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アメリカの夏:ニューヨーク:好奇心

今回のニューヨーク滞在中はあまり多くの友人達に会う事は出来なかったが、ひさ〜しぶりに会えた友人が一人。JayBook_resize.jpg私がまだ十代の頃にあるプロジェクトで日本に来て、うちに滞在したカメラマンさん。いつもタイミングがなかなか合わなくて、この30年間でその後に会えたのは今回を含めて2回。実に15年に一回くらいの割合でしか会えていない(笑)。それでも、何かとても深い所でつながっている気がします。

今回も13年振り。もともと銀行だったところが自宅兼ギャラリーで、とてつもない建物に住んでいる。セミナーもそこでやっているという事で、色々と説明しながら案内してくれました。

写真の道に進む人に「この道は本当に孤独な道で道しるべも何もないから自分で道を探すしかない。でも、良い作品が出来た時に本当に幸せがある。」と云うそう。音楽も同じだな〜と思う。

そして、女優さんを撮っていた時にその女優さんが俳優として一番大切な事は何だったって云ったと思う?と訊かれて内心すぐに「愛」と思っちゃったのだが、答えは「好奇心」だったそう。「写真も同じだよ」と云っていた。音楽はどうかな〜...。好奇心も大切だけど、私にとっては一番大切な事ではないような気がする。

巨大な家(アンディー・ウオーホールのファクトリーより大きい気が...!)を案内してくれた後に、外に食事に出掛けたのだが、Jay_resize.jpgやはりカメラを持っていて、何かを見付けると興奮して写真を撮っていた。本当に少年のように駆け寄って、急に生き生きしだすから驚いた。80歳を超えても、自分が一生仕事にして来た事にワクワク出来るって云うのは本当に素晴らしい。

              
              戸締まりも大変!→

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