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アメリカの夏:ニューヨーク:生活の一部

メトロポリアン・ミュージアムに通って、凄く目についたのが子供の多さ。夏休み、という事もあったと思うが、とても小さな子供が多かったのに驚いた。子供が自由に展示物の中を泳いでいて、目に止まるものがあると、親がそこに歩み寄って色々と懇切丁寧に説明したり、気付いた事に目を向けるようにしたり。MetKids_resize.jpg子供達も無理矢理見せられている感が無く、自分の興味のあるものの前に行くと、本当に興味津々で見入っていました。

今回会ったアメリカ人の友人にその話をしたら、やはり子供が小さいうちからしょっ中、メトロポリアン・ミュージアムには連れて行っていたよう。とにかく時間を短く、見たいものを探させて、そして、最後にエジプト展示場の池にお願いごとをするためにコインを投げ入れると云うような、楽しみを作ってあげる事が大事と云っていた。今では大人になったその子供はやはりメトロポリアン・ミュージアムが大好きでよく行くそう。

ミュージアムに行った帰りに立ち寄った近くの素敵なブティックの店員さんも、私が持っていたミュージアム・ショップの紙袋を見ると「メットに行って来たの?」と訊かれ、「僕もお昼休みによく行くんだ。あそこは美しいものがたくさんあって、本当に楽しいよね!」と云っていた。

本当に超一流の世界的名品が共有されて、生活の一部になっているニューヨークは凄いと思う。

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