宇宙船
今日はアジア・ユース・オーケストラのコンサートを聴きに東京オペラシティまで。
韓国や中国、台湾、マレーシア、フィリピン、シンガポール、日本等のアジアの国々から選ばれた若者達で結成しているオケで、ユーディ・メニューインが立ち上げたもの。若い時から違う国の人達と交流を持つというのがいかに大切かをつくづく最近実感しているので、音楽を通してそれが出来るというのは本当に素晴らしい事だと思っています。
今日は私の好きな曲ばかりのプログラム。バーバーのアダージョにラヴェルのボレロとピアノ協奏曲、そして最後がストラヴィンスキーの「火の鳥」。
特にラヴェルのピアノ協奏曲の2楽章が大好きで「ピアノの音の美しさ」を表現している曲としては第一位と挙げたい所。メロディーも泣かせるが、途中から完全にオーケストラの付加的存在のピアノ部分が何とも美しい。色とりどりの宝石がキラキラしているようで、オーケストラで演奏しているソロパートのメロディよりも私はどうしてもピアノに耳が行ってしまいます。
今日は最後が「火の鳥」。この東京オペラシティの大ホールはとても美しいホールで天井がとても高い逆ピラミッド型になっている。コンサートによっては教会にいるような気分になったりもするが、今日は全然違いました。今日、気付いたのだが照明のスポットライトが密集して四角く照らしているので「火の鳥」の最終章になった時に急に宇宙船に乗っている気分に(笑)。もうすっかり映画「未知との遭遇」のように宇宙にこれから旅立つ気になっていました(笑)。自分の人生も今周りが大きく動いているので、自分自身にとっても大きな変化を求めている心理状態も手伝って、これから旅立つ宇宙への期待と希望に胸が膨らんでいました。
帰りに新宿駅の人ごみを歩きながら、すっかり現実に戻されてしまったが、自分自身が大きく変化出来るようにしたいと、つくづく思って家路につきました。
11月のリサイタル情報をインフォメーション・ページにアップしました。
ついにこの日が来てしまった...。
今日は箱根の芦ノ湖まで。
今回誘って下さったSさんのご家族も2004年の東京文化会館でのリサイタルのコンサートを聴きに来て下さっていたらしいが、私はその時は面識がなかったのでお話しする機会がなかった。それが、数年後に地元の教会でチャリティーコンサートをする際に、御ミサが終わった後に信者さんにチラシを配っていたら、「あなた、文化会館でコンサートしたんじゃない?私たち、そのコンサートに行っていました」と声を掛けて下さいました。何年も前のコンサートを覚えていて下さっているというのは演奏家にとっては本当に嬉しいものです。
初めて伺った強羅のお宅は薔薇の花がいっぱいで、とっても素敵な居心地のいいおうちでした。奥様のFさんがとても可愛らしい素敵な方なのだが、家もその雰囲気そのままといった感じでした。
しかし、今日の一番の感謝はSさんのご家族と心を共有出来た時間。とにかく話の尽きない一日でしたが、とっても大切な事を色々と共有出来たように感じました。私たち一人一人が持っている歴史というのは本当に興味深い。にこやかに元気に笑っていても、一人一人が自分だけの人生を持っていて、喜びも悲しみも苦しみも全てがその人の中に内在している。それでも「人」は生きている。何だか、それ自体に感動していました。
昨日のブログ登場のT君はイギリスでいつもお世話になっているG家の男の子。両親の二人は大学時代からの友人だが、G家には数え切れない恩があって、私が今元気でいられるのも一つには彼らのお陰の所がある。自分が人生で一番辛かった時期に本当に心配してくれて助けてくれた家族です。
この二日間、思いっきり日本の夏を満喫した実感があります(笑)。
海水浴は本当に20年振りくらいになってしまう。数年前に夕方にイギリスのピアノの先生が海で泳ぎたいというので夕方にさらっと行った事はあったが、朝から夕方まで海で過ごしたのは本当に久しぶり。T君のお友達家族とも一緒だったのだが、こんなに海って楽しいものなんだ!と改めて知りました。自然との一体感が何とも気持ちいい。最初は日焼けの事も気になっていたのだが、やはり海に入ってしまったら楽しくて、日焼けはどうでもよくなってしまった。昨日は台風が近づいていたので結構波があって、子供達もおおはしゃぎ。一緒になって相当楽しんでしまいました。
今回は葉山の一色海岸に行ったのだが、とにかく砂浜も海もきれいでびっくりしました。海藻もあまりなくて砂浜も小石や岩が少なくて足に心地よい細かい砂でした。山も見えてきれい。T君のリクエストのお陰で、自分では絶対に行こうとも思っていない海水浴を存分に楽しめて、とっても良い時間を過ごせました。
夕方家に帰って一休みした後は、ぼんぼり祭りをやっている鶴が岡八幡宮の境内を通って、お好み焼き屋さんの「津久井」へ。日本家屋でお座敷になっているので美味しいだけでなく、庶民的な風情がある。生徒のHちゃんと友達のY君も来て、総勢5人で一緒に夕食。ラムネや鉄板焼きで作るのは初体験だったT君。お店を出るとすぐに「楽しかった!」といってくれて、とても嬉しかった。
先日、以前に教えていた生徒さんがイタリアから旅行で日本に来ていました。日本には4日間しか滞在しないタイトなスケジュールだったが、二ヶ月も前に連絡を下さり、一緒にディナーをする事になりました。