Thoughts

再び釜石へ:Ⅰ

%E9%87%9C%E7%9F%B3%E7%B4%85%E8%91%89_resize.jpg今ひとつ元気を取り戻せていない自分がもどかしいが、それでも時は流れていて。。。

先週、また被災地の釜石に行ってきました。3泊4日で活動は3日間させて頂きました。

前回とは違って、今回は準備しなくてはいけないものも全部揃っていたし、現地での様子も分かっていたので全く不安や気負いも無く、あっさりと出発出来ました。

電車の乗り継ぎも勝手が分かっていたし、景色も見慣れたもので、懐かしささえ感じました。それでも、最後のローカル線に乗って釜石に段々と近づくと体が緊張して来て胃が痛くなって来ました。やはり被災地に入ると云う事で何とも云えない緊張感があります。

6月に行った時と全く同じ電車を乗り継ぎ、到着時間(17時前)も全く同じだったにも関わらず、今回着いたら、もう真っ暗でした。前回はまだ外も明るく、ベースキャンプに着いてからもお散歩をしたくらいなので、この違いにびっくり。タクシーの運転手さん曰く、山があるから日が沈むと一気に暗くなるのだそう。
駅の前の工場の大きな煙突からは白い煙がもくもくと上がっていて,この街が「生きている」事を象徴しているように感じました。後で聞いたら、24時間態勢で瓦礫を燃やしているのだそう。
%E9%87%9C%E7%9F%B3LAWSON_resize.jpgベースキャンプに近付くと,壊れた建物が多く残っていながらも、前回はなかったコンビニの明かりがこうこうと付いていて、復興は進んでいるんだな〜と思えました。コンビニは何とも云えない安心感を与えてくれるのが不思議。

ベースキャンプの教会に着くと、前回も一緒だったAさんが迎え入れてくれて、急に緊張がほぐれました。ちょうどミーティング中だったが、中に入っていくとやはり6月に一緒だった方が数名いらして、嬉しくなりました。やはり親しみのある顔に出逢えると気持ちがほぐれます。

6月に来た時はボランティアの人数も多く、そして若い方が多かったので、何となく賑やかな感じでしたが、今回は人数も少なく、年齢層も上がっていたので、ベースキャンプ内はとても静かな感じでした。

被災地の状況も、ボランティアの内容もどんどん変わって来ているのを着いた日早々、実感しました。

entries

categories

archives