ロンドン旅行記：４月２８日（月）：コンサートが終わって
大学時代からの友人Yちゃんと
コンサートが終わって、たくさんの友人達に囲まれました。久しぶりに会う人も何人もいて、コンサートの興奮+久しぶりの再会で感動も倍増。しょっ中会えない人が多いだけに、短いながらも共にこのコンサートの時間を共有出来た事に本当に感謝です。コンサート後に一人一人と話せる時間は限られていて、いつも欲求不満になってしまうのだが...。
共演者の二人は、次の日の朝早くから仕事があるという事でひとしきり来て下さった方との挨拶が終わると帰ってしまったが、私は逆にこれで帰国まで自由の身（笑）。友人達７人で会場近くのイタリア・レストランに。行き当たりばったりで入ったが、イタリア人の代々やっている家族経営のお店で、何が出て来ても感動の美味しさでした。お店の人はとてもフレンドリーで明るいのに、お店の雰囲気は落ち着いていて、打ち上げといえど、久しぶりに会った友人達とじっくり話すのにぴったりでした。
コンサートが何とか無事に終わり、友人／家族に囲まれて、美味しいものを食べて、という本当に幸せな時間でした。
１２時過ぎにホテルに帰宅。ほっとはしているが、相当ハイになっているので、部屋の整理をし出しました。これも意外と幸せな時間です（笑）。
なかなか寝られないのは分かっているが、お風呂に入って２時過ぎにベッドに。身体はくたくただが、本番の後は頭が冴え過ぎてなかなか寝付けられません。その晩の演奏が次から次へと思いだされて、「あそこは切り替えがうまく出来なかった」とか「あの時、ヴァイオリンがあんなに素敵な事をしたのに、感知するのが一瞬遅かった」とか「一番盛り上がる所で...！」などなど、上手くいかなかった所ばかりが浮かんで来るので、終わった開放感がありながらも、どんどんと落ち込んで行ってしまう。
やはり、気持ち良く寝たいので、意識して「今日、良かった所はどこだろう？」と自分を褒められる所を色々と思いだす努力をして行きます。前回のコンサートから考えての進歩があった事、そして、課題にしていた事も全部ではないにしても、ほとんどはクリア出来た事（実は前回の本番を踏まえて課した課題がこなせるようになると、新たな課題を色々と発見してしまうのだが...。）そして、何よりも今回は曲に負けて、怖いと思うことなく意外と自由に弾けた事等を思い返して、ニュートラルな気持ちで就寝となりました。
