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イギリス色々

Amy_resize.jpg今日はウィリアム王子とケイト・ミドルトンのロイヤル・ウエディング。
先日、友人に「イギリスに住んでたから、ロイヤル・ウエディングにも特別な思い入れがあるの?」と訊かれ、「ぜ〜んぜんないよ!」と答えたが、結局今日は家にいた事も手伝って、BBCの生放送を2時間観てしまいました(笑)。

美男美女カップルで招待客もとっても華やか。教会の中も色の付いた花ではなく木や緑の葉を基調にしていて瑞々しい。音楽もロンドン司教による愛についてのお説教もとっても素晴らしかった。
そして、何よりも誰もがとっても嬉しそうだった。喜びの顔をあれだけたくさん見ると、感染してこちらも自然と笑みが湧いて来る。

日本も早くこんな風に喜びがみんなの顔から溢れて来るようになるといいな、と思いながら見ていました。

イギリス繋がりで、先日イギリスからいらした歌の方Aと会いました。実は4月の中旬に一緒にコンサートをするはずでした。以前に教えていた生徒さんからのご紹介だったので、彼女の声を聴く前にコンサートをする話になってしまったのだが、送って下さったプログラムがいかにも私好みだったので、その選曲の良さですぐに引き受けました。情緒豊かな曲が多く、そしてイギリス人作曲の曲もいくつか入っていたので、とても楽しみにしていました。

地震が起きてしまい、ぎりぎりまでどうするかAも迷っていたようだが、結局主催者側の事も考えて、3月末の時点で今回はキャンセルする事となってしまいました。

Aは結局は日本に来て、すぐに関西の方に旅立ってしまったが、イギリスに帰る前にちょっとだけでも会えたら、というのでランチをする事になりました。そして、会うのだったらちょっと一緒にリハーサルしよう、という話になって先日スタジオを借りて一時間一緒に弾いて来ました。

まだ大学生という事でとっても初々しい(笑)。今日のケイト・ミドルトンじゃないけど、イギリス人ってきれいな人は本当にきれい。Aもすぐにでもアイドルになれそう(笑)。そして,何よりも音楽に対しての楽しさや情熱がひしひしと伝わって来て気持ちがいい。「この曲大好き!!」と連発。そこまで思い入れの無い曲と大好きな曲が云われる前からすぐ分かる。その音楽的な正直さがいいな〜。Aは顔もきれいだけど、ちゃんと地に足が付いていて、心もとっても綺麗な人でした。私ももっと音楽に対しての新鮮な喜びを感じれるように心の色々な汚れを取り除かなきゃ、と思えるような素敵な出逢いとなりました。

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