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ロンドン色々:トイレ事情

Flower%20Toilet_resize.jpg地下鉄の話題がやけに続いてしまったが、今回はトイレ。
イギリスの公共のトイレと云うと、本当にぴんからキリまで。日本のように便座が温かったり、ウオシュレットのような機能性に優れたものがないので、最低限の設備しかない所だと、日本のトイレの方がよっぽど、清潔で気持ちがいい。
 しかし、高級なデパートやホテルに行くと、とても豪華です。内装もとっても凝っていて、イングリッシュガーデン風の壁紙に合わせて、中に置いてある家具が白木で統一されていたり、洗面所の所が絨毯ばりでくつろげるスペースがあったり、香水がおいてあったりと、とても贅沢な空間となっています。(ちなみにお薦めは、紅茶で有名なフォートナム・アンド・メーソン、ボンド・ストリートにあるフェンウイックというデパート、そしてハロッズなど。女性用ですが...。)

昨年の夏にびっくりしたのは、ホランド・パークという公園に建ててあった仮設トイレ。普通は「簡要」トイレのイメージだが、シートと洗面台がマホガニーのような高級感のある深みのある色合いの木製でした。その重厚感のある洗面台がそれぞれについた個室がいくつも並んでいた!こういうこだわりに感動してしまいます。

Butterfly%20Toilet%20retouched_resize.jpg 今回の旅でちょっと嬉しくなったのは、友人Tと行ったタイ料理の美味しい「チャーチル・アームズ」のパブ。トイレの入り口には「私のガーデンにようこそ」という立て札が建ててあって、中に入ったら、本当にガーデンになっていました(笑)。お花がいっぱい(もちろん全部生花!生花だから素晴らしい!)。そして、トイレ中にチョウチョウのシールが貼ってありました。意外な所にこういう心遣いがあるととても楽しくなります。考えてみると、センスのいいトイレはいっぱいありますが、楽しくなるようなトイレはここが初めてかも...。

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