蝋梅(ろうばい)
今朝はHちゃんとMちゃんのレッスン。Mちゃんはいつもおばあちゃまと一緒にお稽古にいらっしゃいます。先週帰り際におばあちゃまが『これからMちゃんを連れて、俳句の会で東慶寺に行くんですよ』と云っていらしたので、今日『いかがでしたか』とお訊きしたら『蝋梅(ろうばい)がきれいに咲いていて、とても良かったです。香りが凄いんですよ。』と仰っていた。
蝋梅はいつかちゃんと見てみたいと思っていたので、ひとしきり練習してから散歩に。家の近くの鶴ガ岡八幡宮を通って、北鎌倉へと向かいました。
20代の頃はやりたい事がいっぱいあったのと、環境からの触発に頼っていたところがあったので、鎌倉は音楽をやる上でどうにも物足りなく感じていたが、今では本当に良い街だと思えるようになりました。今日は意外と観光客も少なかったので、イライラせずに自分のペースで歩けましたし(笑)。
お目当ての東慶寺ですが、蝋梅は小さな老木が1〜2本。おまけにもうピークが過ぎていて花もほとんど枯れていました。残念...。冬にあまり散歩する事がないので、今まであまり感じた事はなかったのだが、お寺はやはり緑や花がないのはなかなか寂しい。教会のように建物の中に入るわけではないので、庭や周りの自然は相当大きな役割を果たしているんですね。
東慶寺の蝋梅はちょっと想像とは違ったが(わんさか咲いていると思った私も日本の文化を分かっていない...)、途中の浄智寺に行く道に華やかに咲いているのがありました。普通の民家に咲いていたものだけど、香りをまき散らしていて観光客を楽しませていました。
それにしても、花も緑も少なく、自然も含め、ひっそりとしているお寺の境内。その静けさがとっても良いのだが...。
カップルさん。楽しいのは良いけれど、きゃっきゃっとはしゃぐのはどうなんでしょうか?ちょっと場所をわきまえて欲しいですね...。春だったらまだ許せるのかな...。