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ブラームスさん

若き頃のブラームス かっこいい!
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今日はコンサート2本立て。朝は茅ヶ崎でピアノのジョイント・リサイタル。夜は虎ノ門でヴァイオリンやハープ等の色々な組み合わせのアンサンブル。色々な演奏家で、種々多様な楽器で様々な作曲家の音楽を聴いて来た一日だったけど、一番心に刻まれた事といえば、やはりブラームスの素晴らしさです。「素晴らしい」という言葉しか浮かばないのが残念。今日聴いたプラームスはピアノ四重奏曲第一番。情熱と愛に溢れた音楽は聴いていて、本当に幸せになります。
 バッハもベートーベンも大好きですが、バッハは神への愛(賛美)、ベートーベンは人類全体に対しての愛、というのに対して、ブラームスはもっと個人的な愛のような気がします。尊敬して止まない、ロベルト・シューマンの妻、クララ・シューマンへの切なる思い...。女性としては、聴いていても、弾いていてもクララに対しての思いではなく、「私」に対しての思い、と錯覚してしまいます(笑)。そして、こんなにも人を愛する事が可能なのか、と感動してしまいます。 私はぜひともブラームスさんにお会いしたかった。クララしか眼中にないブラームスを一生追い続けて、きっと凄いストーカーになっていたと思うけど...。

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