南三陸町支援プロジェクトin湘南 チャリティーコンサート
9月23日に10月のリサイタルに先駆けて、茅ヶ崎でチャリティーコンサートで弾かせて頂きました。
3月の震災以来、音楽を通して自分なりに出来る事をしたいと思っていたのだが、なかなかそれが形にならずにとても残念に思っていました。
しかし、茅ヶ崎で以前からお世話になっているKさんが、被災地となっている南三陸町名足地区に直接自ら定期的に物資を運んでいるお話をお聞きした時に、その支援となるようなコンサートを考えて下さり、今回のような形を取る事が出来ました。
Kさんのご家族、そして国際ソロプチミスト寒川の皆さんの多大のご協力のおかげで、実現したコンサート。とても和やかな雰囲気で、皆様の温かさに支えられました。本当にこのような形で私も少しでも協力出来た事に感謝しています。
演奏内容に関しては10月のリサイタルに向けてのあまりの気負いと必死さで、反省する点が多く,自分としてはとても残念だったが、翌日に頂いたコメントで大きな発見があり、見失っていた自分を取り戻す事が出来ました。先週までは本当に苦しみながらの練習でしたが、今はとても楽しく音楽と向き合えています。
支援したいと思っておこなったコンサートでしたが、逆にその後に頂いたコメントに救われた思いです。
コンサートの前日に、カルテットはモルゴンから一時間程離れた所でコンサートがあり、車に乗り切れないので、私とチェリストの旦那様が残る事になり、一緒に二人で夕食をする事になっていた。しかし、シャトーのオーナー家族も誘った所、一緒に行きたいというので結局5人で食事に行く事に。フランスでの初めての外食は少し塩が利いていたが、地元のワインと一緒だとそれも美味しい。大きな鍋ごと出て来るパテやチーズボードごと出て来るチーズに感動しながら、とっても和やかなディナーを楽しめました。実はこの時が唯一の少人数での食事だったのでとても貴重な時間でした。
その後も色々と弾いてくれたが、全然音楽を専門的にやっていない人がこんなにも上手に、しかも自己表現出来る事に相当ショックを受けました。やはりヨーロッパは文化の歴史の深さが全然違う。
飛行機で一時間強。あっという間に着きました。リヨンの空港から街中の電車の駅までかわいいトラムに乗り、そしてリヨンの駅からさらに電車で一時間の街Bellevilleで降ります。そこからまた車でMorgonまで約20分程。ぶどう畑が一面に広がっていて本当にきれい。
そして、夕方にはメンバーの皆も到着。ロンドンで最後に別れてから24時間経っていないのに、フランスでまた再会というのが不思議。
コンサートはボジョレー地域のワイン・カントリーのシャトーで。本当に全てが美しい。ぶどう畑も空も、周りの自然も建物も本当にうっとりしてしまいます。こんなに周りが美しいと何だか、コンサート前の緊張も和らいでしまったような感じでした。今回のコンサートは弦楽四重奏とのコンサート。前半がベートーベンの弦楽四重奏曲、そしてピアノ・ソロ。後半がエルガーのピアノ五重奏曲。さすがにピアノのソロ曲はプレッシャーも責任もあるので相当気が張っていたが、後半の五重奏曲は楽しみの方が大きくて本当に楽しめました。