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5次元世界

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昨日書いた『天使と悪魔』。生徒さんのお母様がこの本を薦めて下さるきっかけとなったのが、お子さんのために録ったビデオ。またしても、たまたま付いていたテレビで『五次元の世界』の存在を提唱しているリサ・ランドール博士という方のドキュメンタリー番組だったが、宇宙飛行士になるのが夢のT君にとっては興味が湧きそうな話だったので急いでビデオを探して録ってあげる事にしました(笑)。

 それがどういう世界なのかはここでは難しくて説明出来ないが(笑)驚いてしまったのが、これが証明されるかもしれない実験が今年おこなわれる事になっている。それがまた、とてつもない規模の実験。科学的な事は書けませんが、スイスの牧草地帯の地下に直径8km,全長27kmの大きな円形の装置がもう作られていて、その中を光速に近い早さで粒子を走らせ、衝突させるというもの。衝突の際にこの世界から消える物質があり、それが私たちが住んでいる3次元の世界から飛び出して、5次元の世界に行ってしまっているのではないかと考えているらしい。(なぜ、4次元を飛び越えて5次元なのかがちょっと疑問だけど...。)粒子というとても小さなものをこんなにも大きな装置で実験するという事自体、本当に驚きです。ここに至るまで、どれほどの過程があったかを考えると気が遠くなる。
 
この実験をおこなうのがCERN(セルン)という世界の最高峰のブレーンが集まる研究所なのだが、これが実名で『天使と悪魔』に登場します。そしてこの実験装置もそのまま出て来るのです。そういうわけで、ドキュメンタリー番組に私が関心を持っているのを見て、T君のお母様が本を薦めて下さった次第です。
 
それにしても、この5次元世界を提唱しているランドール博士。とっても綺麗でなんとも魅力的な人だった。話し方も偉ぶった所がなく、学生達と話す姿もとても誠実で親身。洋服や身につけているものも素敵で、こんなにも凄い事をやっているにもかかわらず、彼女が持っている「余裕」みたいなものが本当に人間として素晴らしいな〜と思いました。

魅力的といえば、インターネットを発明した人。イギリス人だというのはご存知でしたでしょうか。ティム・バーナーズ・リーという方で、私は何年か前にイギリスでのテレビの番組で(またしても!)たまたま見ていました。まだ40〜50代だと思うのですが、とても温厚そうな穏やかな感じの人で、とても素敵でした。名前だけですが、『天使と悪魔』に出てきます(笑)。

発想が豊かで、スケールの大きな人は本当に人間として魅かれます。

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