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夏:祈り

Oratory%20candles_resize.jpgイギリスにいる間も教会には毎日曜日行きますが、友人と一緒の時はやはり英国国教会に行く事が多い。しかし、一人の時は少し遠くてもナイツブリッジにあるBrompton Oratory (ブロンプトン・オラトリ−)のカトリック教会に行っています。

今回の滞在中もこの教会に2回行く事が出来ましたが、お説教が素晴らしく、新たな心の糧を頂く事が出来ました。一つだけ残念だったのが、いつもは大感激してしまう「音楽」が今回は今ひとつでした。夏休みで臨時の人が歌っていたのだと思うが、聖歌隊のソプラノが弱く、全体のバランスが完全に崩れていました。声もきれいで、とても正確には歌ってましたが、やはり一人の人のバランスが悪いだけで、全体の印象がこうも変わるのか、と驚きました。「何となくいい」というのと「素晴らしい!」の違いは本当にちょっとした事なんですね。

それにしても、教会内のあちこちにお祈りを捧げるためにロウソクに火を灯して、絵や像の前に立てる場所が設けてあるが、その数の多さが半端じゃない。このロウソクの火一本一本に人の祈りが込めてあって、そして、これだけの人がそういう切なる思いを持っていると思うと切なくなります。

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