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日本の夏 Ⅱ

                              T君、何を撮影?
T%E5%90%9B_resize.jpg昨日のブログ登場のT君はイギリスでいつもお世話になっているG家の男の子。両親の二人は大学時代からの友人だが、G家には数え切れない恩があって、私が今元気でいられるのも一つには彼らのお陰の所がある。自分が人生で一番辛かった時期に本当に心配してくれて助けてくれた家族です。

そんな大切な友人達の子供なので、鎌倉滞在を本当に特別なものにしてあげたかった。15歳のT君と14歳の従弟のK君。お寺巡りはそこまで興味ないかと思い、二日目は近くにある逗子マリーナというリゾート地で始ったばかりというイルカ体験をする事にしました。
いつかイルカと泳ぎたいと常々思っていたので、泳ぐ事はできないにしても身近に触ったりハグ出来ると云う事で、私自身とっても楽しみにしていた。

そして、当日。触れ合う時間はほんの30分程度でしたが、それはそれは感動しました。それぞれのグループが一匹のイルカとずっと一緒に過ごすのだが、とにかくかわいい。あっという間に愛着が湧く。帰りたくないというより、本当にどうにかして飼いたいとまで思わされました。私たちが一緒に過ごしたのはレイちゃんという名前だったが、T君も帰って来てからもレイちゃん、レイちゃんと云っていた。

前日に一緒にお好み焼き屋さんで一緒だったY君がハワイでイルカと泳いだと云っていたが、「楽しかった?」と聞いたら「怖かった...」という答えが返って来てびっくり。イルカを怖いと思ったことがないので意外な答えだったのだが、子供にしたら未知の生き物なのだから怖がる子もいて当たり前。実は従弟のK君は少しおっかなびっくりの感じだったので少し怖かったのかも。最後は大分慣れて来て笑みもこぼれるようになったのでほっとしたが...。

それにしても、T君。去年のイギリス旅行記にも書いたが本当に天使のような男の子。全く心に汚れがない。素直で明るくて、一緒にいるとこっちまで心が浄化される。
言葉数は多くなくても、「楽しかった!」や「面白かった!」、そして必ず「有難う」と云ってくれる。今回の滞在は自分の楽しみでもあるために色々と準備していたが、やはり一つ一つの事を言葉で感謝されると嬉しいものです。T君(そしてT君の姉も妹もだが)を見ていると人間の将来に希望が持てます。色々と問題のある今の世界だが、こんなにも心の美しい人間が今の時代でも育っているのなら、人間の未来は明るい。

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