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夏:オックスフォード

 オックスフォード
Oxford%202_resize.jpg友人のFに会いに大学の街オックスフォードまで。

アカデミー時代に一緒だったFはピアノから転向して小児科の女医さんに。同時期に入学し、同門だった事で顔を合わせる事が多かったが、彼女は私の執念で友達になったと思っている(笑)。何がどうこう、という訳ではなかったが、なぜか私はどうしても彼女の友達になりたかった。最初の一年は彼女自身はあまり自分の事が好きではないようにも感じていたが、それでも一方的に話しかけたりして親しみを持ってもらうようにしていた。このように書くと、色々と誤解を招きそうだが(笑)、生涯を通じての友達になれる直感が働いていたように思っている。今では本当に心から信頼出来る友人の一人になっています。

Oxford%20Chapel_resize.jpgイギリスに行く時には、時間が許せば必ずFに会いにオックスフォードまで行っているが、考えてみるとゆっくり話せるようにいつも家かレストランで食事をするかのどちらかでした。しかし今回は、彼女が仕事の休みが取れず、ディナーだけになったので、昼間は観光する事に。

久しぶりのオックスフォード観光だったが、見るもの見るものが美しくて本当に感動。街全体がこじんまりとしているので、とても歩きやすいし、見易い。それぞれの大学にはチャペルや中庭/庭があって本当に素晴らしい環境。こんな環境だったら、本当に勉強にだけ集中出来るだろうし、そして精神的に自由な発想が湧いて来るのが当たり前のような気さえします。

目も心も美しいものをいっぱい見た所で、FとフィアンセのAと3人でディナー。最近婚約したばかりなので、二人ともとっても幸せそう。

婚約祝いも兼ねて、素敵なレストランでディナーする事に。最初に案内されたテーブルが窓が解放されていた道に面した所だったが、5分もしないうちにFが「うるさくて話しづらいから変えてもらおう」とウエートレスにお願い。店内の奥の方に通されたが、今度は中庭に通じる扉から入る風が寒い、と言い出した。彼女ながらに、また変えてもらうのは申しわけないと思ったのか、20分くらい「どうしょう」と悩んでいたが、、相当寒くなってしまったようで、もう一回場所を変えてもらう事に。(ウエートレスに再度お願いするのを躊躇していた彼女を見て、「今度は僕が云おうか?」と気遣っていたA。優しい!)日本では私ばかりが注文の多い人になってしまうので、こんなFを見て楽んでいました(笑)。F%26A_resize.jpg四角いテーブルの所を示された時も「3人で均等に話せない」と丸テーブルをリクエストしていた彼女。私も人と話す時には相手に集中出来るように色々と気を使うが、彼女には参りました(笑)。
 レストランを一周しましたが、最後には全ての条件が揃った所に落ち着いて、超ハッピーに。数日後、彼女がメールで「レストランのツアーをさせちゃってごめん...」と書いて来ていたが、普通に食事にするよりも、ずっと面白いディナーになりました(笑)。


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