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勢い

昨日、また友人(今回はSちゃん)にコンサートプログラムを聴いてもらう事に。ちょうど、一週間後にサロン・コンサートがあるので全プログラムをシュミレーション。歌曲も2曲あるので伴奏のみ(笑)も含めての1時間強。

最近は自分でもまめに録音するようにしているが、やはり一人でも観客がいると演奏が全然変わってしまう(笑)。この「変わる事」に慣れるために、コンサート前に出来るだけ人前で弾く場を設けるのだが...。

スカルラッティ、モーツァルト、モーツァルト歌曲2曲、ブラームス、そしてショパン。
録音を聴き直して、意外とモーツァルトが良い方向に進んでいてちょっと安心。まだまだやる事はいっぱいあるが...。

今回の通し弾きで驚いたのが、ブラームスとショパン。独りの練習では出ていなかった勢いが想像以上に出て来て、演奏としては良かったものの、内心振り回された感じに(笑)。特にブラームスは16曲のワルツを続けて弾くのだが、流れがやけにスムースにいったがために相乗効果で曲が進むに連れて、曲の中のエネルギーがどんどん大きくなっていた。自分でもそのエネルギーの大きさに怖くなってしまったりもしたが、曲の本質が見えた気がするので、これからはとにかくこの勢いも自分のものにするのが課題。

ショパンも、午前中に部分練習している時に大きな発見があり、午後に通して弾いた時の効果が想像以上に大きくて、これにもビックリ(笑)。良い効果にはなっていたので、これからは全体像をもっとはっきりと持てるようにするのが課題。

最初のコンサートまであと一週間。あと一頑張り!

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