夏：OさんとSeth Lakeman
ロンドン滞在２週目からはピアニストの友人のOさんのお家に泊まらせて頂いていたが、とにかく他の友人達に会いに行く事が多く、最初の数日間は朝の３０分位しか顔を合わせる事がなかった。やっと一段落した頃に一緒に食事をしたり、ショッピングに行ったり、映画を観たりする余裕が出て来ました。
Oさんのお家はブルーと黄色を基調にした素敵なお家でピアノの生徒達の憧れだそう。学生時代からブルーと黄色が好きだったのでず〜っとその好みは変わらず、とにかく徹底しています（笑）。台所も全てブルーと黄色。（確かフランスのジヴェルニーにある画家モネの家の台所も黄色と青だったような...。）そんなかわいい台所だと、お料理も楽しくなるから不思議。おまけに具沢山の（相当色々なものは入れていたが）サラダを作って「これでいいかな〜?」と訊いたら「最高！」とOさんが間髪入れずに云ってくれたのでますます作り甲斐があるというもの。やはり喜んでもらえると嬉しいものです。
とっても長い付き合いなので、お互いの友人達や家族を良く知っていて、色々と相談に乗ってもらったり、アドバイスをもらったり。そして、映画、音楽に関しては本当に事典のように何でも知っているので色々と新しい情報を教えてくれます。
私は去年の８月もロンドンにいたのだが、彼女自身のお誕生日にSeth Lakeman（セス・レイクマン）というシンガーの野外コンサートに招待してくれました。「きっと好きだと思う」とロンドンに行く前から云われていたが、本当にめちゃくちゃ良かった。CDを事前に聴かせてくれた時はそこまで感動しなかったが、とにかくライブが凄い。コンサートは友人達４人と行っていたが、私が一番盛り上がってしまった（笑）。
フォークとロックを掛けているような音楽だが、声もいいし、ヴァイオリンも凄い。弓の毛が殆ど無くなってしまうくらいに荒く弾くのでヴァイオリニストは耐えられないかもしれないけれど。アイルランド・ミュージックに近いものがあって、踊らずにはいられないライブでした。とにかくとにかくかっこいい！
ロンドンの夏の星空の下でこんなにいいステージが見れて、本当に大感動。いつも新しい楽しみを提供してくれるOさんに感謝です。
昨年のホランド・パークでのSeth Lakemanのライブ。→
Youtubeでも観れます。Race to be King という曲がお薦め。
