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アメリカ旅行記:違和感なく(12/18)

Jane_resize.jpgニューヨーク到着翌日(12月18日)夜。

昔からの家族の友人Jがビレッジの方でスタンドアップ・コメディーをやると分かったので,急遽見に行く事に。Jはもともと「Life」マガジンの記者で超エリートの道を進んで来た人だったが、40歳位(の時だったと思う...)に急にコメディアンになる決意をした異色の人。ご主人様も子供二人も皆ハーバード大学出のエリート家族の中で、本当に凄い決断をしたな〜と思わされる。

そんなJが今回コメディーをやったのが、場所的にもあまり治安の良くなさそうなハワイアン・バーの奥。最初は「来ないで,来ないで!」と云っていたが、今まで彼女のコメディーを見る機会がなかったので、無理矢理押し掛けた。話を聞くと、年末に1000人以上のパーティーでやる事が決まっているので、その前に新しいアイデアを試したいためにこの小さな所でやる事にしたらしい。自分のコンサートと同じだな〜とつくづく思ってしまう。

怪しげなバーを通り抜けて、入った奥の部屋は15人も座ればいっぱい。お客さんは私と従妹含め5人もいなかったように思う。出演者も一緒に座っているので、今ひとつ正確な数が分からないが、出演者の方が数が多かった...。

スタンドアップ・コメディーは日本の今で云えば、お笑い芸人でしょうか。一人でマイクの前に立って、ジョークを云ってお客さんを笑わせる。エディー・マーフィー、ロビン・ウィリアムス、スティーブ・マーティン等は皆スタンドアップ・コメディー出身。

今回のショーは出演者は6人程。ライブバンドもあって、盛り立ててくれる。
初めて見るJは普段の落ち着いた感じのJとは全然違って本当に生き生きとしていた。いつもの何倍ものエネルギーを舞台から放っていて、暗〜い怪しげな場所ながら、彼女は本当に輝いていてきれいだった。いつも思うのだが、自己実現をしている時の人の姿は本当に美しい。

ショーが全部終わった後におかしなおかしな抽選会があり、一等賞が当たってしまった。舞台に呼ばれて、2008年のカレンダーやスペイン語の雑誌,何の料理に使うのか全然分からないイタリアの粉等、とっても役に立ちそうな物を頂きました(笑)。なんだかニューヨークに着いた翌日なのに、もうすでにこの不思議な雰囲気に違和感を感じていない自分が怖かった(笑)。本当に楽しい夜でした!!!

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