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ウォー・ダンス

War%20Dance_resize.jpg凄い映画を観て来ました。実は3人程に「一緒に観に行こう!」と誘ってそれぞれに違う理由で断られました(笑)。結局一人で観に行きましたが、しかし、このブログを読んで下さっている皆さんにはどうしても見て欲しい映画です。

「ウォー・ダンス」という映画。ウガンダ内戦で平和な日本からは想像もつかないような心の傷を負った子供達が音楽やダンスを通して生きる力や喜びを取り戻して行くというドキュメンタリー。子供達が抱えている過去はあまりにも壮絶で私がここで言葉にする事自体が申しわけない。その上に痛ましいのが、家族を亡くした子供達が自分だけ生き残ってしまったという罪悪感を持って生きているという事。そんな子供達が奏でる音楽やダンスはもう「生」そのもの以外のなにものでもなくなっている。全身全霊とはこういう事だ。

色々と言葉にしてしまうと、現実が凄すぎてどうしても陳腐に聞こえてしまうので、ぜひサイトを見てみて下さい。ウォー・ダンス オフィシャルサイト(東京都写真美術館で確か12月12日まで公開。休館日があるので注意)

107分の映画、泣かなかったのは15分足らずだったと思うので、相当の覚悟はいると思うが、本当に出来るだけ多くの方に見て頂きたい。これがほんの数年前の事実、そして今コンゴ共和国も同じような危機にあるわけです。今すぐ何が出来るかという答えは出て来なくても、日々の生活の中での考え方や感じ方、人との接し方が変わるはずです。

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