引き分け
木曜日のコンサート。たくさんの方に来て頂いて本当に感謝しております。
ありがとうございました。
ランチタイムの短い30分のコンサートといえども、ソロに関しては一年半の修行を掛けた勝負だったんだけど...。
引き分けという事にしておこうかな(笑)。
今回頂いたコメントの中に「祈りのような」と云って下さった方が二人いました。最初自分ではあまりピンと来なかったのだが、1月のブログにも書いた今年の初めにテレビで観た写真家の野町和嘉さんのドキュメンタリーに感激して、ピアノを含め、自分のする事全てが「祈り」のようになりたいと思っていたので、それはとても嬉しい言葉でした。
練習の時は特に「祈り」という事を意識していたわけではなかったのだが、修行して見つけた道がそこに向かっていたのはとても良かったと思う。それだけでも修行は無駄ではなかったかな。
これからの課題はこの手に入れた音楽を「コンサート」という形に慣らしていく事ですね。
まだまだ精進。
追記:そうそう。コンサート翌日にスーパーで7歳くらいの男の子がお母さんに「今日、お母さん、何か頑張った事ある?」とかわいい質問をしていた。私は心の中で「私が今日、一日頑張った事。落ち込み過ぎないように頑張った。」と心の中でその子に答えていた。ちなみにそのお母さんは「ぎっくり腰で腰が痛いのに耐えて頑張った」と云っていた。大人ってちょっとかわいそう(笑)。