6年
東日本大震災から6年。
今年の鎌倉での東日本大震災追悼・復興祈願祭は鶴岡八幡宮でおこなわれました。
神道、仏教、キリスト教の合同祈願。
お祈りが届きますように。。。
外に発信、と思いながらも、モタモタしているうちに3月になってしまいました。
1月、2月は周りが少し不安定だったので、自分の気持ちや精神をアップしてくれる事に出来るだけ足を運んで、エネルギー・チャージしていました。
そのお陰で、随分と心情的にも精神的にも変化があったように思います。
そして、昨日それを実践出来るとてもいい機会がありました。
以前にS女学院の合唱の記念コンサートで伴奏をさせて頂いたのですが、今回また声を掛けて頂き、福島県の郡山市での全国合唱祭で、S女学院の卒業生で結成されている合唱団の伴奏をする事になりました。郡山市は合唱の聖地と云われるくらいにコンクールでもバンバン賞を取るらしいのですが、そこに招待されるというのはとても栄誉な事だそう。
2000人のホールはほぼ満席。考えてみたら、今まで弾いた舞台では一番大きなホールでした。そして、ピアノも音響も本当に素晴らしかった。あんなに大きなホールなのに舞台上で自分の弾いている音がよく聞こえるだけでなく、途中で他の合唱団の演奏を聴きに行った3階でも音が膨張したりする事なく、間近で聴いているようで驚きでした。あれはどういう事かしら...?弾いても、聴いても素晴らしいホールでした。
伴奏をさせて頂いた合唱団は本当に澄み切ったサウンドで、舞台袖で聴いていた最初の宗教曲2曲はまさに天に昇っていくようでした。あまり昇ってしまうと弾けなくなってしまうので、途中で感動し過ぎないようにブレーキ掛けましたが(笑)。
そして、一緒に弾かせて頂いた曲も、リハーサルではなかなか上手くいかなったところも本番ではバシッと決まり、羨ましいな、とさえ思いました。
最後の全体合唱は圧巻で、ピアノの左には舞台に8団体の合唱団員300人、そして右には観客席の2000人近くに囲まれての「故郷」の大合唱。自分がピアノを弾いているんだか分からない程に音楽の渦に巻き込まれているようで、あんなに大きなホールが一つになっている一体感を味わえた事が本当に幸せでした。
音楽の力は本当に素晴らしい!