Thoughts

March 2008

振り

E.Fischer%20CD_resize.jpgこのブログを書きながらフルトヴェングラー指揮、エドウィン・フィッシャー(ピアノ)のブラームスの2番のピアノコンチェルトを聴いています。先日、色々と相談に乗って頂くためにお会いした先生とエドウィン・フィッシャーの話題になり、その先生のためにCDを焼いている次第です。

お会いしたその先生は、私の2倍以上の年齢ですが、私の相談事にも大きく構えて応えて下さり、とても心強く思いました。そして、相談事だけでなく本当に色々な話をしてくださいました。50年以上前の芸大の話や当時のコンサートの印象、戦争で中国に行かれた時の話やピアノの楽器やスピーカーの話まで本当に多彩でした。年を重ねた方の仰る一言一言は興味深く、そして説得力があります。私は子供も大好きだが、人生経験をたくさん積んだ方と過ごす時間もとっても好きです。
 

神父様と良寛様

%E6%A1%9C%E6%95%99%E4%BC%9A_resize.jpg教会に新しい神父様がいらっしゃいました。これから毎週、お説教を聴く事になるので、どんな神父様なのか興味津々でした。(なんていったら怒られそうだが...笑)。とても穏やかな感じの神父様で話し方もとても静かな感じでした。
 今日のお説教は禅宗の「良寛さん」のお話(笑)。東北にいらした時に良寛さんのゆかりの地を訪ね、良寛さんの残した言葉について話して下さいました。感激したのは、その言葉の意味が良く理解出来なかったので、禅宗のお坊さんに教えを受けたそうです。そして、その言葉をその後、掛け軸になさったそうです。
 

ラヴェルのトリオ

Ravel_resize.jpg4月のロンドンでのコンサートはヴァイオリンとチェロと一緒のトリオ・コンサート。残念ながら、私は一週間前にしか現地入りしないので、3人でのリハーサルはその一週間に集中してする事になります。
 しかし、昨日、ヴァイリンのRobertとチェロのLucyが初リハーサルをしたとのファックスが入りました。私もちょうど今週初めから、ヴァイオリンとチェロの音に慣れるために、CDを使っての練習を始めた所。二人がどのように弾いても対応出来るように...。

%E6%A1%9C%E6%BA%90%E6%AC%A1%E6%B1%A0%EF%BC%94_resize.jpg昨日のブログで「鎌倉の桜はまだです」と書いたが、この一日二日で一気に咲き出しました(笑)。待ち構えていたようにもう五分咲きです!

心はどこに?

                             楽譜を買いに銀座に
Wako2_resize.jpg生徒のレッスンの帰りの電車の中で、竹内薫さんという科学作家/科学博士の書いた「脳の不思議」という雑誌の記事を読みました。とても面白く、分かりやすく書いてあったので本当に楽しく読めました。色々と発見があったのだが、その中の一つに、人間は手先が非常に発達していて、手から得た情報で使う脳の領域がとても大きいというものがありました。おまけに指一本一本にそれぞれ対応する脳の割当があるのです。私はピアノを弾く時に、他の指に比べて人差し指があまり云う事を聞いてくれないのだが、脳の「人差し指」部分がうまく働いてくれていないのだろうか、と考えたり(笑)。
 そして、私が一番興味を持ったのが、心は「脳」にあるのだろうかという疑問。(この記事は、赤瀬川原平さん、画家/作家が書いていた。)私もこれはいつも考えている事。

前傾姿勢

爆笑問題の「日本の教養」。スペシャルだったようで、10:00からやっていたのに私はいつものように11:00からしかテレビを付けなかったがために一時間も見逃してしまった。残念..。
 今日は京大での教授陣、生徒達とのトークバトルでいつもとは趣向が違っていたが、それでもこの「爆笑問題」の二人には本当に引き込まれる。二人が教授だろうと生徒だろうと、とにかく相手の話をこれでもかという位に真剣に聞く姿勢に感動する。太田光さんなんて前傾姿勢です(笑)。そして、真剣に聞くから、また真剣に応えられる。おまけにあまりに熱が入って本題からはずれて行く太田さんを田中さんが冷静に軌道修正するパートナーシップが素晴らしい!やはり、人間なのだからこれくらい真剣に人と向き合いたいものです。

不思議

夜、自転車で走っていたら前から歩いて来た人に拝まれました(笑)。
私は老若男女問わず、手を振られる事が多く不思議に思っています。バスや電車に乗っている窓越しや道路を挟んで反対側を歩いてる人などなど。それも、ヨーロッパやアメリカ等、10回どころではないような気がします。
 ロンドンで友人とカフェでその話をして「良く手を振られるんだけど、それって良くある事?」と訊いたら「私は一度もないよ〜」と話している目の前で、窓越しにまた手を振られて、友人は「え〜なんで〜!?」と大笑いしていた。
 それは、さすがにタイミングが良すぎて私も笑ってしまったが、声を掛けられるのとも違う、この一瞬の交流がとても好きです。私ももちろん振り返します(笑)。日本ではまだ一度もありませんが...。
 しかし手を合わせて拝まれたのは初めてです(笑)。相当インパクトありました。なんだったんだろう...。

イースター

Easter%20Church2_resize.jpg今日は復活祭。十字架に掛けられたイエス・キリストが復活した事をお祝いする日です。クリスチャンにとってはクリスマスよりも重要な日であり、その復活自体を信じるか信じないかでクリスチャンであるか、ないかが決まるのです。
 私はクリスチャンなので、復活祭を迎えるまでの一週間は自分の信仰を含め、自分を見つめ直すチャンスとなる時です。お正月の除夜の鐘のように、一年間溜まって来てしまった邪念や習慣で付いてしまった悪い癖を自覚して反省します。そして今日の復活祭を迎えて心新たにスタートを切るのです。心もきれいに、信仰も新たに、そして私たちが与えられている全ての事に感謝して...。
 クリスチャンにとっての喜びの日が、宗教の壁を越えて、世界中の全ての人々に喜びをもたらす事ができますように...。

英語サイトとインフォメーション

%E3%81%A4%E3%81%B0%E3%81%8D_resize.jpg英語サイトを公開しました。日本語サイトとほぼ同じですが、ブログはきっと違う事を書いていくと思います。日本語サイトほどまめに書く事は不可能と思われますが(笑)。

4月のロンドンでのコンサートに関する情報もインフォーメーションページにアップしました。
この時期にロンドンにいらっしゃる方、ぜひ来て下さいね!

個性の豊かさ

                              雨の六本木ヒルズ
%E5%85%AD%E6%9C%AC%E6%9C%A8_resize.jpg今日は都内での生徒のレッスン。この日は6人教えていますが5人がBスクールに行っている子供達。Mちゃんが入ってくると全身ピンクの格好。いつも制服なので「今日は学校なかったの?」と訊いたら、チャリティー・デーだったそうで子供達は全員「食べ物」の格好をするイベントだったらしい。全身ピンクのMちゃんは「桃」だそう(微笑)。その次のMちゃん(違う子です!)はイチゴ。とってもかわいいイチゴの帽子と髪飾りに洋服は赤と緑。最後のIちゃんはチョコレート菓子の「m&m」。発想が面白い(笑)。それにしても私の方が楽しませてもらっちゃいました。
 

けんか腰

今日の爆笑問題の『日本の教養』。途中でテレビを消してしまった。珍しく女性の教授とのトークだったが、あまりに頭ごなしに自分の持論を押し付けるのでとっても不愉快になってしまった。爆笑問題の二人もけんか腰。自分の信じている事を情熱を持って語るのはいいが、他の人の考えや意見を徹底的にたたきつぶすような態度では、誰も聞きたくなくなってしまうと思うのだが...。自分も気をつけなくては...。

You are here

今日出逢った言葉。


"You are here.
There is nothing more joyful than that."

あなたがここにいる。それ以上に喜ばしい事はない。


原文は“You are there. (あなたがそこにいる)”だったが、"here(ここ)"の方が好きです。

練習日和

今日は小春日和で楽しそうなお誘いもあったのだが、先週あまりにもチラシ作りに時間を取られてしまったので自粛して練習優先の日に。
 それにしても、先週友人のYさんがリサイタル・プログラムを聴かせて下さったおかげで、自分の練習内容が良い方にガラッと変わりました。Yさんの演奏だけでなく、練習の取り組み方について話した事からも色々とヒントを得る事が出来て本当に感謝。自分の音楽を見る角度が変わって、発見がとにかく多い。同じような練習をずっとしていただけに、新たな視点から曲に取り組めるのが嬉しい。せっかく天気がいいのに遊びに行けなかったのは残念でしたが、中身の濃い練習日となりました。

 当のYさんは無事にリサイタルも終わったようで、その晩に晴れ晴れとした感謝メールが届きました。芸術は与える側も受け取る側も得るものがあるのが素晴らしい!

人とのふれあい

Misawa_resize.jpg中学時代の友人Mとスポーツクラブで一緒になったのがきっかけで、再び会う機会が多くなった。今日はMの友人のお誕生日会という事でそのパーティーによんでくれました。Mがもう何日も前から、この日のためのお料理を考え、試行錯誤をしている話を聞いていたが、本当に凄いお料理の品々。全部が全部美味しかったが,オレンジの酸味を利かせた豚肉にレンズ豆のソースをかけた一品が私にとっては今日のナンバーワン。そして、最後は桜を入れた、桜色のバースデーケーキ。本当に豪華な「晩餐」でした!
 友人Mの集まりはいつも色々な人が来るので、色々な意味で良い刺激になります。今日はその中の一人に中国と仕事をしているという人がいたが、その話にとても嬉しくなった。

サイボーグ

%E3%83%81%E3%83%A9%E3%82%B7_resize.jpg色々な事情で4月のコンサートのチラシを作る事になってしまった...。あまりに日が近づいているので自分でどうにかしなくてはいけなくなってしまったのだが、最終的に納得のいくものが出来てほっとしている。
 今週始めに、生徒のレッスンの帰りにビックカメラに寄ってコンピューターのソフトを買ったものの、家に帰って早速作り始めようとしたら、第一段階でもう既に壁にぶつかってしまい、相当なストレスを抱えて就寝。
 どういう風に解決しようかと悩んだ末、銀座にあるアップル・コンピューターのお店に行ってみる事に。5階もあるビルなので、自社のソフトウエアの使い方は教えてくれるだろうという、甘い考えを持って行ってしまった。お店に行って訊いてみると,店員が説明してくれるのは10分までだそう...。大ショック。そんなものかとびっくりしたが、逆にマックのコンピューターの使い方を一対一で一週間に一時間教えてくれるというシステムがあって,その場で入会した。一年間毎週教えてくれて¥9800なんて、超お得!本当は予約しなくてはいけないらしいが、たまたま空きがあったので、すぐに教えてもらえる事に。一時間しかないので相当、焦りながら次から次へと質問攻めにしたが、こちらの要望に応えて、簡単に作れるものを教えて下さいました。
 

%E3%81%95%E3%81%97%E3%81%BF_resize.jpgお刺身を買ったら本物のたんぽぽが飾りとして付いていた。
昔、飾りとしてのプラスチックのたんぽぽが付いているのがどうにも疑問で、これは嬉しいものなのかと、いつも首を傾げていたが、今日の本物のたんぽぽはさすがに嬉しかった(笑)。春まであと一歩!

丁寧な音楽作り

Ysan%20Piano_resize.jpg14日にリサイタルを控えている友人のYさんが、コンサートの練習として弾きに来て下さいました。
 Yさんは力強い,どっしりとした演奏で、レパートリもドイツものや近現代ものと、自分と似たタイプのピアニストのような気がします。いつも大曲を弾かれますが、音楽作りがとても丁寧で全ての音,フレーズに意味を持たせていて、本当に勉強になります。私も大きな曲、大きな音楽が好きなのだが、どうしてもスケールの大きさ,流れに焦点が行ってしまうためにおおざっぱな音楽になってしまう傾向があるので、Yさんの今日の演奏をお聴きして,少し反省しました。明日からの練習はもう少し丁寧な音楽作りを目指さなくては!
 

高い山

いつもインターネット電話で話しているロンドンの友人が最初に『調子はどう?』と訊いてくれるが、最近「まあまあ」と応える事が多かった。しかし、昨晩久しぶりに『とても良い!』と云えました。
 この『とっても元気/調子がいい』と云える時というのはピアノの調子がいい時です。こういう時に,自分はつくづく音楽に振り回されているな〜と思うのだが、ピアノの調子がいいと、他の全ての事,悩みにしても人間関係にしても、すべてポジティブに考える事が出来るのです。しかし、逆にピアノが調子悪いと全てがマイナス思考になって、凄い勢いで自信喪失していきます。(この「ピアノが調子悪い」というのはやる気が出ない時の事をいいます。やる気がなくても、練習はもちろんしますが、そのギャップに苦しむ訳です。)
 
4月に大きなコンサートを控えていながらなかなかエンジンが掛からず、自分でもどうしたものかと、考え倦ねていたが、先週急にスイッチが入ったように、俄然やる気が出て来た。そして、練習もやっと軌道に乗ってきました。
 やる気が出なかった時に友人にその愚痴をこぼしていたら『登らなきゃ行けない山がとてつもなく大きいから、なかなか最初の一歩が踏み出せないんだよ』と慰めたくれたが、今は勢いも出て来て「その大きい山を登ってやろうじゃないの!」と思えています。チャイコフスキーとラヴェルのトリオ。どこまで登り詰められるかが楽しみになってきました。

花の祭典

Mugi_resize.jpg Flowers%20KM_resize.jpg Crab%20resize.jpg

銀座松坂屋で開催されている「いけばな協会展」に行ってきました。近所に住んでいらっしゃるKさんがお花をやっていらして、招待して下さいました。数年前にやはり、このいけばな協会展にご招待下さった時は、どのような展示会なのかも何も分からずに行ったのですが、相当なカルチャーショックを受けました。


Flower%20Basket_resize.jpg Flower%203%20dark_resize.jpg Flowers%20Shidare.jpg

マタイ受難曲

St.Matthews%20Passion_resize.jpgサントリーホールでバッハのマタイ受難曲を聴きに。演奏は聖トーマス教会合唱団とゲヴァントハウス管弦楽団。2〜3年前にゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートを聴きに行った時に、ツアーの最終日だったせいか全然やる気のない演奏で憤慨して帰って来たのを覚えているのであまり期待していなかったが、今日は本当に素晴らしかった。最初の音から本当に音が美しく,瞬時に音楽の中に引き込まれました。
 マタイ受難曲はイエス・キリストが民衆によって自分が犯していない罪のために十字架に掛けられて死に、お墓に安置されるまでを語った聖書の言葉を基にして音楽を付けたもの。バッハの音楽は信仰心から来ているので、マタイ受難曲はとてつもない思い入れのあった曲だったと想像出来る。
 

音楽的財産

昨日、本との出会いについて書いたが、音楽との出会いも思わぬ所にあります。曲ももちろんそうだが、演奏家に関してもコンサートを通しての出会いも様々。
 私が最も好きなピアニストとの出会いも不思議でした。ロンドンに行くまで、殆どコンサートに行く事はなかったのだが、行った途端にせきを切ったように母が連れ回していました。そんな時に、ホールで何十枚とチラシが置いてある中から、シューラ・チェルカスキーというピアニストの地味な白黒の写真のチラシが遠くから見えて、恐れながらも『上手そうだな〜』と何となく思い、自分で一人分のチケットを買いました。Cherkassky_resize.jpg
ホールの一番後ろで聴くのが当時好きだったので、3階の一番最後列の真ん中の席に。コンサートは満席ではなかったので私の前が何列も空いていたのですが、逆にとても音楽に集中出来ました。そして、本当に今までにない感動を味わいました。音楽がここまで人を幸せに出来るものなのかと、本当に驚いた。自分の目指すものをここで見付けました。そして、今でもその時の音と音楽と体中に感じた感動は忘れられません。
 チェルカスキーは日本にも毎年来ていましたが、本当にいつも楽しみに待っていました。そして、コンサートに行くと、いつまでも終わって欲しくない、本当に他では味わえない感動をおぼえていました。
 10年程前に彼は亡くなってしまいましたが、彼の演奏の話を聞く事もなければ、人に薦められた事も後にも先にもありません。彼の音楽との出会いは導かれたものとしか思えません。本当にあのような素晴らしい演奏を生で何回も聴けた事は自分にとっては音楽的財産です。本当に感謝です。

出会い

火曜は爆笑問題の『日本の教養』の日(笑)。今日も本当に色々と考えさせられたり、共感したり。30分なのに、とてつもない満足感があります。
 今日は「連想情報学」の高野明彦教授とのトークだったが,インターネットでキーワードだけの検索ではない検索エンジンを開発する研究をしている。高野教授は神保町の古本屋街で本を探すのが大好きという事で、その検索エンジンンの最初の試みが神保町の古本のライブラリー。その検索エンジンも凄いが、インターネット関係の仕事をしていらっしゃる方が、古本屋で本をとっても嬉しそうに買っていたり、本屋で本を探す醍醐味を本当に楽しそうに話しているのを見てとても嬉しくなった。アナログ世界を楽しんでいる方がインタネットの次世代を担っていると思えて安心感がありました。
 『検索』がメインテーマだったが、本検索に関連して「本屋に行くと本との出会いがあるのが楽しい」というような事を話しだした。私もまさに先日、この「本との出会い」を実感した出来事がありました。

桃の節句

%E3%81%8A%E3%81%B2%E3%81%AA%E6%A7%98.jpg今日はお雛祭り。
生徒の家でレッスンをする事が多いので、色々なお雛様を見せて頂けて、とても楽しい。今時のお雛様は顔もスタイルもとてもスマート。私が祖母から頂いたお雛様はぽっちゃりとしています(笑)。

先生

Frank_resize.jpgロンドンのピアノのF先生が日本に来ているので,今日は一緒にディナー。前回鎌倉にいらしたのが11月だったのでそんなに久しぶりではないが、やはりお会いして近況を色々と聞けるのは嬉しいものです。今日は特にお元気で、とても溌剌としていらっしゃいました。初めてレッスンに伺ってからもう20年近くになりますが、今でも最初のレッスンを鮮明に覚えています。太陽の光がサンサンと差し込んでいるアパートでまず挨拶を交わしたあとの最初のひと言が「紅茶,飲む?」でした。(今思えば,イギリスらしい!)いつも過剰な緊張でお腹を壊しながらレッスンに行っていた私にはF先生のリラックス度が衝撃的でした。音楽的にも人間的にもとてもおおらかで、個人的に大変だった20代の様々な場面で助けて頂きました。
 今では、お会いするとレッスンを受けるとき以外はあまり音楽の話はしませんが、今日は4月に弾くラヴェルのトリオの話に少し触れました。バリバリと何でも弾けるF先生が「あの曲は何度弾いても怖い」と仰ったのを聞いて変な安堵感を覚えました。怖いと思っているのは私だけではないんですね(笑)。

スペシャルな一日

Dralion_resize.jpg 3月2日はC家のHちゃんのお誕生日。前日の今日、お祝いにシルク・ド・ソレイユの『ドラリオン』にご家族で行くというので私も誘って下さいました。昨年からチケットを一緒に取って下さっていました。一度は観たいと思っていたのでとても楽しみにしていた。
本当にサーカスという定義をひっくり返しています。美しく、そして目を見張るアクロバットと技には本当に驚かされました。重力を完全に自分の味方につけている所が凄い。
 

梅の花

%E6%A2%85_resize.jpg庭の梅の花がやっと咲き出した。ちょうどベランダの目の前にこの梅の木があるのと、近所にもいっぱい咲いているので、サッシを開けると花の香りがわーっと押し寄せてきます。アルコールを含んでいるような独特の深みのある香りです。
 ピアノの前に座りながらもこの梅の花が見えるですが、春ももうすぐ、と思えてとても嬉しくなります。

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