釜石1月:冬の釜石
今年は全国的に寒いと思うのだが、この時期の釜石はさすがに寒かった。寒がりで知られている私だが、他の方も相当防寒対策をして来ていました(笑)。
私は化繊が苦手で、ヒートテックのようなハイテクな防寒が出来ないため、綿とウールを7枚(下は4枚!)パンパンに重ね着した上にダウンコートを着たまま作業していたが、他の方でヒートテックを3枚重ね着した上にセーターにコートを着ていた人もいたので、みんな同じように万全の態勢だったよう(笑)。ホカロン50個持って来たという人もいたし。
今回の活動、一日目は「心のケア」。
仮設住宅の集会室での喫茶スペースを設けての傾聴が目的の活動。
今回は多くの方が来ていらした訳ではなかったが、逆にとても親密な感じで現地の伝統料理や小正月の風習や子供の頃の釜石の話を、一緒に折り紙をしながら色々と聞く事が出来ました。
釜石に着いた時に雪が積もっていないのが意外だったのだが、訊いてみたら、雪が降るのは3月、春の頃だそう。
おばちゃんが「早く春が来て欲しいね〜....。津波を思いだすから嫌だけど....。でもやっぱり春は早く来て欲しいね〜。」と複雑な思いを明るい声で話していました。
先週また釜石に行ってきました。生徒のレッスンがお休みになり、急遽行ける事になりました。今回行こうと思った大きな理由が「言葉」による後押しでした。
今回の活動期間は2日だけ、と短かったが本当に行けた事に感謝しています。あまりに急に決まったため、いつも事前にベースキャンプにしている電話も新幹線を降りた新花巻からしました。電話口に出たのは、ブログを書いていたIさん。明るい声で「お待ちしています!」と云って下さり、めちゃくちゃ寒かったにも関わらず、心がホッと温まりました。
そんな中、昨日俳優座で「カラマーゾフ兄妹」を観に行きました。俳優座は初めてだったのだが、六本木の真ん中に建っている古めかしい建物が不思議な雰囲気を醸し出している。初めてだったので早めに行って場所を確かめようと思ったら、待ち合わせをした友人も早く来ていたので二人で早速中へ。ロビーの奥の方にはイギリス風のパブがあり、フィッシュ・アンド・チップスがイギリスのお酢と共に出て来て何だか本当にイギリスにいるよう。天井も低く、照明も何となく暗い感じがちょっと野暮ったいのだが、とても懐かしい感じですっかりいい気分になってしまいました。
余談だが、終演後、ロビーに俳優さん達がいらしていて、直接お話する事が出来ました。何と云っても主人公のドミートリー役の田中美央さんに感動してしまったので(というか役に感動しちゃっていたのだが)随分とあれこれと役について話し込んでしまいました。なかなかドストエフスキーについて深く話す機会もないので、このお話もとっても楽しかった。