中国旅行記:5月26日〜30日
中国に行くのは今回が初めて。
行く直前まであまり深く考えていなかったのだが、2〜3日前から急に色々と不安に。
共産主義国も初めてだし、日本のメディアの報道はあまり中国を良くないように取り上げているものが多いので、どれ位の生活レベルなのかも検討がつかなかった。
イギリスの友人が遥か遠くに感じる日本の事を思う時に「ビルとか建っているの?」と真面目に訊くので「うん。電気も通っているよ」と冗談まじりに返すが、失礼ながらそれと同じような感覚でした(笑)。
今回行ったのは中国の青島。成田からわずか3時間強。なんて楽な旅なんだろう(笑)。
この手軽さには感激。乗る前の気負いが何もない(笑)。
初めての中国。飛行場もとってもきれいだし、ホテルまでの大型のバスも日本と変わらず冷房まで入っている。以前にギリシャに旅行に行った時に荒野の中にポツンと作られた野外劇場を観に行くツアーに参加したが、40度以上の猛暑の中を冷房なしのバスに延々と数時間揺られた思い出があるので、「よっぽどヨーロッパより進んでいるわ!」と変に最初から感激してしまった。
車窓から見る景色はとにかくダイナミック。高速道路沿いにも木や花が植えられていたが、とにかくスケールが違う。木は所狭しと植えられているし、花も延々と咲き乱れていた。
そして何よりも凄いのが建築ラッシュ。想像を絶する。同じような高層ビル(きっと日本で云えば団地になるのだと思うが)が5〜6棟ドンドンドンと同時に建築中。それも一カ所や2カ所ではなく10秒もバスで走れば、次の建築中ビル群を目にする勢い。
何だか覆いも足場もなく、コンクリートが剥き出しなので色々と首を傾げたくなるが、その同時進行のパワーは凄いのひと言。日本の高度成長期もこんなだったのかな〜と考えたり。
実は、同じアジアのせいかあまり異国に来た感じはしなかったが、バスの窓から見た景色は新鮮でこれからの4日間に心はうきうき。良い旅になりそうな予感がしました。
写真(上)高速道路脇の花と木。ひしめき合っている(笑)。
写真(上中)あまり日本では見掛けない岩肌が剥き出しの山。分かりづらいが道路の反対側もボックスに植え込んだ花が延々と。
写真(下中)超高層クレーン群。
写真(下)コンクリートの枠組みだけのビル達。怖い。。。