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心を一つにして

3月11日。鎌倉では今年も3宗教による合同追悼・復興祈願祭がおこなわれました。
前にも増して、大勢の方がいらしたような気がします。しかし、14:46の黙祷の時にカメラのシャッター音がカシャカシャとなっていたのが気にはなりましたが。。。それでも、やはりその場にいるということも祈りにはつながっていると信じたい...。

今年は鶴岡八幡宮でおこなわれたので、お祈りの順番も神道からはじまり、仏教、キリスト教、と続きました。神主様のお祈りの中で「神、仏の境を越えて、心を一つにして....」という言葉に本当に心を打たれました。

隣にいたどこにでもいそうな普通のおじさん。仏教のお祈りの時に共にお経を唱え、キリスト教のお祈りの時には賛美歌も歌っていました(笑)。頼もしい...。

私が行っているカトリック雪ノ下教会では「東日本大震災被災者のための祈り」というのがあります。3月11日だけでなく、時あるごとに教会でみんなでお祈りしています。以下のとおりです。

父である神よ、
全ての人に限りないいつくしみを注いで下さるあなたに、
希望と信頼をこめて祈ります。
東日本大震災によって今もなお苦しい生活を送り、
原発事故によって不安な日々を過ごす人々の心を照らし、
希望を失う事がないよう支えてください。
また、亡くなられた人々には、永遠の安らぎをお与えください。
すべての人の苦しみを担われたキリストがいつもともにいてくださることを、
わたしたちがあかしできますように。
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。
(日本カトリック司教協議会認可)

3月11日だけでなく、毎日このお祈りが届きますように...。

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