花の祭典
銀座松坂屋で開催されている「いけばな協会展」に行ってきました。近所に住んでいらっしゃるKさんがお花をやっていらして、招待して下さいました。数年前にやはり、このいけばな協会展にご招待下さった時は、どのような展示会なのかも何も分からずに行ったのですが、相当なカルチャーショックを受けました。
まずは、その展示されているいけばなの多さ、そして見に来ていらっしゃる方の多さにびっくりしました。行く前は、しーんと静かな会場に5〜6点、多くて10点くらいをしとやかに見るのかと思いきや、展示の数は150以上、しかもとても活気づいていて皆がとても楽しそうにしていらして賑わっていました。そして、何よりも「いけばな」と一口でいえども、その多種多様性に驚きました。伝統芸術であるだけに、その幅の広さと懐の深さを見せつけられました。伝統的なものと、斬新なものが共存していて、世界中のフラワーアレンジメントが対抗出来ないくらいの底力があるように感じました。
昨日の展覧会も本当に素晴らしく、とても豊かな気分になりました。様々な花の色と、むせるくらいの強い花の香りに包まれて、春を一足先に味わせて頂けました。