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夏:Silent Noon

J%EF%BC%86C_resize.jpgロンドンでのコンサートの後はそのまま招待してくれた友人と一緒に帰宅。春のブログにも登場した大学時代からの歌の友人達の家に泊まる事に。朝は子供達二人のJ君とC君の賑やかな声で起床。今回もお土産はポケモンづくし。Tシャツは大感激してくれたが、日本語で書いてあるカードに前回ちょっとがっかりしたのか今回もカードを何パックかあげたら「カードはこれでいっぱい揃ったから、もう次からは持って来てくれなくていいよ」と子供ながらうつむき加減に遠慮気味に云っていました。かわいい(笑)。大人もこういう風にダイレクトに云えると世の中の無駄はいっぱいなくなるのに(笑)。

この日は何をするともなく、一緒にゆったりと過ごしていたが、友人が歌手なので、ロンドンに行く前から楽しみにしていたV.ウイリアムス作曲「Silent Noon(サイレント・ヌーン)」を一緒にする事に。D%EF%BC%86F%20piano_resize.jpg友人のFはとってもきれいなソプラノで一緒に弾きながら本当に感動してしまいます。この曲はちゃんと弾きたかったので30分だけ練習時間をもらって一緒に弾きましたが本当に美しい曲。「いつかコンサートでしたいね〜」と話していました。その後はもう初見大会で次から次へと彼女が「この曲きれいなんだよね〜」と結構大変なシュトラウスの曲等を引っ張り出して来た。『え〜っ、これを初見で〜!』と思いながらも、本当にきれいでした(笑)。

それにしても、自分にとってこういう時間が一番楽しい。こういう時は友人というよりも、一音楽家として、一緒に音楽をつくっているわけだが、なんともいえない楽しさがある。そして、こういう時間の中で新しい音楽との出会いもあったりして、自分の世界も広がっていきます。ロンドンに行くのは自分の音楽にとっては本当に必要な事と思っています。

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