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夏:充実

 ロイヤル・カレッジ
Royal%20College_resize.jpgロンドンに行く時はしたい事がいっぱいあり過ぎて困ってしまうが、その中の一つがコンサートで弾くレパートリーを増やすための新しい曲探し。日本の音楽図書館もいくつか回ってみたが、(不慣れのせいか)どうにも使い勝手が悪く、手ぶらで帰って来るケースが多い。College%20corridor_resize.jpg

自分が通っていたロイヤル・アカデミーの図書館も小規模で、収蔵していた楽譜やソフトが少なかったためにあまり利用する事もなく、ロンドンのあちこちの音楽図書館を渡り歩いていたが、、卒業後にロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージックの図書館を知り、その広さと充実度に圧倒された。それ以来、ロンドンに行ったら、必ず行くようにしている場所の一つです。

(↓これはCDだけの棚だがビデオ、LPも充実!)
College%20CD_resize.jpg とにかく、嬉しいのが全ての楽譜やCD、DVD、ビデオ、LPがざーっと並んでいるので、何を探すともなく、目に付いた物を手に取る事が出来るので、思わぬ物にインスピレーションが湧いたり、出会いがあったりする。(日本のシステムはコンピューターで検索して、自分の借り出したい本やCDの登録番号を書き出して図書員が奥から探し出してくれるというもの。思わぬ出会いなんて絶対あり得ない...。)
 
 以前に爆笑問題の太田光さんが「本屋に行くと買うつもりのなかった本をいっぱい買ってしまう。装丁はすごく重要だと思う」と云っていたが、それと同じで、このカレッジの図書館に行くと、CDや楽譜の表題に魅かれて、聞いた事もない作曲家や曲に興味を持ったりします。Library%20Piano%20duo%20_resize.jpg その場で聴いたり、部分的ではあるが、コピーもさせてくれるので、新しい曲を開拓するには格好の場所。今回は2回しか行けなかったのが残念だったが、それでも新しいアイデアを少しだけ持って帰る事は出来たので収穫はありました。


2台ピアノの楽譜だけでもこれだけのファイルが
ぎっしり!ワクワクしてしまう(笑)→

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