出会い
火曜は爆笑問題の『日本の教養』の日（笑）。今日も本当に色々と考えさせられたり、共感したり。３０分なのに、とてつもない満足感があります。
今日は「連想情報学」の高野明彦教授とのトークだったが，インターネットでキーワードだけの検索ではない検索エンジンを開発する研究をしている。高野教授は神保町の古本屋街で本を探すのが大好きという事で、その検索エンジンンの最初の試みが神保町の古本のライブラリー。その検索エンジンも凄いが、インターネット関係の仕事をしていらっしゃる方が、古本屋で本をとっても嬉しそうに買っていたり、本屋で本を探す醍醐味を本当に楽しそうに話しているのを見てとても嬉しくなった。アナログ世界を楽しんでいる方がインタネットの次世代を担っていると思えて安心感がありました。
『検索』がメインテーマだったが、本検索に関連して「本屋に行くと本との出会いがあるのが楽しい」というような事を話しだした。私もまさに先日、この「本との出会い」を実感した出来事がありました。
去年のクリスマスに、親しくして頂いてる方に本をプレゼントしたいと思い、本屋に行きました。絵を描かれる方なので、その方の描くほのぼのとした雰囲気の絵に似たサンペというフランス人画家の画集をお送りしたいと思い、画集コーナーへ。しかし、その画集コーナーに辿り着く前に手前の本棚にとっても素敵な写真集があり、開いてみると、その方にお贈りしたいと思う言葉がいっぱい載っていました。即，予定変更でその本をお贈りする事にしました。
そして、先日久しぶりに会った友人と話していたら、この本を思いだし、ぜひ彼女にも贈りたいと思いました。再び、同じ本屋に行ったのですが、今度は４０分以上探しても見つかりません。おまけに皮肉な事に前回の時のお目当てだった、サンペの画集が一番入り口の目立つ所に！
最終的に本は手に入りましたが、この時に「あの本は出会いだったんだなー」としみじみ思いました。自分の思いや先入観とは関係ない大切な出会いです。
