ませんでした。

いつか、あのピアノはまた弾かれる事があるのだろうか...。ピアノが何とも寂しそうでした...。

釜石1月:思い出

%E5%A4%A7%E6%A7%8C%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E5%A0%B4_resize.jpg釜石での活動二日目。
NPO団体パレスチナ子どものキャンペーン主催の写真洗浄。こちらは活動場所を点々としていて、今回も場所が大槌町中学校に変わっていました。初めての時は避難所にもなっていた大城山体育館の入り口、そこから廃墟になったパチンコ屋さんに移り、私が11月に行った時には大槌小学校になり、そして今回が大槌町中学校。今回の作業場所は体育館の2階にあり、窓にはちゃんとガラスも入っていて外からの光も入るので、今までの作業場所の中では一番環境は良かったような気がします。(水、電気は通っていないが...。)しかし、アルバムや写真の傷みや腐食は時間と共に進んでいて、カビや砂ボコリが相当ひどく、「マスクは必ず二重にして下さい」との指示がありました。石油ストーブは二つ焚いているが、相当寒いので、換気よりも暖かさを優先にした密室での作業。長期で活動していらっしゃる方は本当に健康への影響が心配...。

%E5%A4%A7%E6%A7%8C%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E4%BD%93%E8%82%B2%E9%A4%A8_resize.jpg担当のMさんとは今回お会いするのが三回目。「また来てくれたんだね。ありがとう。」と迎え入れてくれました。いつ来ても本当に一つ一つの写真を大切に扱っているMさんには頭が下がります。ご自身も被災なさっているので、思い入れが全然違うのだと思います。今回初めての事だったのですが、作業している最中に、Mさんがお知り合いの方の写真を見付けられていて、その方のお話をして下さいました。

それにしても写真はまだまだ膨大な量が残っています。写真洗浄をしながら色々な思いが交錯するのだが、釜石から帰って来てから、この話を友人にしたら「以前に本で読んだんだけど、人が火事や災害等で自分の大切な人やものを全て亡くした時に写真一枚残っているだけで、全然違うらしい。人間にとって思い出の消失というのは本当に辛い事なんだ、って書いてあったよ。」と教えてくれました。

一人でも多くの人が写真を見付けられて、これからもたくさんの良い思い出となる写真を撮れるように、と願うばかりです。

写真右上:写真洗浄の作業場から撮った写真。窓の外にはとてつもない数の潰れてしまった車が並べられている。「つい最近も車の中から骨が出て来た」という話をしていらっしゃいました。

写真左下:体育館に置かれている洗浄前と洗浄後の写真。
ちょっと分かりづらいが奥の方の床がせり上がっている。

釜石1月:冬の釜石

%E9%87%9C%E7%9F%B3%E6%B5%B7_resize.jpg今年は全国的に寒いと思うのだが、この時期の釜石はさすがに寒かった。寒がりで知られている私だが、他の方も相当防寒対策をして来ていました(笑)。
私は化繊が苦手で、ヒートテックのようなハイテクな防寒が出来ないため、綿とウールを7枚(下は4枚!)パンパンに重ね着した上にダウンコートを着たまま作業していたが、他の方でヒートテックを3枚重ね着した上にセーターにコートを着ていた人もいたので、みんな同じように万全の態勢だったよう(笑)。ホカロン50個持って来たという人もいたし。

%E7%A5%88%E3%82%8A%E5%BA%83%E5%A0%B4_resize.jpg今回の活動、一日目は「心のケア」。
仮設住宅の集会室での喫茶スペースを設けての傾聴が目的の活動。
今回は多くの方が来ていらした訳ではなかったが、逆にとても親密な感じで現地の伝統料理や小正月の風習や子供の頃の釜石の話を、一緒に折り紙をしながら色々と聞く事が出来ました。

釜石に着いた時に雪が積もっていないのが意外だったのだが、訊いてみたら、雪が降るのは3月、春の頃だそう。

おばちゃんが「早く春が来て欲しいね〜....。津波を思いだすから嫌だけど....。でもやっぱり春は早く来て欲しいね〜。」と複雑な思いを明るい声で話していました。

釜石1月:言葉の力

今日ラジオを聞いていたら、鎌倉で先日行なわれた福島出身の詩人の朗読会について話していた。詩人のインタビューもあり、震災後、言葉がいかに力を持ち、光を放つものとなり得るかを話していた。私自身もつくづく同感である。言葉が本当に重みを持つようになっているのは、発する方も受け取る方も「人」に対して敏感になっているからのように思う。

12-01-20_09-08_resize.jpg先週また釜石に行ってきました。生徒のレッスンがお休みになり、急遽行ける事になりました。今回行こうと思った大きな理由が「言葉」による後押しでした。

2週間程前から釜石ボランティアベースキャンプのブログでボランティアの数が激減している事が書いてありました。募集を何度も呼びかけていて、ある日のコメントに「身も心も寒いです」と私もお世話になったスタッフのIさんが書いていました。スタッフの中でもとても明るく元気な方だったので、この言葉が本当に心にズンと来てしまいました。すぐにでも行って少しでも力になりたいとは思っても、仕事を放っていく余裕はないので、ボランティアの方が増えるように祈っていました。

その何日か後の日曜日。教会に行くと神父様のお説教が、福島の教会を訪れ、避難していらっしゃる方達の深刻な状況のご報告でした。福島の農家の方が生き甲斐をなくし、本当に悲しい事態を引き起こしている事を聞かされました。「私たち一人一人に何が出来るのか」を考えなければいけない、と。

日曜日の夜に生徒のレッスンが無くなった事が分かり、これだったら短くても数日間だけでも行けるかもしれない、と思ったものの、あまりに急だったので心の準備がなかなか出来ず躊躇していたのだが、最後の一押しが月曜日に。

月曜日にレッスンに行く用意をしながらラジオを聞いていたら「明日は防災とボランティアの日」なんて大々的に特集を組んでいました(笑)。これはもう「行くしかない」と。

無謀ながら、夜遅く仕事から帰って来た後に仙台のボランティアセンターに翌日の火曜日からのボランティア希望のメールを送りました。本来は一週間前に希望を出さないといけないので、ダメ元でしたが、その日もベースキャンプの人数がとても少ないのをブログで見ていたので、少しの希望を持って眠りに着きました。

朝、すぐにメールをチェックしたが、返事は来ていません。
30分毎にチェックしていたのだがやはり何も返信がないので、これはやはり無謀過ぎたと反省し、「正午までにお返事がなければ、今回は諦めてまた次回お願い致します。」と再度メールしました。

一応行けるように何となく荷造りはしたのだが、今回は見送りだな〜と思い、その日に会いたいと云っていた友人に「正午に返事出来る」とメールを送り、呑気にピアノの練習をし始めました。行かないとなると、体の緊張もほぐれて来て、少し気持ちにも余裕が出て来ました。

そして、もうすぐ正午だな〜なんて思っていた11:57に電話が。
仙台サポートセンターからでした。人数がかなり少ないと云う事と、リピーターという事で要望を受け入れて下さいました。

急遽、一時間後に出発する事となりました!何となくの荷造りはやはり何となくに過ぎず、それから走り回って準備しました。忘れ物もいっぱいあったが何とか無事に出発出来ました。

%E5%A4%A7%E3%81%8D%E3%81%AA%E5%BB%BA%E7%89%A9_resize.jpg今回の活動期間は2日だけ、と短かったが本当に行けた事に感謝しています。あまりに急に決まったため、いつも事前にベースキャンプにしている電話も新幹線を降りた新花巻からしました。電話口に出たのは、ブログを書いていたIさん。明るい声で「お待ちしています!」と云って下さり、めちゃくちゃ寒かったにも関わらず、心がホッと温まりました。

今、少し人数が増えているそうですが、またしばらくすると釜石ベースは閑散期に入るそうです。もし体も健康で、少しでもお気持ちがある方がいらっしゃいましたら、ぜひいらして下さい。まだまだ人手は必要だそうです。心のケアが中心の活動です。「カリタスジャパン」のサイトでボランティアを応募しています。

今回は二日だけしか行けず、私がここにいる事は役に立っているのだろうか?とも思ってしまったりもするのだが、現地で云われた言葉にとても救われました。

「微力は無力とは違う」と...。


2012年

世界中の人達にとって2012年が良い年になりますように。。。
特に日本にとって、笑顔の人が一人でも多く見られる年となりますように。。。

再び釜石へ:Ⅳ

                        大型タンカーのあった場所
%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%BC%E5%BE%8C_resize.jpg釜石4日目。

釜石での最終日。釜石での最後の日とあって、どうしても港まで行きたかったので、朝5:30に起床。明るくなって来たのを見計らって6時頃に一人で散歩に出掛けました。

港に行きたかった理由は、釜石ベースキャンプのブログで港に乗り上げていた巨大なタンカーが無くなっている事を知っていたから。6月に釜石に来た時に見ていただけに(7月のブログ参照)、その後、どうなっていたかをぜひ見に行きたいと思っていました。

港近くは瓦礫が無くなっていたり、道路が整備されたりもしているが、やはりまだまだ半壊の建物も多い。ずんずんと歩いていたら、見覚えの無い所に出て来たので、変に思って戻ったら、タンカーのあった所を通り過ぎていました。今では岸壁に大きな窪みが残っているのみでした。

%E3%81%8C%E3%82%93%E3%81%B0%E3%82%8C%E6%9D%B1%E5%8C%97_resize.jpgそれにしても海が美しい。前日に仮設住宅の方と鎌倉の海の話になり、彼が「湘南の海は水が濁っているよね」と云うので、「確かに夏はそうだけど、冬の海はきれいですよ」と切り返したが、この釜石の海の色は深みがあるのに独特の透明感があり、毎回見る度にその美しさに感動してしまう。この海が、と思うと悲しくなったり...。

7時過ぎにベースキャンプに戻り、朝食にまたお昼のおにぎり作り。一連のミーティングとベースキャンプのお掃除。

この日は昨日とは別の仮設住宅での心のケア。ベースキャンプから歩いて5分程のところにある仮設住宅。

午前と午後に1時間半程ずつ戸別訪問をして、他の時間は集会所でのお手伝い。この仮設住宅の方達は元気で明るい方が多く、前日の仮設住宅とは全然雰囲気が違っていた。やはりコミュニティーによって色があるよう。踊りの先生をしていらした方は、お家の中に招きいれて下さり、こたつに入って一緒に一時間近くお話しました。踊りのお話からご家族の話、そして津波の話。本当に人生の縮図を聞くような濃い一時間でした。

お昼はスタッフと地元の方お一人と一緒に。その方の娘さんが作って下さったという美味しいカボチャのコロッケをみんなで頂きました。

%E5%A4%A9%E7%A5%9E%E4%BB%AE%E8%A8%AD_resize.jpg午後は喫茶スペースでお茶を出したり、手芸のお手伝いをしたり。
そして、午後2:46になるとサイレンが鳴りました。この日は11月11日。月命日でした。それまで賑わっていた集会室も皆で黙祷。一分間が過ぎるとまた皆で賑やかに話し出しましたが、やはり皆涙目でした。中には「今日だったの忘れていたね、お母さん」と云っていらした方もいたし、「このサイレンはいつまで鳴らすのかね」と訊いていた人もいました。色々と複雑な思いが交錯していて、こちらも色々と考えさせられました。

午後4時には集会所の掃除や片付けも終わらせて、ベースキャンプに戻りました。
心のケアチームで最後のミーティング。

その後お世話になった皆さんにご挨拶して、4時半過ぎにベースキャンプを出発。
皆さんがお見送りして下さって、釜石を後にしました。

今回の旅は本当に色々と考えさせられました。メディアでは入って来ない様々な状況や情報を知る事が出来た事だけでも行った意味はあったように思います。
6月に行った時には全体的な一体感みたいなものを感じましたが、今回はとにかく皆さんがそれぞれに個々のペースがあり、個々のニーズがあるのだという事をひしひしと感じました。
物資や食料等は今でも無料で提供される事が多いが、被災者自身からの「もう無料で提供しないで欲しい」という声もあれば、逆にただで提供されるのが当たり前と思われてしまっている状況もあったり、たくさんの企業が仕事を提供出来るように努め、求人するのだが全然人が来ない等々、鎌倉にいれば知る事の出来なかった事を色々と知る事が出来ました。

時の経過と共に3月11日のインパクトは弱くなりがちだけど、今回再び釜石で過ごした時間や思い、新しく出逢った人達によって被災地への思いは風化しないようにしたいと思っています。

再び釜石へ:Ⅲ

釜石3日目。

朝5時に散歩に誘われていたのだが、さすがに前日が睡眠不足だったので、お断りして朝はゆっくりと寝る事にしました。

6:30に起床。
朝食はパンに手作りの林檎ジャム。お昼のおにぎりも作って。

7:45にミーティング、そして8:00から掃除。

この日は仮設住宅での心のケアの活動。
戸別訪問や気をつけるべき点についてのミーティングが8:30から。
仮設住宅での「心のケア」は初めてだったので、私だけその後に個人的な指導もして下さいました。

荷物を一式、バンに積み込み、9:20に出発。

%E5%B9%B3%E7%94%B0%E4%BB%AE%E8%A8%AD_resize.jpgこの日は山間にある仮設住宅。抜けるような青空に山の紅葉が映えて、とても気持ちのいいお天気でした。しかし、寒さも半端なく、喫茶スペースとなる集会所の部屋も床も冷えきっていて相当寒い一日になりそうな予感。。。

集会所は着いてすぐに窓を開け放って、掃除、それからお茶やお菓子の用意、手芸用品やゲーム、おもちゃ等を準備。喫茶スペース「お茶っ子サロン」は10:00〜12:00、13:00〜15:00までだが、10:00前に人が来始めました。お茶っ子サロンを楽しみにしているのが伝わって来ます。

私はSさんと組んで二人で個別訪問。一軒一軒にノックをして皆さんにお声掛けをして皆さんの様子を聞いていきます。

DSCF1786_resize.jpg1時間半程回った後にサロンに戻ると、あんなに寒かった集会所が熱気でムンムン。窓が全部曇っていました。おば樣方が手芸で盛り上がっていて、とっても楽しそう。今回釜石に来て、こんなに楽しそうな顔と声をたくさん見聞きしたのは初めて。とても嬉しくなりました。子供やおじさま方もいらして、本当に賑やかな雰囲気でした。

お昼になると、皆一度家に帰るので、スタッフだけでの静かなお昼。太陽の光がサンサンと入って来て、皆で少しゆったりとした良い時間を過ごせました。

午後になるとまたたくさんの人が集まって来ました。一緒に手芸のお手伝いをしたり、おじさま方にまわり将棋を教えてもらったり、そして、お話をしたり...。和やかながら、やはり皆それぞれに背負わされてしまったものはとてつもなく大きい。

15:00にサロンが終わり、掃除と片付けをしてベースに。
16:00過ぎに「心のケア」チームでのミーティング。気になる事について報告します。

16:45から、ベース全体のミーティング。今日一日の皆様の活動報告を聞いて、そしてグループに別れて分かち合いをしました。

夕食は前日に引続き、うどんと焼売。そして、甘党の私としてはとっても嬉しいあんみつをシスターが作って下さっていました!美味しかったです!

近くの銭湯にお風呂に入りに行って、皆と少しおしゃべりをして、少し遅め(!)の10:30に就寝。

それにしても、この日は初めての仮設住宅での心のケアの活動。集会所での皆さんの賑わいと、集会所にいらっしゃれない方の差の大きさにとてもショックを受けました。ミーティングでも話に上がったのだが、二極化が進んでいて、それをどうするべきかが課題となっています。足が悪いからとか、夫/親の介護があるからとか、そう云う理由で来れない方もいらっしゃれば、やはり人と会いたくない、話したくない、という理由でいらっしゃれない方もいらして、高齢者の多い仮設住宅だっただけに、皆さんの孤立感、孤独感をすごく感じてしまった一日でした。時間が経てば経つ程、人は千差万別で、それぞれのニーズも千差万別なのだと云う事を認識させられました。

再び釜石へ:Ⅱ

                          作業場の大槌小学校
%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E5%A0%B4%EF%BC%92_resize.jpg釜石での2日目。

もう少し遅くても良かったようだが、シスターが5:30に「ブレーカーが降りてしまったんだけど、どこにブレーカーがあるのか分からない!」と皆を起こしに来たので、5:30にそのまま起きました。皆はまた寝に戻ってしまったけど...。外は真っ暗だし。前回と違って、朝の時間帯はもう少しのんびりとしている。6:30まで寝ても大丈夫なよう。

前日に皆があまりにも早く寝てしまうので(8:30!!!)一人で食堂に上がって勉強していたのだが、寝床に入ったのは10:00。全然眠れず、時間が早いせいなのか、床で寝袋で寝ているせいなのか、とか色々と考えていたのだが、しばらく経ってから誰かが寝言で「寒い、寒い」と云ったら、他の人が暖房を付けてくれて、暖かくなったら急に眠気が襲って来て寝る事が出来ました。結局寒かったんですね。。。寝言でもない限り、こういう場所ではこういう事は云えないので、内心感謝でした...。

朝食を済ませ、お昼のおにぎりも作って、7:45にミーティング。その日の作業のチェックをして、シスターがお祈りをして皆を送り出して下さいます。

8:00に掃除。これも前回とは違って人数が少ないので、掃除用具も掃除する場所も足りなくなる事はなく、凄いダッシュをする事もなくゆったりとトイレや洗面所の掃除をしました。

%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E5%A0%B4%EF%BC%93_resize.jpg9:30に4人で出発。
前回、大槌町の体育館で行なわれていた写真洗浄が場所を移して、大槌町の廃墟となっている小学校で引き続き行なわれているので、そこでの活動でした。実はこちらで作業しているMさんに会うのが今回の一つの大きな目的でした。前回、Mさんと一緒に作業中に私がピアノを弾く話をした時に「この体育館にピアノがあるよ。弾いてくれたら皆喜ぶと思うよ。」と云われたのだが、皆が寝泊まりしている場所で許可なく弾くのも気が引けたし、私も初めての被災地で相当気持ちも不安定だったので、弾くどころではなかった。なので、Mさんとお別れする時に「必ずまた戻って来て、今度はピアノ弾きます」と約束しました。

%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E5%A0%B4%EF%BC%91_resize.jpg今回は弾く機会も場所もあるか分からなかったのだが、そういうチャンスがあったら、と思って小品や子供のためのアニメの曲や童謡等を何曲か準備していきました。

久しぶりにお会いしたMさん。相変わらずお元気そうだったが、やはり事態の深刻さを感じさせる言葉が出て来たり、ご自身の心の変化も色々と感じました。
今回は体育館ではなく、津波にやられて、その上火事で焼けた学校の中での作業。窓のガラスもなく、吹きっさらしだったので、ボランティアの一人が、一日掛けて、全ての窓をビニールシートで塞いで下さいました。電気も無い所での作業なので、そこで毎日作業しているMさんは相当大変だろうと思う。。。

お昼はMさんの仮設住宅で。仮設住宅は山間のあちこちに点在していて、Mさんのご自宅は山の奥の奥の方。今まであったコミュニティーみたいなものはつくづくバラバラになってしまったんだろうな〜と実感してしまいました。

この日の作業は10:00〜4:00まで。Mさんは6月の時と変わらず、きちっとこの時間を守って作業していらっしゃいました。作業を一緒にしている間も、人への気遣いや言葉掛けを忘れる事もなく、本当に人間的に素晴らしい人だな〜と思う。

残念ながら、今回もピアノを弾く事は出来なかったが、一応弾くつもりで来た事は伝えられたので、自分としては約束が少し果たせたと思えました。

%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E5%A0%B4%EF%BC%94_resize.jpgベースキャンプに帰って来て、ミーティング。夕食は香川からいらしていたボランティアさんの手打ちうどん。その後、いつも行っている銭湯は定休日なので、車で10分程のホテルのお風呂に入りに。神父様を含めて4人で。神父様とお風呂に入りにいくと云う体験はあまり出来ません(笑)。

前日あまり寝れていなかったので、あっという間に10時にころっと寝れました。
朝が早かったので、長く感じた一日でした。
                          作業場の目の前の風景

再び釜石へ:Ⅰ

%E9%87%9C%E7%9F%B3%E7%B4%85%E8%91%89_resize.jpg今ひとつ元気を取り戻せていない自分がもどかしいが、それでも時は流れていて。。。

先週、また被災地の釜石に行ってきました。3泊4日で活動は3日間させて頂きました。

前回とは違って、今回は準備しなくてはいけないものも全部揃っていたし、現地での様子も分かっていたので全く不安や気負いも無く、あっさりと出発出来ました。

電車の乗り継ぎも勝手が分かっていたし、景色も見慣れたもので、懐かしささえ感じました。それでも、最後のローカル線に乗って釜石に段々と近づくと体が緊張して来て胃が痛くなって来ました。やはり被災地に入ると云う事で何とも云えない緊張感があります。

6月に行った時と全く同じ電車を乗り継ぎ、到着時間(17時前)も全く同じだったにも関わらず、今回着いたら、もう真っ暗でした。前回はまだ外も明るく、ベースキャンプに着いてからもお散歩をしたくらいなので、この違いにびっくり。タクシーの運転手さん曰く、山があるから日が沈むと一気に暗くなるのだそう。
駅の前の工場の大きな煙突からは白い煙がもくもくと上がっていて,この街が「生きている」事を象徴しているように感じました。後で聞いたら、24時間態勢で瓦礫を燃やしているのだそう。
%E9%87%9C%E7%9F%B3LAWSON_resize.jpgベースキャンプに近付くと,壊れた建物が多く残っていながらも、前回はなかったコンビニの明かりがこうこうと付いていて、復興は進んでいるんだな〜と思えました。コンビニは何とも云えない安心感を与えてくれるのが不思議。

ベースキャンプの教会に着くと、前回も一緒だったAさんが迎え入れてくれて、急に緊張がほぐれました。ちょうどミーティング中だったが、中に入っていくとやはり6月に一緒だった方が数名いらして、嬉しくなりました。やはり親しみのある顔に出逢えると気持ちがほぐれます。

6月に来た時はボランティアの人数も多く、そして若い方が多かったので、何となく賑やかな感じでしたが、今回は人数も少なく、年齢層も上がっていたので、ベースキャンプ内はとても静かな感じでした。

被災地の状況も、ボランティアの内容もどんどん変わって来ているのを着いた日早々、実感しました。

充電期間

10月のリサイタルが終わってから3週間強。今回のコンサートは心魂注ぎ過ぎてしまってなかなか疲れが取れずにいたが、昨日の夜、急に脳が再び正常に働き出してくれたような実感がありました(笑)。

この数週間はクリエイティブなものは何も出て来ず、とにかく受け身状態。何かを発信したい、という気持ちが全然なかったので、ブログも書こうという気持ちになれず...。ずっとこの状態が続いたらどうしよう、とも考えたりもしたが、休養期間と思って、この間に家の大片付けやペンキ塗り、庭掃除をしたり、美術館に行ったり、コンサートや映画に行ったり。ここ数カ月間練習の毎日で何も出来なかった分を取り返していました。

しかし、疲れ切っている時は発信も出来ないのだが、受信もなかなか出来ないでいるような気がしないでもない。美術館に行ってもなかなか感動出来ないでいる自分がいて、少々がっかり。徐々に元気になって来て、徐々に感動も出来るようになって来た気がします。

昨日、脳も覚醒している感覚が戻って来て,今日の練習がやはり全然違う。
リサイタルが終わってからも練習は少しはしていたが、何だかスカスカの音楽で自分で弾いていてもちょっと情けなくなってしまっていました。
何かを表現したいという気持ちがなければ、ピアノを弾くという行為は意味をなさないんだな〜と実感しました。「何かを表現したい」というのもやはり元気でなければなかなか出て来ない気持ちなので、今はとにかく体と心の充電期間と思っています。

3ヶ月

震災から3ヶ月。
12日に近くの鶴岡八幡宮でまた東北大震災のための祈りの祭事、法要がありました。今回は八幡宮と奈良の東大寺の合同祈式。夕方の6:30から2時間強。神道のお祈りは15分もなかったと思うが、東大寺のお経は1時間近くに及んでいたように思う。%E5%85%AB%E5%B9%A1x%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E5%AF%BA_resize.jpg最初は一つの字をえ〜んえんと延ばして、とてつもなくゆ〜っくりと始まり、だんだんとテンポが速くなって行って、やっと云っている事が解釈出来るくらいの速さに。最後は速過ぎて全然聞き取れなくなるくらいに。おまけに、途中で札みたいな物を投げたり、10人近いお坊さんがそれぞれ勝手にお経を唱えながら、大きな蛇腹になっているもの(お経が書いてあるのだと思うが)をセンスのようにぱらぱらと凄いスピードで開いたり、閉じたり。物珍しい事をいっぱいやっていたので、一種のパフォーマンスを見ているようでした。日本人の私でも興味津々。今回のお祈りは大災害の時に捧げるものだそうで、前回は何百年か前に唱えられたそう。ちょっと客観的にこの光景を見てしまっていたのだが、実際に地震について触れるお祈りを捧げる時に、それまでリズミカルにお経の波のように聞こえていた言葉が途切れだした時がありました。「?」と不思議に思っていたら、その内、鼻をすする音も交じって来ました。姿は見えない位置に立っていないので、何とも言えないが、住職さんも感極まってしまったのだと思います。
全国のあらゆる人の思いが、少しでも早く復興を実現する活力となりますように...。

怒り心頭

あまりブログにはネガティブな事は書かないようにしているのだが、今日は申しわけないがどうしても書かずにはおれません。。。

こんな時期に内閣不信任決議案。。。
そんなことをやっている場合ではないでしょう!!!
昨日テレビで映像を見る度に気分が悪くなっていたが、今日は会う人ごとにこの話題になり、怒りがふつふつと湧いて来てなかなかおさまらない。「国民が、国民が」と云っているのがあまりにも今の日本全体の心を踏みにじっている勘違いで、「この人達をどうにかして〜〜〜!」と叫びたくなっちゃいます。見え透いた権力/派閥争いも今までは呆れて見るばかりだったが、こんな非常事態にやられるとあまりに無神経過ぎて怒りと共に悲しくなってしまいます。

今日は庭の木を切りに来た植木屋さんともこの話になり、熱くなってしまいました。植木屋さんも「昨日、魚屋と買いに来ていたお客さんも怒ってこの話をしていたよ〜!」と云っていたし、今日はスポーツクラブでも皆同じように信じられない思いで、この事に怒りを示していた。今日届いたメールの中にもみんな怒りコメントが。

植木屋さんに「よっぽど昨日国会まで行って抗議デモしに行こうかと思った」と話し、「次にこんな事があったら声掛けますから一緒に来て下さい!」と云ったら「仲間みんな連れて行きますよ!」と云ってくれた。政治家の周りにも同じように怒っている人がいっぱいいるはずだが、これはやはり数で示さないと政治家も目が覚めないのではないだろうか。中近東もデモがあちこちで起きているが、日本はなかなか思いはあっても行動が起きない。被災者の方は生活自体が精一杯だろうから、代弁者となって私たちに出来る事はあるはず。こういう時にインターネットを通してネットワークを作れる方法を知っておくべきだった。。。今まで政治に無関心過ぎた自分も腹立たしい。

新年

明けましておめでとうございます!
皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

昨年はブログが滞りがちになってしまいました。
色々な事が上手く回らなくなってしまったせいだが、新しい年になって新しい形で自分の生活も軌道に乗せられるように頑張りたいと思っています。

どうぞ今年も宜しくお願い致します!

文化の秋だが...。

秋、真っただ中という感じで真っ青な空も見られるようになって来て、とても気持ちがいい。少々暑いが、夏のだれ切っていた自分から抜け出してやっと本格的にフル活動。文化の秋に相応しく、知人友人のコンサートに行く事も多い。週に2~3回は行っている(笑)。

今日もコンサートに行って来たので、ここ最近聴いて来た色々な感想や思いを書こうと思ったのだが帰って来てテレビを付けたらチリの鉱山のニュースをライブでやっていて、すっかりそれに心を奪われてしまいました。一人一人の救出に時間が掛かるのでこれから引き上げられる人の事を細かに紹介してくれる。何だか隣のおじさんのような親近感を覚え出すので、地上に出て来た時には何ともいえない感動がある。人の生命の大切さとそれを利害関係なしに救おうとする人達の素晴らしさを実感する。(この救出劇を大統領が意図的に利用していると批判しているものもあったが、自分に助ける力があったら助けない人はいないだろうし、そんな事とは別に実際に助け出せているのだから、はっきり云ってこの批判はどうでもいい...。数年前のソ連の潜水艦の悲劇を考えれば、全力を尽くして救出しようとしているチリ政府はあるべきす姿ではないだろうか?)

今の時点では15人が救出されている。残りの18人が無事に救出される事を切に祈って...。

秋の香り

数日前、急にほのかに香って来たキンモクセイも今ではどの街に行っても甘い香りを大いに放っている。いつも駅まで歩く細い路地で毎年一番先にその香りに気付くのだが(この場所は桜の木もあって桜の開花も他の場所よりも2〜3週間早い)今では鎌倉駅のホーム、生徒達の家へ歩いて行く道のあちこちで香っています。一番驚いたのは新宿のビル群の歩道橋の上でも香りがして来たので見回したら、鉢に植えてありました(笑)。

あんなに暑かった夏でしたが、秋になってしまえば忘れてしまうものですね(笑)。
熱中症で暑い時は体調が今ひとつだったが、今はすっかり元気。

実は来年の夏までは少し演奏活動を休止して大きなコンサートを控えようと思っていたのだが急に予定が変更になり、来年の3月にリサイタル、そして夏には室内楽のコンサートをする事になりそう。気持ちの切り替えがなかなか出来なくて自分でももどかしいのだが、今はとりあえずリサイタルのプログラム作りに毎日頭を悩ましています。2週間程前から考えているのだがなかなか決まらない。。。「これで完璧!」と思っていたプログラムがあったのだが「来年はリストの生誕200年祭だから出来れば彼の曲も入れて欲しい」とのリクエストがあり、リストも入れたプログラムに変更。

リストの曲をいれたプログラムを友人のピアニストMちゃんに相談したら、「凄いプログラムだね。弾く方も大変だけど、聴く方も大変だと思うよ」と云われ、我に帰って「確かにそうだ。。。」と思い返し再度見当。弾きたい曲がいくつかあるのだが、なかなか組み合わせが難しい。感情的な流れも考えなくてはいけないのだが、意外と難しいのが調性。「これで行ける!」と思っていた、感情的にはバッチリのプログラムの中で変ニ長調の曲からイ長調の曲へと行く、なんとも不自然な流れになっている所があり「押し通してもいいのだろうか」と考えたり、間にもう一曲入れるか考えたり。。。

「この線で行ったらいいかな...?」と思って新しい曲を一生懸命譜読みしては数日後に却下になったりもしているので、いい加減に決めなくてはと思っている。2〜3日中にこれぞと思うプログラムが閃くといいのだが...。

色々と...

%E7%B4%AB%E9%99%BD%E8%8A%B1%EF%BC%92_resize.jpg色々な理由でブログがすっかりストップしてしまった。

中国の旅行の事を書きたいと思いながらどんどん日ばかりが過ぎてしまいましたがそろそろ書きたいと思っています。

ブログも面白いもので、勢いがつくと毎日書くのも全然苦にならないが、一旦そのリズムが崩れるとなかなか書き出す気力がなくなってしまう。なので、今日は書き出す気合いを入れるために書いています(笑)。

鎌倉(というか日本ですが)はすっかり梅雨。紫陽花があちこちで咲いていてきれいです。

中国

突然ですが、明日から(今日から?)数日間中国に行って来ます。なのでブログもメールもしばらく滞ります...。内容は帰ってからのお楽しみ...(笑)。

ブログ色々

ブログというのは面白いもので、人によっていかに興味の対象が違うかを実感する事が多い。「人が興味持つのは美味しいものなんだよね〜」とブログを始める前に云われたのだが、自分の中では食への興味は割と順位的には低い方だと思う。音楽の事に関してもそればかり書いていると専門的なお宅の世界に入って行ってしまい、読んで下さっている方を置いてきかねない。なので、出来るだけバランス良く書くようにはしているのだが...。

昨日会ったSちゃんには「やっと旅行記終わったね〜」といわれ、「やはり長かったか〜」とちょっと反省したのだが、今日は今日で旅行記関連で嬉しいメールが来ていたので、発信する側としては何が人の心に引っ掛かるかが分からないだけにやはり自分の思いのつくままに書こうと思っている。旅行記が長過ぎて、音楽関係のウェブサイトとは思えない程遠くなってしまったのはあまり良くなかった気もしないでもないが...。(しかし、旅で色々と感じる事のおかげで普段の生活からは絶対に発生しない音楽的発見や発展があるので、切り離せない事も確か。)

今日もらった嬉しいメールは、ニューヨークで私がブラームスの直筆の手紙を見て感激した事について触れたものだったが、ロンドンで作曲家等の手紙がオークションに出るという話を色々と詳しく書いてくれていた。メールを送ってくれたTも「ベートーベンの髪の毛をもう少しで買いそうになったけど取り憑かれそうで買わなかった」と書いてあって、「そんなものかな〜」なんて思ったが、添付してあった写真にブラームスの髪の毛のものがあり、確かに何となくその気持ちが分かりました。何だかあまりにもリアルすぎる...。実物は見たいし、手に取ってみたいけど、家宝にするなら手紙止まりかな...。なんて、それも夢なんですけど...(笑)。

遅ればせながら...

Trapeze1_resize.jpg
あけましておめでとうございます!

ニューヨークから帰って来ました。心も新たにとっても張り切って新年を迎えています。
世界中の人々にとって今年が良い年となりますように!

ニューヨークから

Christmas%20lights.aspx.jpgまたまた久しぶりのブログ。

今、とっても寒いニューヨークに来ています。
旅行記はいつも帰国してから書くのだが、今回は季節的にリアルタイムでないと意味がないので、少し帰国前に書く事にしました。

クリスマスの飾り付けしてあるニューヨークは本当に美しい。アメリカに来る前に色々な人に「ニューヨークはこの時期はとってもきれいよね〜」と云われてきたが、日本もなかなか素敵な所がたくさん出てきているので、それほど楽しみにしていた訳ではなかった。NYSnow.aspx.jpgしかし、来てみて本当にびっくり。まずスケールが違う。おまけに基本的なセンスの良さがずば抜けているので、センスの悪い飾り付けというのがない(というか許されない気がする。。。)。それもマンハッタンだけでなく、今、郊外の従姉の所に泊まらせていただいているが、それぞれのアパートのビルがそれぞれに飾り付けをしていて本当にきれい。

その上、数日前大雪が!!!旅行者としては嬉しい限り。美しい銀世界の中でクリスマスを迎えられて本当に幸せ!

本当に完売

今回のコンサートは会場が前回よりも席数が少ないために早いうちに完売してしまいました。ここ数日お断りしなくてはいけない状況が続いております。「キャンセル待ちを」と云う方もいらして下さるのですが、立ち見席が出せない会場のため、ホールまで来て頂いても聴いて頂けない可能性があるので、キャンセル待ちはお引き受けしていないのです。魔法のように私も好きなだけチケットを増やしたいところですが、、チケットは本当にもうどこにもないので、次回の時にぜひまたお願い致します。

あと一週間

リサイタルまでちょうど一週間。
自分なりに突き詰められる所まで来ているような気がします。
最後の一週間でさらなる磨きを期待したい。

追記:お陰さまで14日のリサイタルのチケットは完売致しました。
本当に有難うございました!

生中継

Roppongi%20Moon_resize.jpg昨日の大荒れの天気とは打って変わって今日は素晴らしい快晴。そして夜には月と金星が仲良く、くっきりと一緒に見えていました。

先日テレビで、月面着陸の際の生中継に関してのドキュメンタリーをしていた。今見ている月に人がいる事が生でテレビで見れていたなんて、なんて素敵なことだったんだろう。今日、生徒のレッスンからの帰り道に月を見ながら、実際に今あの月に人がいたら、なんて思ったら何だかいいようもなくわくわくしてしまった。

しかし、そのドキュメンタリーで最後にいっていたのは、何回も月面着陸をしているうちに、人々の関心は薄れ、最後にはアメリカのどのテレビ局も月面中継の代わりにくだらないドラマ(とはインタビューされた人のコメントだが)を流すようになってしまったらしい。本当に残念な話だ...。

しかし、また月面探検の可能性が出て来ているらしいので、そのうちに生で月に人がいる映像が観れるかもしれない。月に異常に魅かれている私としてはとっても楽しみ。

Happy!

コンサート準備でトラブルがあり、気分的に一気にブルーになっていた所にニューヨークに住んでいる従妹から楽しいYouTubeのビデオ「ピアノの階段」が届きました。
ヨーロッパの発想はさすがだな〜と思う。大人になっても遊び心を忘れない...。


そして、それにくっついていた別のビデオを見て、超ハッピーに!
こんなにもビデオ一つで気分が変わるものなんですね。
満面笑みでまた張り切ってピアノに向かえました(笑)。
Happy Wedding!
うちの教会では無理かな〜...。

一段落

ブログを書く余裕が全くなくなっていました。日々感動はあるので自分でも書けないのはちょっと残念だったが、コンサートの事務作業で少々大変でした。この時点で練習時間は削れないので、削れていったのは睡眠時間。夜5時間睡眠と云うのが2週間以上続いてしまったが、やっと2〜3日前から一段落。昨日久しぶりに7時間寝たら相当元気になりました(笑)。

こんな状態だったが、練習だけは異常に調子が良い。これが一番重要な事なのだが,本当に練習の手応えが相当毎日あるので救われている。おまけに周りの事が大変になればなるほど、弾きたくなる欲求が大きくなるので、ピアノの前に座ると相当大きな喜びを感じる(笑)。先週も友人に数曲聴いてもらったが、ここ数年改革してきた弾き方がやっと実を結び始めているような気がして俄然張り切っています。

人間の美しさ

%E8%8A%A6%E3%83%8E%E6%B9%96_resize.jpg今日は箱根の芦ノ湖まで。

あるご縁で何年か前のリサイタルに来て下さった方が偶然にも同じ教会という事が分かり、それ以来いつも応援して下さっているSさんご家族。箱根の強羅にあるお宅に招いて下さいました。

いつも思うのだが、演奏者と観客の関係というのは本当に不思議。コンサートで同じ空間を共有し、演奏者は自分の全てをそこで表現しようとする訳だから、私自身はその場で全てをさらけ出していても、私は実は聴いて下さっている方の事を何も知らない(笑)。おまけに来て下さった方と全く話す機会がない場合も多いし、話したとしてもコンサート後の2〜3分と云うケースが多い。

F%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%A8_resize.jpg今回誘って下さったSさんのご家族も2004年の東京文化会館でのリサイタルのコンサートを聴きに来て下さっていたらしいが、私はその時は面識がなかったのでお話しする機会がなかった。それが、数年後に地元の教会でチャリティーコンサートをする際に、御ミサが終わった後に信者さんにチラシを配っていたら、「あなた、文化会館でコンサートしたんじゃない?私たち、そのコンサートに行っていました」と声を掛けて下さいました。何年も前のコンサートを覚えていて下さっているというのは演奏家にとっては本当に嬉しいものです。

それ以来、いつもコンサートに来て下さっているSさんのご家族4人。コンサートの後や教会の御ミサのあとに挨拶をする程度でしたが、いつもとても温かく応援して下さっていたので、今日をとても楽しみにしていました。

lake%20lunch_resize.jpg初めて伺った強羅のお宅は薔薇の花がいっぱいで、とっても素敵な居心地のいいおうちでした。奥様のFさんがとても可愛らしい素敵な方なのだが、家もその雰囲気そのままといった感じでした。

お昼は箱根のプリンスホテルで御馳走に。芦ノ湖の美しさにうっとり。この夏ヨーロッパに行けないだけに、この自然の美しさが心に染み渡りました。体中の毒素が本当に浄化されるよう。湖畔を見ながらの食事は見た目にも美しく、そしてとっても美味しかった。

帰りには行きがけに私がどうしても降りて歩いてみたいと云った「すすき野」に引き返してまで車を停めて、リクエストに応えて下さいました。何とも不思議な場所で童話の世界に入って行くようでした。

本当に今日は一日、自然を思いっきり満喫。身体中の細胞がリフレッシュされました。

%E3%81%99%E3%81%99%E3%81%8D%E9%87%8E_resize.jpgしかし、今日の一番の感謝はSさんのご家族と心を共有出来た時間。とにかく話の尽きない一日でしたが、とっても大切な事を色々と共有出来たように感じました。私たち一人一人が持っている歴史というのは本当に興味深い。にこやかに元気に笑っていても、一人一人が自分だけの人生を持っていて、喜びも悲しみも苦しみも全てがその人の中に内在している。それでも「人」は生きている。何だか、それ自体に感動していました。

湖やすすき野を見ながら、「自然に勝る芸術は存在しない!人間の手で作ったものは自然には適わない!」なんてつくづく思ったのだが、あらゆる記憶や歴史を持っていても、なおも生きている人間自体、本当に美しいんだとも思える一日でした。

日本で過ごしている夏。とっても良い一日となりました。

平和への祈り

昨晩の夜遅くに叔母に差し入れを持って行ったら「明日は聖母マリア様の被昇天の御ミサがあるから教会に二度行く」と聞いてハッとしてしまった。昨年の8月15日はイタリアにいたのだが、その時も周りの人に云われて思い出した次第。いつも自分では忘れてしまっているのだが、必ず思い出すきっかけを与えられているのが偶然とは思えなくなって来ました(笑)。

土曜日はいつもは生徒のレッスンがぎっしり詰まっているのだが、夏休みのなので、今日は珍しく皆お休み。急遽朝の御ミサに行く事にしました。

そして、今日は終戦記念日でもありました。昨年イタリアにいた時には実感のなかった記念日でしたが、さすがに日本ではこの日がいかに重いものかを感じました。

今朝は、神父様がお説教で前教皇ヨハネ・パウロⅡ世が広島を訪れた際に捧げたお祈りの言葉を読み上げて下さいました。全世界の平和を切に願う全人類の声を聞いているようで本当に感動しました。

未だに戦争や紛争が絶えないこの世界。日本が平和である事は素晴らしい事ではあるが、全世界が同じように、平和である事を感謝できるような日が来ますように...。ヨハネ・パウロⅡ世の祈りが一日も早く聞き届けられますように...。

日本の夏 Ⅱ

                              T君、何を撮影?
T%E5%90%9B_resize.jpg昨日のブログ登場のT君はイギリスでいつもお世話になっているG家の男の子。両親の二人は大学時代からの友人だが、G家には数え切れない恩があって、私が今元気でいられるのも一つには彼らのお陰の所がある。自分が人生で一番辛かった時期に本当に心配してくれて助けてくれた家族です。

そんな大切な友人達の子供なので、鎌倉滞在を本当に特別なものにしてあげたかった。15歳のT君と14歳の従弟のK君。お寺巡りはそこまで興味ないかと思い、二日目は近くにある逗子マリーナというリゾート地で始ったばかりというイルカ体験をする事にしました。
いつかイルカと泳ぎたいと常々思っていたので、泳ぐ事はできないにしても身近に触ったりハグ出来ると云う事で、私自身とっても楽しみにしていた。

そして、当日。触れ合う時間はほんの30分程度でしたが、それはそれは感動しました。それぞれのグループが一匹のイルカとずっと一緒に過ごすのだが、とにかくかわいい。あっという間に愛着が湧く。帰りたくないというより、本当にどうにかして飼いたいとまで思わされました。私たちが一緒に過ごしたのはレイちゃんという名前だったが、T君も帰って来てからもレイちゃん、レイちゃんと云っていた。

前日に一緒にお好み焼き屋さんで一緒だったY君がハワイでイルカと泳いだと云っていたが、「楽しかった?」と聞いたら「怖かった...」という答えが返って来てびっくり。イルカを怖いと思ったことがないので意外な答えだったのだが、子供にしたら未知の生き物なのだから怖がる子もいて当たり前。実は従弟のK君は少しおっかなびっくりの感じだったので少し怖かったのかも。最後は大分慣れて来て笑みもこぼれるようになったのでほっとしたが...。

それにしても、T君。去年のイギリス旅行記にも書いたが本当に天使のような男の子。全く心に汚れがない。素直で明るくて、一緒にいるとこっちまで心が浄化される。
言葉数は多くなくても、「楽しかった!」や「面白かった!」、そして必ず「有難う」と云ってくれる。今回の滞在は自分の楽しみでもあるために色々と準備していたが、やはり一つ一つの事を言葉で感謝されると嬉しいものです。T君(そしてT君の姉も妹もだが)を見ていると人間の将来に希望が持てます。色々と問題のある今の世界だが、こんなにも心の美しい人間が今の時代でも育っているのなら、人間の未来は明るい。

日本の夏 Ⅰ

%E4%B8%80%E8%89%B2%E6%B5%B7%E5%B2%B8_resize.jpgこの二日間、思いっきり日本の夏を満喫した実感があります(笑)。

イギリスから友人の息子さん、T君とT君の従弟のK君がうちに泊まりに来る事になったので、楽しく過ごせるように色々と計画していました。海水浴に行きたいという事だったので、木曜日の朝早くに海岸や駐車場を少し下見。雨が降ったらどうしようかとも色々考えていたが、実際に金曜の朝に目覚めると朝から陽の光が煌々と照っていて蝉も凄い勢いで鳴いていた。逆に「思いっきり日焼けしちゃいそう...」と秋にあるリサイタルのドレスを着た時の日焼け跡が心配になって来た(笑)。

%E6%B5%B7lunch%20_resize.jpg海水浴は本当に20年振りくらいになってしまう。数年前に夕方にイギリスのピアノの先生が海で泳ぎたいというので夕方にさらっと行った事はあったが、朝から夕方まで海で過ごしたのは本当に久しぶり。T君のお友達家族とも一緒だったのだが、こんなに海って楽しいものなんだ!と改めて知りました。自然との一体感が何とも気持ちいい。最初は日焼けの事も気になっていたのだが、やはり海に入ってしまったら楽しくて、日焼けはどうでもよくなってしまった。昨日は台風が近づいていたので結構波があって、子供達もおおはしゃぎ。一緒になって相当楽しんでしまいました。

お昼は海の家でランチ。昔の海の家はラーメンくらいしかなかったのに、今はメニューも豊富。レッド・キドニー・ビーンズのカレーにマグロのパスタ。私とT君はスペイン風ミートボール。海の家なのにとっても美味しかった(笑)。

%E3%81%BC%E3%82%93%E3%81%BC%E3%82%8A%E7%A5%AD%E3%82%8A_resize.jpg今回は葉山の一色海岸に行ったのだが、とにかく砂浜も海もきれいでびっくりしました。海藻もあまりなくて砂浜も小石や岩が少なくて足に心地よい細かい砂でした。山も見えてきれい。T君のリクエストのお陰で、自分では絶対に行こうとも思っていない海水浴を存分に楽しめて、とっても良い時間を過ごせました。

%E6%B4%A5%E4%B9%85%E4%BA%95%EF%BC%91_resize.jpg夕方家に帰って一休みした後は、ぼんぼり祭りをやっている鶴が岡八幡宮の境内を通って、お好み焼き屋さんの「津久井」へ。日本家屋でお座敷になっているので美味しいだけでなく、庶民的な風情がある。生徒のHちゃんと友達のY君も来て、総勢5人で一緒に夕食。ラムネや鉄板焼きで作るのは初体験だったT君。お店を出るとすぐに「楽しかった!」といってくれて、とても嬉しかった。

T君が来てくれたお陰で、本当に楽しい日本の一日を過ごす事が出来ました。

追記:日焼け...。こんなにヒリヒリと痛くなる事をすっかり忘れていました(涙)。

誕生日

今日はお誕生日。
夏は海外に行っている事が多いので、誕生日を日本で過ごすのは久しぶり。
海外だと友人達とお祝いするお誕生日だが、今回は家族とのお祝い。私のリクエストで葉山牛の鉄板焼き屋さん(美味しかった!)。派手なお祝いではなかったが、和やかにとっても楽しい時間を過ごしました。家族が今みな元気で仲が良く、大きな問題を抱えていない事が今の自分にとっては何にも代え難いお誕生日プレゼント。そのお陰で今、自分のやりたい事、音楽に100%集中出来る。これからこの状況は変わるかもしれないし、その時はその時で必要な事に対して全力で尽くしたいと思っているが、今は心に曇りのない状態で音楽に向かえる事に本当に感謝です。

夕方にあずかった教会での御ミサでは、賛美歌の一つに「すべての恵みに心をとめよう」という詞のものがあったが、誕生日の今日は特にこの言葉が心に響きました。

チラシ

今日はチラシの最終校正をするために渋谷まで。

先週から、最後の微調整に入っていたのだが、どうしても解決しない事があり、直接お会いした方が良いと思いました。

そして、案の条、ここ数日間メールでのやり取りをしても、ずっと気になっていた事がものの10分で解決してしまいました。足を運ぶ事がいかに大切で逆に早いかを実感。

音楽に対する姿勢と同じようにチラシ作成にも向かってしまうので、本当にデザイナーさんが大変だったと思う。コンサートの主催者が全てを管理している場合は私も完全にお任せするのだが、今回は自主企画の上、チラシに関してはデザイナーさんとのやり取りは全て自分だったので、とことんやってしまいました。しかし、これからの数ヶ月間、このチラシを嫌という程見る事になるので、どうしても100%満足のいくものにしたかった。

という訳で、自分の様々なわがままにも最後まで応えて下さったWさんに感謝です。120%以上のものが出来てとっても嬉しい。

余談になるが、先日観に行った舞踏にポルトガル人とドイツ人の男の人二人が観に来ていました。あまり知られていない舞踏団の上に大磯のとてつもない山奥に来ていたのは、きっと知り合いが踊っていたからだろうと思っていたのだが...。帰りの電車が一緒になったので、話を聞いてみたら出張で日本に数日間だけ来ていて、「舞踏」というのを観てみたかったらしい。舞踏は初めてでどれが良いか分からなかったけど、この「とりふね舞踏舎」はチラシが一番良かったから選んだ、と云っていた。自分もチラシはコンサートにとってはとても重要な位置を占めていると思っているが、それが実際に裏付けされて嬉しかったです。最後まであきらめずにこだわるのも何か意味はあるのだと...(笑)。

ついに

David%20%26Eamon%202_resize.jpgこの日が来てしまいました。
C家の半分、DとE君がニューヨークへと出発。前日から、何かあるたびに悲しくなるので、なるべく思い出さないように、思いださないようにしていた。

そして、ついに今朝。お見送りするために、大船駅のホームで待ち合わせ。
とても早く着いてしまったのだが、色々と思い出したりすると、また泣けて来てしまうのでなるべく違う事を考えるようにしていた。お見送りも大変(笑)。

しかし、向こうから歩いて来る彼らの顔を見た途端に涙が出て来てしまった。おまけに連鎖反応でみんな泣けて来てしまったから大変。これから電車が出るまでの20分、どうしょう、と思っていた所にE君のお友達が数人到着。さすがに、子供は集まるとじゃれあったり、ふざけ合ったりするので、なんとなく楽しいムードに。

David%20%26%20Eamon_resize.jpg最後はしっかりと笑顔を見てのお別れ。

先日、お見送りをしたいと申し出た時に「大変な事になりそう...。」と云われ、「もちろん大泣きするとは思うけど...。」と私が云ったら、「では、みんなで一生懸命泣きましょう!」という返事が返って来た。

そうなったら、そうなったでしょうがないと思ったのだが、今日は大勢いらしたお陰で賑やかなお別れとなりました。晴れやかなDとE君の笑顔。次に見れるのはいつだろうか...。

8月末にはC家のもう半分の二人が出発。致命傷ではなく、打撃が段階的なのがまだ救われる...(涙)。


虚栄心との戦い

%E5%86%99%E7%9C%9F%E7%B7%A8%E9%9B%86_resize.jpg月曜日の打ち合わせに間に合うように、先週ホールで写真撮影をした際の写真の編集をしに行きました。
Oさんが撮って下さった写真のデータは全てその場で頂いていたので、そこから20枚程を選んで、編集作業に。

切り抜き作業や露出、色調整はもちろんだが、最近のコンピューターでの修正作業の進化には驚いた。編集作業は、バックに映ってしまった舞台の溝や線を消すためにお願いしていたのだが、色々な事が出来る事が発覚。まず「美肌効果」という設定がある事自体が驚き(笑)。肌のざらざら感をなくすものらしい。それにしても、これは虚栄心との戦いの作業になってしまいました。どんどんと修正したくなる部分が多くなって来るので、自らブレーキをかけないと、全然実物とは違うものが出て来てしまいます。危険、危険...!

程々にして(笑)いくつか、チラシのための案として作り上げました。

見納め

Eamon%20Basketball_resize.jpgいよいよブログにたびたび登場のC家のニューヨークへの出発日が迫って来ている。なので、お会いする時は本当に噛み締めるように一瞬一瞬を心に刻むようにしています。

土曜日にC家の友人数家族と一緒のフェアウェル・ディナーに誘って下さいました。場所は横浜にあるカントリー(スポーツ)クラブ。ここには何回か今までも招待して下さっていて、一緒にテニスをしたり、プールで泳いだり、バスケをしたり。(今のE君は迫力があり過ぎて、遊びでも一緒にバスケする事は出来ないが...。)日本とは思えない雰囲気でいつも束の間の現実からの逃避行でした(笑)。

今回もメインは夜のお食事だったが、もう一つの目的はE君のバスケのトレーニングを観る事だった。コーチがついての3時間のトレーニング。この日は夕方まで生徒のレッスンがあったので、観れたのは最後の45分程だったが、このトレーニング内容に大感激。とにかくコーチが素晴らしかった。子供はE君含め3人だったが、一瞬たりとも気を抜く暇を与えない相当にハードなトレーニング内容。中途半端な動きや一瞬の油断も見逃さず、すぐに修正させるコーチの集中力の凄さに感動しました。水分補給のための水を取りに行く時でさえ「だらだらしない!」と注意していた(笑)。とにかく自信を持たせる賞賛と厳しさが絶妙のバランス。基本的に私が生徒達に云っている事と同じような事を云っているのだが、言い方が違っていたり、云うタイミングが違っていたりで、相当参考になりました(笑)。

Statue%20of%20Liberty_resize.jpgこの日のディナーも楽しかったが、最後の最後にE君が一生懸命にバスケに向かっている姿が観れて本当に良かった。これからもきっと観る機会はあると思うが、この歳のE君、特に今夢と希望に燃えているE君を観れるのは今しかないので、本当に貴重な時間だったと思っています。


←「自由の女神」でお別れ(笑)。
真夜中近かったが、それでも名残惜しかった...。

写真撮影

Photoshoot_resize.jpg今日はホールを借りて写真撮影。今まで使っていたプロモーション用の写真はもう既に7年近く前のものなので、最近は自分で見ても「誰、この人?」と思ってしまっていた(笑)。8月末にも写真を撮ってもらう事になっているのだが、秋のリサイタル用のチラシには間に合わないので、急遽お知り合いのHさんにお願いしました。

Hさんは何年か前に写真を本格的に撮り始めて、今では撮影旅行で世界中を旅したりしている。Hさんの写真は光の加減や角度が何ともセンスが良くていつも素敵だな〜と思っていた。生徒達のコンサートをホールでやった時にも撮影をお願いしたのだが、やはり光の使い方が素敵で、生徒達の家族からも「発表会の写真とは思えない!」ととっても評判が良かった。

H%26M%202_resize.jpg今日は19:00から撮影。
最初は私もHさんも何となく緊張していて、撮って頂いた写真を見せてもらうと表情もかなり堅くて怖い写真ばかり(笑)。しかし、とにかくどんどん撮りましょうという事で、時間が過ぎていくと共にお互いに緊張もほぐれて、空気も軽くなって来た。Hさんは4台のカメラを駆使して撮っていたが、面白い事にそのうちの一台のカメラの調子が途中から悪くなると、ホールの舞台担当のOさんが同じカメラを持っていらっしゃると云う事で、彼がご自分のカメラで撮り始めた(笑)。二人とも凄いなーと思ったのは、途中から凄く乗って来た様子で凄い勢いで撮り続けていた。あの最初の堅さはどこへやら(笑)。

DSC_8122_resize.jpgデジカメで撮って頂いた写真をその場で見せてもらっていたが、面白いのはそれぞれお二人が撮る時の私の表情の違い。Hさんは家族以上に親しくしている方なので、私も心を完全に許している表情に。一方Oさんが撮って下さる方は目がいつも何となくかしこまっていた(笑)。自分では全然意識して表情を変えているつもりはなかったので、つくづく「目は正直だな〜」と感心していた。しかし、写真としては両方共にイメージによってあてはまる良さがあったので、大満足。

今回は急いでいたせいもあって、あらゆる人にあらゆる無理を云って今日の写真撮影が実現したのだが、良い写真が出来そうでとっても嬉しい。今日、携わって下さった方々に本当に感謝。

                   笑い過ぎ!→

イメージチェンジ

                             美人姉妹のS&K
S%26K_resize.jpg従妹のKちゃんが日本に帰国する前に、滞在中にしたい事のリクエストの一つとして縮毛矯正(くせのある髪を矯正して真っすぐにするもの)が入っていた。このリクエストを聞いて、すぐにKちゃんの妹のSちゃんが色々と良さそうな所を調べてすぐに自分で試しに行ったそう(笑)。この思いやりと実行力の早さに感激したが、実際に会ってみたらとても素敵になっていた。本人は自分では全然しようと思っていた事ではなかったらしいので、髪がおとなしくなり過ぎた、と少しご不満の様子だったが。

次の週にKちゃんがニューヨークから到着。早速、同じサロンに出掛けていって縮毛矯正をして来ました。彼女は少し緩めにしてもらったようで、これはこれでまとまっていながら自然な感じで素敵だな〜なんて思っていたが、彼女はもっとサラサラになるのかと思っていたらしく、やはりちょっとご不満な様子。

私は二人とも素敵だと思っていたので、「本人にしてみれば、理想と違ってたりするのかな〜」なんて呑気に考えていた。

しかし、プロモーション用の写真を急遽火曜日に撮る事になってしまったので、自分も急ながら同じサロンに行く事に(笑)。

普段は子供と接する事が多いので、出来るだけ見た目も柔らかい印象になるようにしているのだが、やはりコンサート用の写真となると意思の強さや説得力が必要になって来るので、シャープさも必要に。

縮毛矯正はSちゃんとKちゃんの中間の掛け方、と云う風にお願いして来ました。はっきり云って、大満足(笑)。イメージ以上の仕上がりにカットをして下さった方のセンスに脱帽。サロンに覗きに来てくれたSちゃんも「大人っぽくなった!」と褒めてくれました。この年で「大人っぽくなった」と云われるのも複雑な気分だが、つい先日中学一年生の生徒さんにも「先生は純情派キャラだから」と云われたばかりなので、ちょっと嬉しい(笑)。

写真を撮るために急遽決めた事だが、思いがけずイメージチェンジが出来て、気分も一新。明日の撮影が上手くいきますように...。

従妹=姉妹

                         豪華なホールケーキに花火まで!
Kumi%20Birthday1_resize.jpg異常に忙しかったこの二週間だが、この間にニューヨークに住んでいる従妹のKちゃんが出張で日本に来ていました。今週はとにかく金曜日に本番があったので、この一週間は会えない事を考慮して、先週は少しでも時間が空けば会いに行くようにしていました。

Kちゃんとは小さい頃あまり仲が良くなかったのだが、大人になってからはお互いの事を知る機会がどんどん多くなって、今では本当に姉妹のよう。離れているだけに、会えるのをいつもとても楽しみにしている。

先週は偶然にもKちゃんのお誕生日だったので一緒にお祝いする事に。私は日本にいる時は皆無と云える程に遊びに行かないので、ディナーの場所選びに一苦労。知っている数少ないお気に入りのレストランは落ち着いて話せるような場所ばかりなので、お祝いには不向きだし...。ニューヨークから来ているので、美味しさにおいてもどうしても対抗出来ないと思い、雰囲気的に変わった所にしたかったのだが、あまりの想像力の乏しさに自分でも呆れてしまった。しかし、ガイドブックや情報誌、インターネットを駆使して、Kちゃんが喜んでくれそうな所を予約。お誕生日と云う事で、ケーキも用意してくれると云う事だった。

お誕生日の日は六本木で教えている日だったので、行きがけにそのレストランにちょっと寄って確認。ちゃんといい席も用意してくれていたので一安心。

Medusa_resize.jpg生徒達のレッスンが終わって8:00に待ち合わせ。恵比寿の「Medusa(メドゥーサ)」というお店。大きな扉が開くときらびやかなバーと正面の壁一面には水槽が。一つの水槽にはエイと小さなサメが、もう一つにはクラゲがいっぱい。この水槽いっぱいのクラゲが売りのレストランでした。Kちゃんもこのお店のゴージャス感に感激してくれた様子。

お料理もおいしく、そして「ハッピー・バースデー」もただでさえ暗い店内をさらに真っ暗にして歌ってくれたので、こちらもとっても楽しいお祝い気分になれました。

今回の滞在ではあまり長い時間を一緒に過ごせなかったのが残念だったが、お誕生日というイベントがあったので、また一つ楽しい思い出が増えました。

緩やかな時間

09-04-16_15-16_resize.jpgイギリス旅行に関しては書きたい事がまだまだあるが、日本に帰って来て、久しくなるので切り上げる事にして...。

帰って来てからは、生徒のレッスンや秋に予定しているリサイタルの準備、レコーディングのためのピアノ探しや伴奏のお仕事の練習や打ち合わせなどに忙しい毎日。色々なプロジェクトが同時進行で進んでいるが、現時点では下調べや事務的な作業が多いので、ピアノの練習時間を意識して取らないとあっという間に一日が終わってしまう。

イギリスにいる間に友人達に「今度この曲弾いて!」といわれた曲やいつかリサイタルに取り入れたい曲を今楽しみながらの練習。忙しいながらも、精神的にはつかの間の穏やか時間です。

元の生活

%E5%A4%9C%E6%A1%9C_resize.jpgやっと時差も直り、日本の時間帯で生活出来るようになって来ました(笑)。

イギリスから帰って来て真っ先に感じた事は、桜の木の多さ。イギリスも公園に1〜2本は植えてあったりするが、日本のように電車でどこを走っても、街を歩いても、山を見ても群生しているのはさすがに見た事がない。日本の桜に対する思いは凄すぎる(笑)。

夜型の生活に戻って来たので、そろそろイギリス旅行記も書こうと思っています。今回はソロリサイタルだったので、人との音楽的なやり取りやそれによる発展というのはなかったものの、(ダイジェスト版になると思うが)音楽的なものに限らず色々と新たな発見はあったので書くのを楽しみにしています。

食欲

先日、アメリカのABCニュースで、既に実証されていると思っていた事を取り上げていた。
空腹時の方が脳が活発に働いて集中出来るというものだったが、これは常識なのでは(笑)?食事をすると消化するために、体中の血液が胃の方に回るためだか何だかだったように思ったが...。

これを聞いて、逆もあるのではないかとも思い出した。毎回そうなのだが、コンサートが近くなって、練習にとても集中出来るようになってくると全くと云っていい程、食に興味がなくなる。おまけにあまりお腹もすかない(笑)。さすがに、何時間も練習すると疲れるので、体力のために一生懸命スタミナが付きそうなものを食べるようにしているが、食べるのさえも面倒くさいと思ってしまう事すらある(笑)。これは私だけだろうか...?

この話をロンドンのW先生にしたら、「僕はさすがに9時間練習したら、お腹ぺこぺこになるけどね」と全然違う所にビックリしてしまうようなコメントが返って来た(笑)。
あんなに何でもバリバリ弾ける先生も、今でも「9時間」.....。まだまだ私は修業が足りない(笑)。

ストレス・フリー

今日は暖房器具の工事の人が朝9時過ぎに来ました。
「金曜日の朝、9時過ぎに伺います」とガス屋さんにいわれ、実際にその時間に現れてくれるのは、ヨーロッパに住んでいた人から見ると驚異です(笑)。指定した時間に現れるだけでなく、てきぱきと仕事をして行ってくれるのも何とも嬉しい。

イギリスは「金曜日の午前中」と約束して家で待機していていも、その日のうちに来てくれればラッキーです。最悪なのは、一日待ったあげくに、夜電話が来て、「今日はもう行けないから、明日行く。」と云われる事。それもやっと来てくれても「道具がない」と云って、またさらに別日を指定されたりします。水道、電気、ガスなど、家の修理はいつも憂鬱の原因でした。

街の建築現場や工事現場を見ていても、日本程まじめにきちんと仕事している国も珍しいような気がします。(アジアの他の国を知らないので、これはアジアの特徴なのだろうか?)
一生懸命に仕事している姿は見ていて本当に気持ちがいいし、かっこいい。おまけにゴミも全然散乱していない(笑)。イギリスやヨーロッパは「工事中」で何ヶ月も放置されている場所があちこちに。道路の真ん中に大きな穴が掘られたまま、ほっとかれている事もしばしば。ゴミも建築材も置きっぱなし(笑)。おまけに仕事している人がいても何ともやる気がなさそう...。

クラシック音楽をやっていると、信仰をベースにした文化を持っているヨーロッパにくらべ、日本の生活の中での文化浸透度を物足りないと感じる事もあるが、生活そのものに関しては、日本程住みやすい国はないように思う。「生活」に関してのストレスがこれ程ない国も珍しいのではないだろうか。

サポート

%E3%82%84%E3%81%BE%E3%81%A8_resize.jpgいつもいつも、音楽的なサポートをして下さっているKさんとMさんとの会食。銀座にある素敵な懐石料理屋に。ビルの中に田舎の一軒家をそのまま移したそうだが、通された個室はお茶室で、間口の小さな入り口も初体験。室内もとっても渋くて、侘び寂びの良さを体感させて頂きました。

Kさんの奥様はロンドンの学生時代からコンサートを聴きに来て下さり、いつも応援して下さっていましたが、ある時からKさんがバトンタッチをして、コンサートを企画して下さるようになりました。そしてKさんと共にその企画だけでなく、音楽活動が広がるように色々と応援して下さるMさんも本当に自分の音楽を支えて下さっている方。このホームページもMさんの提案やデザイナーさんの紹介で立ち上がったもの。本当に感謝の一言につきます。

そんなお二人との会食も音楽の話だけでなく、旅や絵画、宗教の話と実に多彩。昨日は特に仏教の話で大盛り上がり。地球の始まり(46億年前)とお釈迦様の予言が同じだった、という話に大感激!帰って来て調べてみたら少しズレがありましたが...(笑)。

K%E3%81%95%E3%82%93_resize.jpgこんなに和やかに一緒にお話し出来る中で,自分の音楽を応援して下さる方がいるというのは本当に幸せです。利益の損得とは関係なしに次のコンサートの企画も考えて下さって本当に感謝です。しばらく,日本では大きなリサイタルをしていなかったので実現出来れば本当に嬉しい。お二人にお会いして、プレッシャーから出るものではなく、自然に「一生懸命頑張ろう!」という気持ちが沸き立ちます。ますは3月のコンサート。本当に音楽は一歩一歩が大事と思っています。

←私の音楽の守護神のKさん

新年

明けましておめでとうございます!

どうぞ今年も宜しくお願い致します。

皆様にとって、幸多き一年となりますように!

希望を持って

Beautiful%20sky_resize.jpg今日は国連が採択した「世界人権宣言」発布の60周年の記念日らしい。そして、(この日に合わせているのか)ノーベル賞授与式も催される日とあって、テレビで人権擁護に貢献した受賞者達の番組を色々とやっていた。

日本のテレビでマザー・テレサを取り上げていたが、やはり言葉一つ一つに重みがあって心打たれます。彼女が注目を集め、彼女のしている事をもっと効率よく組織立てれば、もっと多くの人を助ける事ができるのでは、と批判された時に彼女は「自分は一対一でしか向き合う事しか信じていない」という事を仰っていました。これは自分の周りでも日々痛感していることです。それぞれに人、一人一人が違うように、一人一人が必要とする言葉や愛情は違うように思う。本当に私たちは今、目の前にいる人、一人一人と向き合っているのだろうか?

そして、イギリスのBBCでは世界のあらゆる紛争を和平へと導いた仲介役の Martti Ahtisaari(マルッティ・アハティサーリ)氏のインタビューをしていた。この「Hard Talk(ハード・トーク」という30分番組はゲストの人を尋問に掛けるようなインタビュー番組で相当辛辣なやり取りがなされる。ノーベル賞受賞者といえども、問いつめるような質問が飛び交い、内容も難しいので、クリマスカード書きをしながら付けていたテレビだったが、手がすっかり止まってしまいました(笑)。コソボの紛争内容に関しての話はなかなか追うのが大変だったが、解決へと導く彼のヴィジョンは本当に明確で意外な事にとっても分かり易い。云っている事が本当に当たり前のような事ばかりで、至ってシンプルな所が凄い。しかし、やはりマザー・テレサと共通すると感じたのは、とにかく和平交渉に関わる人達と一人一人会って話をとにかく良く聞くという事を云っていた。そして、二人の顔や言葉を聞いて思うのが、二人とも笑顔が明るく、希望を持っているという事。平和や愛を信じて生きれば、本当に地球の未来は明るいはずです。

ウキウキ

presents_resize.jpgクリスマス・カード書きも大詰めに入って来ているが、プレゼントもクリスマス前までに着くためにはそろそろ期限が押し迫っている。
 
そんな海外へ送るプレゼントを包んでいる最中にメールが。3月に友人宅でサロンコンサートをする事になり、昨晩遅くに最終プログラムを提出したのだが、それに対しての返事でした。イギリスでのフル・リサイタルから曲を抜粋した一時間程のプログラムだが、メールから、このプログラムに対してのとっても楽しみな様子が伝わって来ました。「ウキウキ」という言葉まで入れて下さっていて、私としてもとっても嬉しい。%E5%B0%8F%E5%8C%85_resize.jpgやはり自分のピアノを楽しみにして下さる人がいると思えるのが一番の励みになります。
 クリスマスのプレゼントを用意するのはとっても楽しいが、さらにこのメールを読んで私自身ウキウキしながらせっせと小包を作り終えました(笑)。

             
                   最終的な小包→
かわいいシロクマの小包用テープは数年前に生徒さんから頂いたアメリカのお土産。いつもこの時期にしか登場しないが、使うのがいつもとっても楽しみ(笑)。大切に大切に使っています。

ノルマ

Christmas%20Cards_resize.jpgこの時期はとにかくコンサートに行ったり、出掛けたりする事が多く、色々とブログも書きたい事はあるのだが、クリスマスカード書きが始まってしまい、なかなかブログを書けないでいる。書きたい事はいっぱいあるのだが...。

クリスマスカードは毎年12月1日から書くようにしている。一日のノルマが5通。大した数のように思われないが、これが1日出来ないと、10通、2日出来ないとあっという間に15通になってしまうので相当シビアです(笑)。このノルマをこなしても、15日程掛かる...。夜遅く帰って来る事も多いので、いつもブログを書いていた時間をこのカード書きに当てている状態です。

しょっ中連絡を取合っている友人は一言二言だけだが、一年振りに近況を知らせる人も結構多いので、一通が結構長くなってしまいます。数年前に12月の初めにアメリカに旅行に出掛けてしまった時にはクリスマスカード一式持って行って旅先で書いていましたが、ニューヨークの友人宅で夜黙々と書いていたら、びっしり書かれたカードを見て「小説を書いてるの?」とからかわれました(笑)。ピアノの練習よりも手が疲れます(笑)。

命をかけて

今日は朝8:00からの教会の御ミサに。街もすっかりクリスマスのイルミネーションに彩られていますが、クリスチャンにとってはキリストのご降誕=クリスマスをこれから4週間楽しみに心の準備が始まります。

今日は神父様のお説教の中で特に心に響いた言葉がありました。

『命をかけて「いのち」を生きる』

どこかの門に掲げてあった言葉だそうだが、本当にそうでありたいし、そうでなければ、と思う。音楽だけでなく、人との繋がり、思考も感じ方も、本当に恐れずに自分の全てをかける事が出来たら、本当に私たちは生きている価値があるのではないか、と思えました。

先日観たウガンダ内戦の子供達の映画を観てショックを受けて、意識は変わりながらも、実際的には同じような生活を送っている事を疑問視している自分にとってはとても有難い言葉でした。一瞬一瞬に全てをかけるのは大変な事だが、せめてそれを目指す心は持ちたいと思う。

まだ

夕日が当たって黄金色に見えるが...
%E7%91%9E%E6%B3%89%E5%AF%BA%EF%BC%91_resize.jpg昨日あまりに天気が良かったので、生徒のレッスンと練習の合間にお散歩に。

鎌倉は意外と「赤い」紅葉(こうよう)が少ないが、大分前に友人が「瑞泉寺の近くの紅葉谷の紅葉が綺麗だよ」と教えてくれたのでいつか見に行きたいと常々思っていた。何回か今までトライしているが、山間のため、鎌倉の他の紅葉とずれるのでタイミングが見極められず、今に至ってしまっている。

「今日こそは!」と張り切って行ったが、残念ながら全然まだ紅葉していなかった(笑)。なので、山門で引き返し、周りを色々と探検。「行き止まり」と看板のある道も実は相当山間の奥まで行ける。一応家は建っているが、自然も多く残っているので、歩いていてとても気持ちいい。自然の中を歩いていると、本当に癒されます。先日観た映画をまだ消化し切れずにいるので、こういう静かな時間は本当に心が欲していたように思います。

紅葉もあと1週間のような気がします。今年こそは見たいけど...。
 

世界規模

ライトアップされた八幡様と月
%E4%B8%96%E7%95%8C%E7%B3%96%E5%B0%BF%E7%97%85%E6%92%B2%E6%BB%85%E3%83%87%E3%83%BC_resize.jpg先週の金曜日は世界糖尿病撲滅デーだったそう。夜、8:45頃に友人から電話があり、「この日のために鶴岡八幡宮がライトアップされているから見に行って!9:00までだから急いで!」といわれ風邪をひきながらも素直に見に行きました(笑)。ライトアップされた神社よりも月の方が綺麗だったような気がしないでもないが、世界中の人達の祈りがこもっていると思えば、やはり感動します。

今週は色々と市が支援してくれる定期検診を受ける事になっているが、その中の一つに結核の検診が入っていて、前々からこの「結核」がまだ残っている事が意外でした。
イギリスで以前にクリスマス・カードを買ったらやはり世界的な結核撲滅を目指すチャリティーだったのも驚きでしたが、つい先日テレビを見ていたら、南アフリカだけで、毎年結核で150万人は亡くなっているとの事。過去の病気と思っていたが、今でも深刻な問題だという事を改めて知りました。

諍いばかりが目に付くこの世の中だが、世界的規模で人々が協力して様々な病気に立ち向かっている事を知って勇気づけられます。

風邪

久しぶりに風邪をひいてしまっている。生徒の子供達が思いっきり顔の前で咳をしてもうつらないという過信が良くなかった...。大人の風邪菌はやはり強力だ(笑)。

そんなわけで、ブログがなかなか書けない。夜型なので、いつも意気揚々と一日の終わりに楽しく書いているのだが全然頭が冴えてくれないので、メールだけをチェックして寝る日々が続いている。

面白い事にピアノも、息を使う楽器ではないにもかかわらず、一時間も練習していると息切れして来る。特にブラームス等の大きな曲は身体の筋肉が疲れるのが早くて、今は休みながらの練習になっている。

普段の生活に影響は全然ないが、音楽をやるには本当に体力が必要と実感。健康はいい演奏をする上で本当に大切。

歴史的瞬間

今日、アメリカ初の黒人大統領が誕生した。州で獲得する得票で、オバマ氏の勝利が決定する瞬間(日本では午後1時)をテレビで見ていたが、相当感動しました。本当に、歴史的瞬間に立ち会ったという実感がありました。

リフレッシュ

FH020003_resize.jpgヨーロッパで過ごした夏休みから先週帰って来ました。友人達に会うのが一番の目的でしたが、コンサートに行ったり、展覧会に行ったり、リサーチをしたり、今後のコンサートの打ち合わせをしたり、と本当に充実した一ヶ月でした。
 生徒のレッスンは帰って来た翌日から始まり、そしてピアノの方も集中した良い練習を身体も心も渇望していたようで、相当張り切っています。すっかりリフレッシュ出来たので、心新たに秋が迎えられるのは本当に感謝な事です。

(滞在中は全然ブログが書けなかったので、これからしばらくは旅行中の事を抜粋したブログにしょうと思っています。)


怒涛のような一週間

泊り込みの仕事に続き、生徒のレッスンを二日にまとめて、これからロンドンに出発。(空港でブログ書いています。)一ヶ月ほどヨーロッパにいるので、これからブログは不定期になりそう。。。

衣替

     春の黒
%E8%99%8E%E3%82%84%E9%BB%92_resize.jpg夏休みに入り始めた生徒達がいるので、レッスンが不規則になっている。そのため、今日はいつも通っている六本木ヒルズの方ではなくミッドタウンを通って、生徒の家へ。ミッドタウンは都内の中でもとても好きな場所です。ニューヨークの洗練と日本の文化が絶妙にマッチングしていて、歩き回るだけで幸せな気分になります。光や水、そして贅沢な空間の使い方から、あちこちに置いてあるベンチまで、本当に凝っていて何回来ても楽しい。

%E8%99%8E%E3%82%84%E7%99%BD%EF%BC%93_resize.jpg生徒達が春休みになった時にも不規則なレッスンのためにここを通ったが、その時に目についたのが和菓子店の門構え。究極的に削ぎおとした日本ならではの「美」だな〜と思い写真を撮りました。ブログに載せようとも思っていたのに、その日はもっと書きたい事が出て来てしまったので、この写真は却下になってしまいました(笑)。
 しかし、今日行ったら、衣替していてまた感激!ここまで無駄なものをなくしてくれると、見ていて清々しい!
                                                          夏の白

無事に

   レイトン・ハウス
Leighton%20House_resize.jpgロンドンから先ほど帰ってきました。レイトン・ハウスでのトリオのコンサートが無事に終わり、とてもほっとしています。今回は自主企画だった事もあって色々な意味で大変だったが、家族や友人・知人に支えられて本当にいい時間を過ごす事が出来て、心から感謝しています。ロンドンにいる間はブログを書く余裕がなかったのだが、明日から旅行記を書こうと思っています。

コンサートに向けて

体力的にも精神的にも大半のエネルギーを練習に注ぎ込んでいるので,ブログを書くための言葉が出て来なくなって来ました。普段の生活でもコンサート前は口数も少なくなってきますが、こんなに正直にブログにも反映するとは自分でも少し驚きです。声を出している訳ではないので、そこまで影響するとは思わなかったのですが。。。これからブログは不定期になりそうな気配ですが、コンサートで全てを発散出来るように頑張ります。

静かな場所

Cat%20Myohonji%20_resize.jpg練習が一段落した所で身体をほぐすためにお散歩。
近くの妙本寺は鎌倉で最も好きなお寺の一つ。少し観光ルートからはずれているので人も少なく、山に囲まれているので聞こえて来るのは風の音と鳥の鳴き声と鐘の音くらいです。

私は基本的に教会に行く事が多いが、どうしてもお祈りの場所になってしまうので、悩みを吐露したり、感謝したり、お願いしたりと、神様との会話になってしまい、心の中は言葉がいっぱいです。quiet%20myohonji_resize.jpgしかし、自然に囲まれているお寺に来ると、心が本当に浄化されるように空っぽになります。普段の生活ではなかなか心をここまで静かにさせる事は出来ないので、心が騒いでいる時にはこの妙本寺に来ます。音楽のインスピレーションは全く湧いてきませんが、朝起きた瞬間からラヴェルの8拍子が聞こえてくる今の自分には格好の休息場所です。                                                  カイドウが有名→

練習の合間

%E6%84%9B%E5%AA%9B%E3%81%8A%E5%9C%9F%E7%94%A3.jpg昨日、愛媛に帰省していらした生徒さんからお土産をいただきました。
素敵な包みの和菓子とご実家で取れた金柑と、ブンタンとはっさく。「金柑は甘露煮に出来れば一番ですが、そのままでも食べれますよ」と、いわれたのでそのまま食べてみました。柑橘系の独特の皮の苦みが全くなく、逆に香りが口いっぱいに広がってとても美味しかった。今日はほぼ、一日中練習していたので、合間、合間に一個ずつ頂きました。見た目もかわいいし、一口で自然の優しい香りと味が楽しめて、生徒さんのお気持ちも含めて、とっても嬉しい息抜きとなっていました。

振り

E.Fischer%20CD_resize.jpgこのブログを書きながらフルトヴェングラー指揮、エドウィン・フィッシャー(ピアノ)のブラームスの2番のピアノコンチェルトを聴いています。先日、色々と相談に乗って頂くためにお会いした先生とエドウィン・フィッシャーの話題になり、その先生のためにCDを焼いている次第です。

お会いしたその先生は、私の2倍以上の年齢ですが、私の相談事にも大きく構えて応えて下さり、とても心強く思いました。そして、相談事だけでなく本当に色々な話をしてくださいました。50年以上前の芸大の話や当時のコンサートの印象、戦争で中国に行かれた時の話やピアノの楽器やスピーカーの話まで本当に多彩でした。年を重ねた方の仰る一言一言は興味深く、そして説得力があります。私は子供も大好きだが、人生経験をたくさん積んだ方と過ごす時間もとっても好きです。
 

不思議

夜、自転車で走っていたら前から歩いて来た人に拝まれました(笑)。
私は老若男女問わず、手を振られる事が多く不思議に思っています。バスや電車に乗っている窓越しや道路を挟んで反対側を歩いてる人などなど。それも、ヨーロッパやアメリカ等、10回どころではないような気がします。
 ロンドンで友人とカフェでその話をして「良く手を振られるんだけど、それって良くある事?」と訊いたら「私は一度もないよ〜」と話している目の前で、窓越しにまた手を振られて、友人は「え〜なんで〜!?」と大笑いしていた。
 それは、さすがにタイミングが良すぎて私も笑ってしまったが、声を掛けられるのとも違う、この一瞬の交流がとても好きです。私ももちろん振り返します(笑)。日本ではまだ一度もありませんが...。
 しかし手を合わせて拝まれたのは初めてです(笑)。相当インパクトありました。なんだったんだろう...。

サイボーグ

%E3%83%81%E3%83%A9%E3%82%B7_resize.jpg色々な事情で4月のコンサートのチラシを作る事になってしまった...。あまりに日が近づいているので自分でどうにかしなくてはいけなくなってしまったのだが、最終的に納得のいくものが出来てほっとしている。
 今週始めに、生徒のレッスンの帰りにビックカメラに寄ってコンピューターのソフトを買ったものの、家に帰って早速作り始めようとしたら、第一段階でもう既に壁にぶつかってしまい、相当なストレスを抱えて就寝。
 どういう風に解決しようかと悩んだ末、銀座にあるアップル・コンピューターのお店に行ってみる事に。5階もあるビルなので、自社のソフトウエアの使い方は教えてくれるだろうという、甘い考えを持って行ってしまった。お店に行って訊いてみると,店員が説明してくれるのは10分までだそう...。大ショック。そんなものかとびっくりしたが、逆にマックのコンピューターの使い方を一対一で一週間に一時間教えてくれるというシステムがあって,その場で入会した。一年間毎週教えてくれて¥9800なんて、超お得!本当は予約しなくてはいけないらしいが、たまたま空きがあったので、すぐに教えてもらえる事に。一時間しかないので相当、焦りながら次から次へと質問攻めにしたが、こちらの要望に応えて、簡単に作れるものを教えて下さいました。
 

スペシャルな一日

Dralion_resize.jpg 3月2日はC家のHちゃんのお誕生日。前日の今日、お祝いにシルク・ド・ソレイユの『ドラリオン』にご家族で行くというので私も誘って下さいました。昨年からチケットを一緒に取って下さっていました。一度は観たいと思っていたのでとても楽しみにしていた。
本当にサーカスという定義をひっくり返しています。美しく、そして目を見張るアクロバットと技には本当に驚かされました。重力を完全に自分の味方につけている所が凄い。
 

誕生日

Hsan.jpg今日はファゴットのHさんのお誕生日会。家の近くに「七賢人」という、とっても美味しい創作中華のお店があり、そこで口笛奏者のUさんと3人でのお祝い。ここはリハーサルが長引く時に良く通っていたお店でHさんともUさんとも何回か一緒に行っています。
 最後に「七賢人」に行ったのは11月。その時は私のお誕生日会でした。メンバーもこの3人。8月がお誕生日だが3ヶ月遅れでもお祝いしてもらえると嬉しいものです(笑)。(その時に作って下さった,黒酢豚が忘れられません!豚のひき肉の中にライチが詰めてあり、さらにその中にはブルーベリーが!そして、それが黒酢で和えてありました。あれを酢豚とよんでは失礼な気さえします。とっても高貴な味がしました。今日もそれをぜひ食べたかったのだが、今日は今日で全く違うメニューになっていました。いつも新しいお料理に挑戦していらして、素晴らしい!黒酢豚が食べられなかったのは残念だったが...。)
 

目力

                           レッスンからの帰り道
Feb%2020%20_resize.jpg今日、「ねむの木学園」の創立者の宮城まりこさんのドキュメンタリー番組をやっていた。色々と感動する事があったが、その中でも福祉の勉強のために留学していた時に衝撃を受けた一つの話に特に共感した。
 それは、夜中に障害をもった子供が寝付けず、看護士が話掛けにいって落ち付かせたのだが、部屋から出て行く時に目をずーっと見ながら後ずさりして扉を閉めたというのです。これは、子供に「ずっと守っているよ」という安心感を与えているんだ、と宮城さんは云っておられたが本当に「目」の力というのは凄いと思う。

バレンタインデー

今日はバレンタインデー。日本では完全に「チョコレートをあげるイベント日」になってしまっていますね。女性から一方的、しかもチョコレート限定というのがよく分かりません(笑)。おまけに義理チョコなんていったら問題外。心のこもっていないものをあげるなんて逆に失礼な気がするのは私だけなのかな~...。クリスマスもコマーシャリズムに乗りまくっているが、まだ「心」があるような気がします。

インターネット接続

昨晩インターネット電話でアメリカの小学校の時の先生と話中に突然接続が切断され、そのまま回復しなくなってしまいました。今日も色々といじってみたが全然回復しないどころか、変にいじってしまって余計に繋がらなくなってしまっているような気が...。
 しばらくはブログも不定期になりそう。どんなに出先から帰ってくるのが遅くなっても書いていたブログだっただけに、機械のせいで中断されたのは、ちょっと悔しい。

 %E3%81%82%E3%81%9F%E3%82%8A_resize.jpg昨晩からインターネットと繋がらなくなっただけで、世界から切断されているような疎外感を感じている(笑)。こんなにインターネットに精神的に頼っていたとは!自分にとってはこれはもう心のライフラインになっちゃっています。依存症にならないように気をつけなくては。

 ちなみに、今これは近所の「Bowls (ボウルズ)」という洒落たどんぶり屋さんで書いてます。(インターネットスペースがあるので。)最近できたお店だが、ジャズが流れていて、夜も鎌倉では珍しく12:00までやっている上に食事も美味しいというとってもお勧めのお店。 おまけがついていて、どんぶりの底に「アタリ」の文字があると少しお勘定を安くしてくれます。今日、アタリました(笑)。 (実はこのお店に来るのは2回目だが前回も当たりました!くじ運がとてつもなく悪い私ですが、このお店の中でだけはいいのかな...。)

C家

collins%20chocolate_resize.jpg今日はE君のレッスン日。E君の家族とはもう7年以上のお付き合い。鎌倉での生活を本当に豊かなものにして下さっています。とっても素敵な家族で、いつも一緒でとっても楽しそう。そして、私にもその楽しさを分けて下さっています。心が澄み切っているE君は笑顔を見ているだけで癒されます。                           


         
          先週頂いたお土産のチョコレート→
             どれもかわいいパッケージ!

メール

ブログを書く習慣がついて来ているので、だんだん夜遅くなってくると、「今日は何を書こう」というのが大体決まってくる。今日も決めていたが、コンピューターを立ち上げて、メールをチエックした時点で予定変更。
 実は4月にコンサートをする話が大分前から出ているが、なかなか決まらず、それによって自分も動きが取れない状態だったので、方向性のない日々が続いてなんとなくダウンだった。今日は身体も疲れていたせいで、精神的に下降の一途を辿ってしまっている感があったが、さっきメールを読んで一気に自信回復した。

心は満たされて

Feb%206%20flowers_resize.jpg2月6日は祖父の命日。今日はお花を持ってお墓参りに。祖父は私にとってはとても優しいおじいちゃんだったが、母の話によると若い頃はとても厳しかったそう。粋で博識で、いつも書斎で勉強していた後ろ姿が記憶に残っているが、メリー・ポピンズやテレビのルパン三世なども好きで、小さい頃は良く一緒に遊んでくれてとても楽しかったのを覚えている。
 開業医をしていたので、自宅の扉をいつも開け放っていて、気軽に立ち寄る事が多かった。亡くなる日の前日もそんな感じで立ち寄り、その日は急に一緒に夕食も食べる事にして、そして珍しく祖父が寝付く直前の夜遅くまで一緒に話をしました。その時にダンテの「神曲」の話をしてくれたのを今でも覚えている。
 翌日に入院するはずだったので、私が帰る前に「明日の朝、病院に行く前にフレンチ・トーストが食べたいから、作って置いて」といわれ、帰る間際に卵とミルクと砂糖を混ぜて、パンを浸しておいた。「では、また明日の朝ね」と云って別れたが、外に出たらとても綺麗な月が出ていて、月を見ながらの帰り道「もう、これで最後かもしれない」となんとなく感じていた。寂しいという気持ちよりも(長寿であったのもあるし)、祖父との今まで一緒に過ごした充実した時間と関係を思うと、とても幸せな気持ちで心が満たされていた。本当にたくさんの心の財産を祖父から頂いた事に感謝している。

%E5%85%AB%E5%B9%A1%E6%A7%98%E3%80%80%E9%9B%AA.jpg今日は予定が入っていたが、まだ寝ている朝早くに電話があり「雪が深いから来週に延期」という内容。電話を切って外を見たら、一面真っ白!一瞬で目が覚めました。
 昨日、父に北鎌倉まで散歩した話をしたら,「よくこんな寒いのに北鎌倉まで歩いて来たね。」と云われたが,まさか雪が降る程の寒さとは思わなかった。
 雪景色も大好きだが,雪が降り積もっている時の独特の静けさが好きです。「雪が音を吸収しているんだよね」と教えられた事があり、「なるほど!」と思ったが、空から音もなくゆっくりと降ってくる雪がさらにその「音の無さ」を強調しているように思う。

蝋梅(ろうばい)

%E8%9D%8B%E6%A2%85resize.jpg今朝はHちゃんとMちゃんのレッスン。Mちゃんはいつもおばあちゃまと一緒にお稽古にいらっしゃいます。先週帰り際におばあちゃまが『これからMちゃんを連れて、俳句の会で東慶寺に行くんですよ』と云っていらしたので、今日『いかがでしたか』とお訊きしたら『蝋梅(ろうばい)がきれいに咲いていて、とても良かったです。香りが凄いんですよ。』と仰っていた。                  
 蝋梅はいつかちゃんと見てみたいと思っていたので、ひとしきり練習してから散歩に。家の近くの鶴ガ岡八幡宮を通って、北鎌倉へと向かいました。

海老原みほ公式サイト

WEBSITE_resize.jpg日本語ホームページ公開から今日で1ヶ月。このホームページ。一年近く掛けて作って頂きました。
  いつも多大なる音楽的なサポートをして下さっているKさん&Kさんがデザイナーの齋藤健太郎さんをご紹介下さったのは昨年の初め。デザインも最初はいくつも作って下さり、最終的に今のものとなりましたが、本当に細かいリクエストに想像以上に応えて下さってとても感謝しています。コンサートページはプログラム内容も全部載せて頂く事になり、時間が相当掛かって大変でしたが、今ではライブラリーにもなるので本当に嬉しく思っています。
 

時間の感覚

"Contact" 今日は人がいっぱい!
Contact%20Jan%2030_resize.jpg久しぶりに寒さが和らいで、春が待ち遠しい私としては嬉しいお天気。今日は都内での生徒のレッスン日。イギリス人(インド系?)のMは9月から教え始めた生徒。最初は駆け回るわ、凄い勢いで反抗するわで大変だったが今はすっかり軌道に乗り、集中した良いレッスンが出来るようになってほっとしている。今日は良く練習していたので、家での練習時間の話になった。
「お母さんに必ず毎日10分するように云われているけど、いつもそれより長くなっちゃう。27分とから29分とか。」というので、「時計見て練習しているの?」と訊いたら「時計は見ないけど、時間の長さが分かるの」と答えた。「25分とか30分じゃないの?」と訊いたら、「違う」と自信を持って云っていたし、「今日のお昼は7分で食べた」とも云う。実際に計っていはいないので、それが正確なのかは分からないが、彼女なりの時間の感覚がもう出来上がっているように思う。

祈り

Candle_resize.jpg阪神・淡路大震災から13年。人の命のはかなさを思う一日。そして大切な人を亡くしながらも、一日一日を生きているこの世の中に残された人たちを思う。本当に「死ぬ」という運命がある以上「生きる」という事は大変な事だと思う。結局、自分が死ぬまで、たくさんの親しい人たちを失う悲しみを背負いながら生きなければならないのだ。時が傷を癒してくれる、というのは本当だと思うが傷跡というのは一生消えないように思う。矛盾するようだが、消えないで欲しいという思いもあるのではないかとも思う。
悲しみを胸に抱いている人たちへ、祈りを込めて...。

話の発展

Jan%2016%20_resize.jpg今日は都内でのレッスン。最初の生徒さんは娘さんが二人いらっしゃるMさん。とっても素敵な方で、心の大きさと細かな心遣いにいつも感謝しています。
しかし、今日は本当に申し訳ない事をしてしまった。一音も聞かずにレッスンの時間が終わってしまいました。あり得ない事です...。
「寒いですね」から凄い勢いで話が発展してしまい...。
                      

                                                                 
                     
Mさんから頂いた素敵なクリスマスプレゼント

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