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アメリカの夏:Ⅰ:恩師

今回の旅は恩師に会うのが最大の目的だったのだが、いつも訪ねに行っていた場所からボストン郊外の老人ホームに移ったので、果たして本当にそこに辿り着けるのかどうか、結構心配でした。車社会のアメリカは交通機関がなかなか無かったりするので、行く前に国際免許を取りに行ったりして、万端の準備はしていったが。でも、旅行中に疲れているのに慣れない所を長距離運転するのはどうなの?と色々な人に反対され、何とか公共のバスや地下鉄で行けないものかと調べたら、ちゃんと行けました(笑)。良かった。

Amtrack_resize.jpgニューヨークからボストンまでは電車で4時間半程。電車は席も気持ち良くてゆったりしているし、ボストンまでの景色もとてもきれいだったので、とっても快適な旅でした。

to%20Boston_resize.jpg初めてのボストンでしたが、電車降りた瞬間に直感的にすぐに好きになりました。行く前に色々と良くない話を聞いていたので結構身構えていたのだが、私にはとにかく素敵な街として目に映りました。地下鉄も街も何となくレトロな感じだし、近代的な所は洗練されているし。日本に帰って来てから友人にその話をしたら、「裕福な街だからね」というコメントに納得。緑も多いし、とても活気がある感じがしました。

荷物を泊まる所に置いて、すぐに出発。地下鉄に30分乗って、それからまたバスで30分程。恩師の所に辿り着きました。今年で93歳になる先生だが、頭は私より冴えていて、20年以上前に会った私の友達の名前や去年会いに行った日にちまで覚えていて、ビックリする事が度々。会いに行った事をとても喜んで下さって、辿り着くまで本当に色々と不安だったけど、行けて良かったとしみじみ思ってしまった。一緒にお散歩して、夕食を一緒に頂いて帰って来ました。

今でもおきれいで、溌剌としていらして、とても明るくて、そして何事も感謝の気持ちで受け止めている事が本当に素晴らしい。この先生と出逢えた事、そして今でもお付き合い出来ている事に本当に感謝です。

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