Thoughts

イギリス旅行記:解放

コンサートが終わって、ほっと一安心。

楽屋には前回のコンサートに来て下さった方達も何人か挨拶に来てくれて、嬉しい再会がいっぱいありました。子供連れで来てくれた方も多く、子供に「どの曲が楽しかった?」と訊くと、揃って「ブラームスのワルツ」という答えが返って来たのは意外でした。今回のプログラムでいちばん長くて渋い曲だと思っていたが、さすがイギリスだな〜と感心してしまう。全く関係のない3家族の子供に訊いたのに、みんなブラームスが好きと云ってくれたのは本当に嬉しい。自分としても、一番大変だったが、やはり今回のプログラムでは一番好きな曲。そう云う気持ちも伝わっているのかな...?

indian%20take%20away_resize.jpgコンサートのプレッシャーから解放されて、気分は晴れ晴れ!打ち上げはLizの家でインド料理の出前。オーストラリアから予定を合わせて来てくれた友人のTやアイルランドから来てくれてRobin含め数人で打ち上げ。コンサート前はほとんど食べていないので、凄い勢いで皆とわいわいと食べました。

Fire%20place_resize.jpg夜中過ぎに殆どの人が帰ったり、寝たり。友人のTだけが残って、二人で暖炉の前で延々と音楽談義。コンサート内容の事だけなく、コンサートまでの準備や曲の作り上げ方等を朝の4時まで語っていました。この時に話した事が色々と後々になって考えさせられる事になったのだが...。

Tが帰る時に車まで送りに外に出ると、満天の星空。外の気温がマイナス4度で空気が澄み切っている上に周りには全く外灯もないので、本当に星が降り注いで来るようでした。あんなに凄い星空を見たのは、30年振り近い。大感動でした。

コンサートが終わって、友人達に囲まれて、その上にこの美しい満天の星空。こんな風に一日が終われた事に心から感謝。


entries

categories

archives