エミネムとプロコフィエフ
今日は高幡不動での仕事があったので、朝早くから電車に乗っての、2時間以上の通勤。久しぶりの新宿駅のラッシュにびっくりした。人の流れの交通規制をしているんですね(笑)。
電車に乗っている間はIpodを聴いています。普段、練習している時間が長いのであまりクラシックをわざわざ聴く事はありません。クラシックを聴くと、どうしても「勉強(分析?)」したくなってきますし(笑)。前は良くラジオを聴いていたので新しい曲もどんどん情報が入って来ていたが、最近は生徒が教えてくれる曲をチェックしてはダウンロードしています。インターネットで視聴も(1分程度だが)出来るので、自分の好きな曲だけを拾い集められるようになって本当に便利。
先日、生徒のHちゃんが教えてくれた曲の一つが「Soulja Boy」。(ちなみにラップです。)アメリカで、彼の「Crank That」のミュージック・ビデオのダンスが凄く流行ったらしい。今の一番のお気に入りです。 その繋がりで、エミネムのCDを借りたので、今朝は電車の中でエミネムを聴いていました。社会や自分の境遇に対しての怒りや悲しみをこれでもか、というくらいにむき出しにしていて本当に痛々しいが、ロシアの恐怖政治体制下のプロコフィエフやショパンの「革命」等を思い起こさせられた。伝統や格式は違うが、エミネムの音楽にも絶対的な真実がある。本当に聴いていられないようなひどい歌詞もあるが、とにかく嘘がない。あの緊張感とリズム感も本当に羨ましい...。